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みずがきの森から

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 山梨県北杜市須玉町   田舎暮らしのブログ

深宇宙に浮かぶM100銀河・・・

先日3日の節分の日は、みずがき天文愛好会の例会が開かれ、積雪の中大勢の参加者で賑やかに活発に交流や勉強会をすることが出来た。皆の熱心さにまた皆が意欲に燃える愛好会の姿がそこにあった。
その勉強会の中で冷却CMOSの撮影法などの説明をしていた時、思わぬ発見をした。なんと、先月14日夜に撮影したときの天体データがまだあったのだ。あの夜は欲張るのをやめて冷却CMOS一本に絞っていたため、さくさくと事は進み、色々な天体に望遠鏡を向けていたという事か?自分でも撮った記憶が殆どない。その天体は、M100だ。深宇宙に浮かぶフェイスオンの銀河がとてもカッコいいのだ。その距離はなんと6000万光年だという。昔フィルムで撮っていた時はこんな風には写せなかった。
深宇宙に浮かぶM100銀河・・・_b0100253_20314712.jpg
BKP300 F5
タカハシシステム160J架台 PHDオートガイド
ASI1600MMC マイナス30度C
ゲイン300
L120秒×10
R120秒×2
G120秒×2
B120秒×2
ステライメージ7及びステライメージ8、Photoshopエレメンツで画像処理

淡い銀河の腕を持ち上げるとバルジは白飛びしてしまうが、このくらいで良いだろうとした。
カラー調整でもう少しHⅡ領域や、腕のブルーを出したいのだがやっているうちに良くわからず疲れてしまった。M100の周辺にいくつも浮かぶ小さな系外銀河が更なる深宇宙感を誘い大好きな銀河10選の一つだ。
私が使っているASI1600MMCカメラは使用している人が増え良いも悪いもいろいろな情報が出てきた、使用してみてまだまだ良いか否かは殆どわからず、現状ではこんなものだろう、なれて上手くなればもっと細部をもっと淡いところをと写せるようになるのかもしれないと期待しているところだ。

by phyton_info | 2018-02-05 20:47 | 宇宙 | Comments(0)

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