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みずがきの森から

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 山梨県北杜市須玉町   田舎暮らしのブログ

カテゴリ:宇宙( 338 )

天気が怪しいぞ・・?雪マークも付いていて、昼過ぎから降るという。まだ天気の良かった昨夜は東京から参加のご家族の星空教室を行った。半月下、月の表面やオリオン座、おおいぬ座などを観測し、すごく寒いテラスで一生懸命説明を聞いてくれていた。そしてゲストのD君がピアノを生演奏してくれ、星空のコンサートとなった。みな大いに喜んでくれて、私も見上げてごらん夜の星を、をリクエストした。
さて、今日の天体写真は、3日の夜撮影のしし座の系外銀河群、あまり撮ったことのない銀河がどんなふうに写るだろうかと期待して撮影した。
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フルサイズカメラでは写野が広く、幾つもの銀河が飛び込んできた、小さいながらも複数の銀河が集まる様子は大好きな構図だ。画像処理がへたくそなので、むらが出来てしまったが今回はここまで、またゆっくりと再処理、再々処理としよう。
この銀河群を撮り終えてもむまだ暗闇の時間はたっぷりとあった、次に何を撮ろうか・・?しかし眠気もいよいよやってくるのだ。
by phyton_info | 2017-01-08 11:44 | 宇宙 | Comments(0)
年末年始を出来る限り天文で明け暮れるぞ・・なんて計画し、その通り何日かを撮影に充てることが出来た。暖かく過ごせた正月気分もそろそろ終わり、明日からはビジターセンターの新年営業となる。
ここ一年は新しい機材をいくつも投入し、活気ある天文年となるはずだったが、何度となく機材のトラブルに見舞われ、先日ようやく安定運用が見えてきたころだ。
そして3日の夜には気合も入れてしぶんぎ座流星群を観測するべく二階のテラスで撮影を始めていた。
それが極大のころになっても一向に流星は飛ばない、これは不発だな・・と、それでもカメラは星空を追尾し続けていた。
南西の空には綺麗な冬の星座が輝き、冬のダイヤモンドを構図に入れ撮影を続けていた。
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ソフトフィルターを使っているため星が大きく写り星座の形はわかりやすい。この写野を大きな流星が横切る?・・はずだったのに、今年は全くダメ、数年前のしぶんぎ群はビシバシと流れていたのでそれを思うと寂しい流星観測となった。結局この夜の群流星は数個しか見られなかった。だったら直焦点撮影を頑張ろうと、この後春の宇宙の窓からディープスカイへと旅することになる。
by phyton_info | 2017-01-06 21:07 | 宇宙 | Comments(0)
しぶんぎ群を観測しながらE-ZEUSを調整し、あわよくば銀河の撮影をしようかと向かったみずがき湖ビジターセンターで、東の星座撮影をしながらテストを繰り返していた。西の空にはまだ細い月が残り、ディープスカイ撮影はまだできないだろうと暗くなるのを待っていた。すると近くの観測所に来ていた宙友のKさんが遊びに来てくれて、機材のことやピントの話など、宙話をしながら撮影に向けた作業は進んだ。この夜のメインは系外銀河と決めていて、前半のオリオンや馬頭星雲はどうでもいいや、なんて話をしたのだが、春の銀河が昇るにはまだ早い、でも何かを導入して試写してみないと機材の調子がわからないので、やはりオリオンか?馬頭か?で、馬頭星雲を撮影することにした。何度も何度も撮影している馬頭星雲だが、私にとっては凄く難しい対象で、アルニタクをおとなしくさせるのがいつも上手くできない。
構図をとるのにもカメラの回転は必須で、するとピントもずれてしまう・・・。そこで初めに馬頭星雲でカメラ構図をとってから、ちかくの恒星でピント合わせをし、再び馬頭星雲に戻す、という手法をとってみた。宙友と楽しい話しをしながら、長時間の露光が出来た。
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BKP300+EOS6D改、iso1250にて360秒×19コマコンポジット、ステライメージ、フォトショップエレメンツなどで調整。.天文談義のと晴れの空のおかげで長時間露光となり馬頭の西側領域の淡い星雲のようすまで浮き上がってきた。いつも適当、いい加減のダーク、フラットも今回はしっかり撮っていた。処理を始めて間もないころすでに燃える木星雲の微細構造が見えていたので喜んで深みに入りややこねくり回してしまった。最後に荒れてしまったバックグラウンドをごまかして目立たなくした。
1500㎜の焦点距離なのにフルサイズカメラだとこんなに広い画角が得られ、6Dを購入して良かったと思った。この画角を見ているであろう天文のKさんや他の方もきっと買ってしまうだろうというカメラだ。
・・・もう夜も遅くなってきた、BKP300の横ではやはりBKP250の背中におんぶされたカメラが流星をとらえるべく速いペースでシャッターを切っている、しかし一向にそれらしき流星は流れてくれない。どうなっているのか?仕方なく再びBKP300に取り組み次なる天体を探し始めていた。東の空にしし座が見えていた。
by phyton_info | 2017-01-05 19:53 | 宇宙 | Comments(0)
正月からいい天気が続き昼間は暖かく活動しやすい。この正月は家族や友人に「星空三昧にする」と伝えてあり、それで元旦から無理やりの撮影となった。撮影の疲れがようやくとれた昨日の夕方、夜に備えて夜食を買い込み、18時頃みずがき湖へと到着した。実はこの夜に備え元旦から望遠鏡を出しッパにしてあったのだ。そんなことで準備は簡単、コード類をパソコンにつなぎ、カメラを取り付けものの15分ほどでスタンバイOK。でもまだ月が残り直焦点撮影には向かない、月?よく見ると明るい金星がすぐ近くにあり、目を凝らすと月のすぐ西に火星もくっ付いているではないか。上手く撮れるだろうか?そちらにカメラを向け撮影を試みた。
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綺麗な月と惑星のランデブーはしばらく目を楽しませてくれた。この写真を撮ったのはEOS7D、そうこの夜はしぶんぎ座流星群の極大日、7Dで流れ星を撮ってやろうと6Dと合わせ二台体制の夜なのだ。星野写真はあまり撮ってないので上手く撮れるか不安だったが、ソフトフィルターと組み合わせ星座の形と星の色を上手く出したいと月の遠い南東の方向から撮影が始まった。
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目で見ても賑やかな冬の星座は写真にとると一層賑やかに見えてくる。ベテルギウスやアルデバラン、M42などは赤く写り、IR改造機ならではの色だ。カメラは25センチ反赤の背中にセットし追尾しながらポチポチと枚数を重ねていく、流星群のピークまではまだ4時間ほど前の事だ。果たして沢山飛び交う流れ星は見られるのだろうか?心躍らせながら星空の元、撮影天体のリストアップが始まった。
by phyton_info | 2017-01-04 20:16 | 宇宙 | Comments(0)
ついに年が明け2017年がやってきました、どうぞ今年もよろしくお願いします。
そしてこの正月はなんと暖かな事か・・、我が家の庭に出ているとぽかぽかしてダウンなんていらないような暖かさ。それに天気も抜群に良く数日前から夜には綺麗な星空が誘いをかけていました。ほんとは昨年末から年越しで天文三昧を・・と思っていたのですが、修理に出していたE-ZEUSがなかなか届かず、この新月期も撮影は無理かなと思っていました。
ところが昨日の元旦、宅配業者から荷物が届き、いてもたってもいられず夕飯を済ませるとみずがき湖に向かったのです。
GPVでは夜半には薄雲がかかる予報なので前半にさくさくと撮影しようと意気込んでいましたが、一旦ばらしたメインの30センチ赤道儀を組みなおしE-ZEUSを取り付けるまでに4時間も掛かってしまいました。それもそのはず、暗いテラスにヘッドライトを頼りに組み上げるのですからネジを落としたり、順番を間違えたり・・。おおよそ組みあがった22時頃にはそれまで気が付かなかった上空の星空が見事に広がっています。
・・・ポルクスを導入しピントを合わせようとしたところ、星がモニター上で移動していくのです。???・・。追尾していない?ギアの空回りかと思い、再びモーターを外し締め付けます。そして再トライ、おや?やはり星が動いていく・・。星空の下でライトをつけてこれら問題と格闘することもう6時間が経過していました。こういう場合人生において男は諦めが肝心・・などと中学の先生の言葉・・でも少しは成長したらしい私の脳裏にはテレビでよく見る決してあきらめないエンジニアや職人、アスリートなどなどのドキュメントが浮かび続け、ついに原因を突き止めました。E-ZEUS基盤のスイッチが逆転していたのです。なのでポルクスは足早にモニターから消えたのです。
もう夜中です、これから撮るべきか、明日の仕事のため練るべきか・・夜食を食べながら考えましたが、一天体だけでも、試写程度でも何か成果を残そうと再び雪だるまのように着込んでテラスに立ち、天体を物色しました。
南には魅惑のオリオンや馬頭が誘うのですが、新春、初春、なので春といえば銀河でしょと北天の銀河M81,82を撮影することにしました。
少し前にBKP300とEOS6Dの組み合わせは案外広写野だという例を載せましたが、そこで81.82のさらに横に位置するNGC3077まで入れてみました。広写野だと銀河などがいっぺんに沢山同一写野に入るので賑やかで見栄えがすると思いました。
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BKP300+EOS6D(改)
360秒×12コマ、PHD2によるオートガイド、SI、PS、へたくそなフラット。
撮影中は時々確認に出る以外は室内でテレビを見ていましたが正月特番でよく意味の分からない番組でした。深夜2時頃には眠くて眠くて機材の電源だけ落として眠りにつきました、しばらくは晴れの天気だということで、今夜も機材たちは星空の元私抜きで空を見つめています。
晴れの正月に、元旦から天体撮影が出来て良かったと、また一年頑張ろうと星空に誓いました。
by phyton_info | 2017-01-02 21:31 | 宇宙 | Comments(2)
昨夜観測所のKさんが来るという連絡でポタ赤を担いで観測所に行ってきた。新月期の年末だがなかなか時間が取れなくて、そしてまだE-ZEUSも戻ってこないのでこの夜はEOS6Dにニコンの28㎜レンズをくっつけて星野写真を撮ってみた。
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ビクセンの古いポタ赤には2年前の電池が残っていて、スイッチを入れたら動くではないか・・恐るべし。ポタ赤は背が低いので極軸合わせが難しい、ならば真ん中におけ。キャノンフルサイズとニコン広角レンズの組み合わせは思いのほか広写野で鋭い星像なのだが、ソフト系のフィルターを使った方がいいと思った。東の低空が明るいのは東京方面の光害なのか?
リモコンが撮影を終了しても、まだKさんと楽しく星話しが続き、ちょこっと星野写真はこの構図一点となった。難しいね星野写真。
2016年が終わろうとしている、寂しい。
by phyton_info | 2016-12-29 15:37 | 宇宙 | Comments(0)
暖かさが続いていたものの今日からは冬らしい引き締まった空気が美味しく感じられた。      昨夜は年配ご夫婦の星空教室を開催し、予想に反してとても綺麗な星空の元、金星や火星、アンドロメダなど沢山の天体を紹介出来た。終了したのが20時頃なので、体力が余れば天体撮影を・・と目論んでいたが結局お腹が減って帰宅となった。
でも明るいうちに南の曇り空を利用してBKP250のフラットを撮って何点かのコンポフラットを仕上げてあった。
先日の21日の晩、少しだけ撮影してくると出かけ、前回のアンドロメダに続き、定番?のオリオン星雲も撮っていた。しかし画像処理はまたまた上手くいかず、ステライメージの周辺減光調整ではおかしな画像になってしまい、ようやくでフラットショットを撮ったのだ。日頃の撮影からこういうことはしっかり押さえてやっておかねばいけないと思いつつ、疲れの方が上まり先延ばしのいいかげんになってしまう。
しかし、せっかく撮ったフラットをオリオンに適用したもののちょっと合わず。他にも撮ってあるがまだ進まずのオリオン星雲がこれ。
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BKP250/F4、ISO1250.210秒×14ショット。せっかく淡い部分を浮かび上がらせてきたのにフラットが合わず、オーバー気味の部分を抑えてなんとなくみられるようにしたもの。嬉しかったのはこの画角、1000㎜なのにこの広い写野が得られるのに驚いた。結論は・・もっと丁寧にやらなきゃだめだね。

・・さて年末年始は天文家のためにあるような新月期が続く、新年3日にはしぶんぎ座流星群も、私は今年喪中なので長い正月休みを予定している。なので星の時間もたっぷりとるつもり、この正月近辺で撮影や観測を予定している方、是非私にも声かけてください。
by phyton_info | 2016-12-24 21:21 | 宇宙 | Comments(0)
暖かな日が続くこの頃、山で薪を切ったりするのも楽しくなる。年寄り犬のアキレスは車から降りたくなくて荷台に乗ったままチエンソーのエンジン音を聞いていた。少しの時間だがポカポカした山の平地で沢山の丸太を玉ぎった。
・・・午後になりビジターセンターでPCを開き何気なく?アストロGPVを見ると夜の前半は晴れるようだ、そしたらそわそわが始まった。
メインの30センチはE-ZEUSが修理中なので、横のBKP250を久しぶりに動かしてみようか・・なんて、勝手に卓上で夜の計画を立てだしていた。夕方になりきのこを収穫するため一旦自宅方向へと帰り、出来るだけの仕事をこなして家族に夜の計画を話しOK。
・・・再びみずがき湖に来たのが18時頃、空を見ると星が沢山光っている。今日は冬至、本来なら朝までたっぷりと撮影したいところだが夜半には帰宅すると約束したので大急ぎで観測所を開いた。BKP250には自動導入もオートガイドも付いていないので、ポールマスターを使いかなり入念に極軸を調整した。今までと違うのはカメラが新しいEOS6Dを搭載してみること。
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ISO1600、210秒×11コマコンポジット。何度も撮影してきたアンドロメダだが、私にとっては手ごわい天体。総露出がまだまだ足りないようだ。しかし6Dフルサイズの広い画角には嬉しくなる。1000㎜の焦点距離ながらアンドロメダがすっぽり収まる。ガイドの方は極軸が良いため良好だ、それに今回からバーチノフマスクでのピント合わせにぴんたんさんのピントエイドを使ってみたが、これが凄く良い。
外の気温は0度ほど、特に寒くもなく順調に撮影は続いていく。
by phyton_info | 2016-12-22 10:08 | 宇宙 | Comments(0)
毎日氷点下の寒さが続き、地面も犬の水入れもガチガチに凍りついている。冬は比較的時間に余裕が持てる・・と思っていたのに、何かやりだしてもすぐに日暮れとなり進まぬ仕事にいら立ったりもする。
ただ日が暮れると夜は長いので、そんな時間を好きな天文に振り分けようと、カメラや三脚を持ち帰り、自宅の周りでセットし、夕飯の間に撮影するなんてことを思いついた。今夜はその第一弾。
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私の住む集落は少子高齢化のお手本のような地域。人より猿やシカの方がはるかに多い、そんな環境なので星空はこの通り贅沢な星空。一段上のシイタケハウス横から北天を撮影した。・・・もう少し広いレンズが欲しいと感じる。
普段の天体撮影はみずがき湖ビジターセンターの観測所で撮影しているが、半径10キロくらいは抜群の星空なので、忙しい中でも気軽に沢山の星空を記録していこうと考え、月が昇る前の短時間にももひきでうろつき撮ったのだ。誰もいなくてよかった、でも寒かった。
by phyton_info | 2016-12-17 21:12 | 宇宙 | Comments(0)
3日の晩、届いたばかりのEOS6D改で画角を見るために撮影したすばる。ずはるは古くからの日本名で、小さな宝石を糸で結ぶ・・というような意味があるらしい。今まで色んな望遠鏡で何度も何度も撮影してきたすばるだが、フルサイズカメラでの撮影は初めての事。前回一枚物を調整した画像を載せたが、今回少しばかりの時間に(あわてて)11コマをコンポジッとしてみた
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。画像処理しているうちに、あれっ?すばるはどんなだっけ?と深みにはまっていきそうなところを抑えて調整した。途中フラットが効きすぎたり、サイズが違ったりで、やり直したが結局ダークもフラットも適用しなかった。肉眼で見ても望遠鏡で見ても美しいすばるだが、なかなかお気に入りの写真にはまだ遠いと感じた。星空の夜には沢山の天文家が撮影に来るみずがき湖、皆遠くから重たい機材を積んでやってくる。しかし私はその星空の元に住まい、頑張ればいつでも撮影できる環境だ。何だか多忙になってしまいいつでもとはいかないが、大型の機材でなくても出来るときにシンプルなシステムで星空を記録し表現もしていきたいと思うようになった。
by phyton_info | 2016-12-09 22:32 | 宇宙 | Comments(2)