ブログトップ

みずがきの森から

phyton.exblog.jp

 山梨県北杜市須玉町   田舎暮らしのブログ

疎かにできないM42・・・

ヒーターを巻いたウオームホイールは微かに暖かく、クランプを緩めた赤道儀の両軸はは前回ほど重くない。これなら追いかけるか?ニコンの望遠レンズから気を移し、今度は30センチ反射で撮影してみることにした。春の銀河にはまだ早く、かといってどうしても撮りたい対象は特に出ていない時間帯。ちょうどオリオンが子午線を超えようとしていた。オリオンといえばM42だが、今までに何度撮ったことかこの星雲、写りが良いから余計に難しい天体だ。色々悩みながらあっちを見たりこっちを見たり・・、でもガイドの様子を見るのには良いのかもしれないと、M42を導入した。よくよく考えたら、30センチのフルサイズで撮ったことは無い。ということは色々試すのにはうってつけという事か。
今回はピント合わせの方が先、PCにバーチノフのパターンを映し、微妙に減速ギアを回した。いつもよりは雑なピント合わせだが今回はこれで良しとした。ただ今までと違うのは、よく見かける多段階露出を試みたこと。その成果ははたして出るのだろうか?
b0100253_19192840.jpg
BKP300+EOS6D、iso1250、630秒×6、120秒×5、30秒×5、10秒×5 を加算平均コンポジット。あれーっ?どこかで何か間違えたか?特にどうということは無いオリオン星雲が出来上がった。とらぺじぅむ付近は見事につぶれ、細かいディテールも浮かんでこない。ただ、ガイドはわりとうまくいっていたので、ヒーターの効果はあったようだ。追尾が復活したことで気を良くし、次なる天体を目視で探し始め、その配列を星図で確認した。
宙は抜群、風もない、下がり続けていた気温もこれ以上下がらない氷点下6度ほど。二台のカメラのバッテリーを取り換え撮影を続ける。こんな夜中のテラスで一人星を眺めて一喜一憂する、天文ファーストの夜はまだ長い。
by phyton_info | 2017-01-30 19:30 | 宇宙 | Comments(0)