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みずがきの森から

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 山梨県北杜市須玉町   田舎暮らしのブログ

北天の銀河群・・・

今月8日の未明、0度ほどに冷え込んできたがそれでも暖かく感じる。刻々と変化を見せるカタリナ彗星を待ちながら二台の望遠鏡を駆動させ片方で試写、片方は極軸の追い込みと暗闇を慌ただしく動いている。私の天体撮影はいまだに手動導入、ノータッチガイドと古き良き時代の天文を引きずったまま。だから特に極軸にはこだわりがある。
色々試してみると完全ではないものの160J架台の1500㎜搭載で180秒までノータッチガイド出来るようになっている。
宙は風も無く満天のきらめき、音も無い・・。宙で迷子になりそうな魅惑の星空が広がる。長く暗闇にいるため目が慣れ星の数も増え、暗い天体も見えるようになっている。いつものように5㎝の双眼鏡を構えおおくま座あたりを見つめた。この時の候補はM106かM94、まずば探しやすそうな106を見つけようと微光星を辿る。暗闇になれた私の目はその位置を容易く探すことが出来た。ただ取り付けたカメラのファインダーでは詳しい構図が決められず、やむなくボディーを取り外しアイピースを付けた。M106の近くには小さな銀河がいくつかあることは知っていたのであえて106を視野の端に置いた。
b0100253_22454028.jpg
モニターに上がった画像に驚いた、いくつかあるという小銀河は実は沢山ありここにもそこにもある、こういう領域はまさしく宇宙空間的で大好きだ。そしてリモコンをセットし本撮影に入った。しばらくは機械任せ、室内に戻り夜食を食べ星図を眺めて過ごしていた。

・・・この夜いろんな天体を撮影したものの三連休など多忙になり今になってようやく画像処理に取り掛かった。写真はM106と周辺の銀河群、BKP300 ISO2000、180秒×20コマコンポジット。
SI PSなどで調整。
実は先日からコンポジットなど始めたものの上手く合わずこれが4度目のコンポジット、20コマ一気に合わせるためには基準点は2つ決めた方が上手くいくことが分かった。
大きな銀河M106だが、もう少し淡いところや細部が出てくると思ったのだが、私の腕ではこんなもん。
・・・宙はいまだに美しくもうすぐカタリナ彗星が上がるころ。疲れと眠気と闘いながらも私の目は星の光を欲しがっていた。
by phyton_info | 2016-01-11 23:05 | 宇宙 | Comments(0)