宙は春へと向かう・・・
夕べみずがき湖の仕事を終え、自宅で夕飯を食べるころ、星が瞬いているのを見てしまい、無理してでも撮りたくなって・・でもまだシイタケの収穫もあるし、懐中電灯でシイタケを収穫し、パック詰め、一目散に部屋に戻りジャンパーを着ていざみずがき湖へ向かった。
二月はじめとしてはかなり気温は高く、望遠鏡のセッティングも楽にできる。カメラのバッテリーを充電しながら、撮影対象を考えて、効率よく撮影しようと頭の中は星図でいっぱいになった。
時間はすでに23時を過ぎていて気持ちが焦ってきた。
東のテラスに出ると、宙は良く晴れていて、北斗七星が高くなっている、ただ少々霞んだ感じの春の宙。
春にはやはり銀河系の窓からのぞく遠宇宙を撮りたい。
私の赤道儀は自動導入がつかないので、エア天馬でキュイーンーと手で動かし導入する。簡単ではない導入なので、撮るときはかなり念入りに星図を頭にインプットしている。
でも、この夜も別物の天体や、疑似小宇宙をいくつも撮影してしまう事になるのだが・・・。
こうして、春の夜中の天体撮影が始まったのです。