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みずがきの森から

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 山梨県北杜市須玉町   田舎暮らしのブログ

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そう、予想道理私は日曜の夜、夕食を済ませて再びみずがき湖へと向かった。この夜は絶好の星空日和、全国的に夜空へと漕ぎ出した天文ファンも多いはず。
私もみずがき湖の星空を独り占めしていた。はじめのうちはビジターセンター二階のテラスに25センチを組み立てあれこれ試写をしながら撮るべき天体を吟味していたのだが、途中思い立ち、みずがき湖の星景写真も撮りたいと、カメラを持ち湖畔へと向かった。
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鹿鳴峡大橋を入れた写真を撮りたいのだが、これがまたなかなか難しい。一応ポタ赤は持ってきていて、きわどい石崖の上に組立て極軸を簡易的に合わせるものの、場所が悪く途中何度もガクッと傾きひやひやしながら撮影を続けた。どんなもんだろーとソフトフィルターも付けて撮るもいまいちパッとしない。
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こんどはフィルターを外して撮る、こっちの方がシャープで良いのかな・・などと試行錯誤するも、撮影の数分を待つのがなんだか持て余してしまい、構図を探るときの姿勢の悪さもあって途中で断念した。
私には直焦点撮影の方が楽だと思った。星景はとても難しい。ただ、この夜の宙は抜群でわりと暖か、好条件の中この後も撮影は続く。
by phyton_info | 2014-09-30 20:39 | 宇宙 | Comments(0)
もう限界かと思われるほどの眠気とだるさ・・でも何とか撮影しなきゃ・・。夜明けは近くみずがき山の方が少し明るくなってきた、しかしまだアルファルドも上らない。一体どこ?星の配列からM48を探し当てた、二等辺三角形を東に作り、逆頂点を凝視する・・ん?なんか見える、予想したより大分小さく暗い感じ。
でも撮影しなきゃ夜が明ける。
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時間はもうすぐ午前4時半、何コマ行けるか?2コマ目には薄明の影響が出始め、その後は次第に夜が明けた。眠気のためオオボケをかましながら何とか撮り終え、2コマをスタックしてみた。
開いた尾が印象的なパンスターズ彗星、ようやく捕えることが出来た。次の日も仕事、窓が明るくなり始めたころ深い眠りについた。
by phyton_info | 2014-09-29 16:24 | 宇宙 | Comments(0)
朝起きると良い天気、今日は忙しいぞ。ふと車のウインドを見ると昨日の噴火の火山灰か・・?うっすらと細かいものが着いていた。死者もでているようで今後とも心配される。
関東の南海上には台風も来ていて、お昼ころからみずがき湖でも強風が吹いた。天気は良い、お客さんも多い。特にお昼時は混雑して、オーダーを間違えぬよう小走りで対応した。
お客さんがすいた時間を見て、やりたかった作業を裏で始めた。
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赤道義に載せるプレートを銀色に塗った。このプレートは厚い鉄板で出来ていてかなり重い、中にはこのプレートに覚えのある方も見ているかも。
まだ未定だが、大きめの赤道義を導入した時、このプレートが使えるかもと、旧観測所から持ってきた。
星の写真を沢山飾っているためか、星や宇宙の質問や、望遠鏡の問い合わせが多い。宇宙は身近なもののはずだが、綺麗に見ようとすると案外難しいもの。
みずがき湖では肉眼でも数千個の星、ぼんやりした遠い銀河さえも見渡せる。秋も深まり、星や宇宙で非日常を味わってみませんか?

先に書いた噴火が早く収まる事を願うものだ。
by phyton_info | 2014-09-28 17:46 | 暮らし | Comments(0)
昼前、木曽の御嶽山が噴火、多数のけが人がいるとのこと。予報だと北杜市にも火山灰が降る可能性ありと。
次から次へと起こる事故事件災害、いつからこんなになった?自己警戒レベルの引き上げが必要かと。
・・・さて、昨夜、星空が広がるだろうと、星友の田中さんとビジターセンターに集合。なかなか取れない暑い雲に悩まされ、気が付くともう明け方。彗星出るかな?やっぱ東にも雲。

土曜だけど徹夜明けでみっちり仕事、きつかったけど何とか終了、収穫もあり。

明日の日曜も晴れそう、気温が高いようなので、ざるそば、ざるラーメン、食べに来てね。

気がかりな噴火はどうなるのか?注意はしておきたいこの頃。
by phyton_info | 2014-09-27 20:25 | 自然 | Comments(0)
昨日行方不明になっていたニャン。どこに行ってしまった?よそのうちに行ってるのか?猫の集会か?
とても心配していたが、秋晴れの今朝、出勤するとニャーっと声が聞こえた。良かった・・どこへ行ってたの?それは不明だが、今日の良い天気に誘われ、昼前から多めのお客様が来店、いつもとは少し違って落ち着かないニャンだが、次第にいつもの接客を始めた。

ニャンのおかげでお客様の滞在時間も長くなり、必然的に売り上げも上がる。ニャンに会いに来た、というニャン目的のお客様も四組ほど来店し、可愛がりながら写真を撮ったり、食事も土産も買ってくれて・・やはりニャンのおかげ。

・・なので今日は日当たりのよい窓辺にニャンのベッドを置き、ご満悦で寝ていることも。
動物を飼っていると、いつも気になったり旅行に行けなかったりと、大変なこともあるが、私の場合は持ちつ持たれつで、無くてはならない存在。

数年前から始まったニャンとの日常、どこかに行ったりしないでくれと願う。
by phyton_info | 2014-09-26 17:21 | | Comments(0)
意気込んで始めた天体撮影、どんどん時間が過ぎ薄明も近い、目標にしていた天体は大体撮ったし、体力も眠気も限界に近く、明け方に見えるというパンスターズ彗星まで持ちそうもない。残り少ない撮影時間、何を撮っておこうか?プレアデスも高くオリオンも見えている・・そのへんかな?と思いきや何とペルセウス座の二重星団へとなぜか望遠鏡を向かわせる。
何度か撮っているけどBKPは向けたことが無かった。疲れた体にはちょうどいい明るさと大きさ、カメラのファインダーでもその姿が良く見えていた。
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とても綺麗な星団、宝石を散りばめたように見える。ゆっくりと観望もしたいのだが時間もなく、なんたって寒い。撮影中はいつもの部屋でストーブとテレビ。気を抜くと一瞬で眠ってしまいそうなボーっとした頭を働かせようと彗星の位置を確認する。
二重星団が無事写っていることを確認して、パンスターズ彗星の方向を双眼鏡で探し始めたが、無い。
上がってないのか?暗いのか?小さいのか?・・・どうやら山が邪魔して見えないようだ。この辺が限界・・。
モーターの電源を抜いて部屋に戻り布団をかぶった。薄明の空に鹿が鳴いていた。
by phyton_info | 2014-09-25 18:06 | 宇宙 | Comments(0)
土曜日の夜中、正確には日曜の未明・・こんなに遅くまで撮ってて良いのだろうか?翌日は稼ぎ時の日曜、少しは寝ておかないと一日持たない・・なんて思い始めたころ、南のうお座のフォーマルハウトが高度を下げ、代わりにくじら座β星が南中している。
あれもこれも撮りたい私は暖かな部屋での休憩を切り上げ、再び星図片手にテラスに出ていた。何でこんなに焦る?もう秋だから夜も長いはず。
みずがき湖は増富地区の中でも視界の広い場所、しかも私が撮影する東テラスからは南の宙もよく見えている。多少の光害は感じながらも天体観測にはいろんな面で有利な場所だ。
気温は一ケタまで下がり手がかじかんできた。まさか霜なんて降りないよね・・・と思いつつ25センチを南の宙低い彫刻室座に向けた。目標はNGC253銀河。比較的明るく大きい系外銀河、メシエ天体に入っていないのがいつも不思議に思う。
接眼部が低く下を向いているため、コマコレごとカメラが落下しないようネジを強く締め撮影開始。
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BKP250 1000ミリ EM200 ノータッチガイド EOS7D 8コマコンポジット
この銀河は渦巻?不規則銀河?ちゃんと調べてないので今だわからず。でも写真にはよく写る天体だ。
撮影中に雲の帯が数十分横切り、薄くなっていたので再び追加でリモコンを押した。
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すこし拡大してみた。
銀河の中はかなり複雑な構造のようだ。南が開けているため見つけるのも撮影するのも比較的楽だ。
露出中にテラスを伝わってニャンがやってきた、暗闇の中でアストロ猫のよう。そろそろ体も頭もくたくただ、眠いし寒いし・・・そうだ部屋に行ってお茶しよう。またまた楽ちんな方へ傾き、座布団の上でゴロゴロし始めた。オリオンが上っている頃、外に行こうかどうしようか?もう少しストーブにあたって体を温めよう。
夜明けは近い、でもまだあれも撮りたいこれも撮りたい・・腰はもっと痛い。
by phyton_info | 2014-09-24 21:40 | 宇宙 | Comments(0)
久しぶりの天体撮影は順調に進み、次は何を撮ろうか・・?と星空を眺め、そんなに欲張らなくても良いのに私はどうしてもあれこれ撮りたくなってしまう。
宙の状態はとてもいい、夏の銀河は西に大きく傾き、カシオペアも西に移動し始めた。何を撮ろうか・・?何だか時間が無いような気がしてならず、星図を見入っていた。
確かカシオペアにバブル星雲(しゃぼん玉星雲)とかいうのがあるはず。肉眼では見えないと聞いていて、それならすぐ近くの散開星団M52を入れれば同写野に収まるはず。さっそくM52を探すもののこれが難物、かなり暗く小さい、ファインダーでようやく突き止めたものの5センチでは小さな星雲状だ。これなんだろうな・・・と露出を始める。
ビューが終わると写野に赤い小さなバブルがあるのが確認できた。ここだ!と、両天体が収まるようコントローラを微妙に操作し、構図が決まった。
あとはリモコン任せ、部屋に戻りストーブにあたりながらテレビを見る、お腹も減った、厨房で簡単な夜食を作り腹ごしらえ。極楽な天体撮影は何だか同業者に申し訳ないほどだ。
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今日になりようやく画像処理に掛ったものの、難しい。画面左上の赤い星雲の一部がバブル(シャボン玉)に見えるだろうか?・・・もう少し上手く出来ると思ったのに、難しい。しかも拡大トリミングした画像がどこかに飛んでしまって見つからない。
今回はこれで力尽き。奥の深いものだ。
日本列島には台風16号が接近していて、明日は雨になるよう。台風が過ぎたら再び星空の下に立ちたいものだ。
by phyton_info | 2014-09-23 21:37 | 宇宙 | Comments(0)
土曜の晩、どうしても撮影をしたくて次の日の仕事がきついのも承知でテラスに望遠鏡を組み立てていた。撮りたい天体はいろいろあって、何から撮ろうかと頭の中でぐるぐる考えて、まずはアンドロメダを撮ってみた。宙の状態がとてもよく、アンドロメダもよく写り、気を良くしながら次なる対象天体NGC891を探し始めた。
891もアンドロメダ座にあり、微光星をたどれば容易に導入できると思っていた。探し始めてからすでに15分が過ぎ、一向に891を捕えることが出来ない。ファインダー内の微光星を辿り、その配列から主鏡にも入っているはずなのだが眼視で確認できない。場所が違うのか・・?目を凝らして何度もチャレンジするがやはり見えない。
半分諦めていたとき、30年前にこの天体を撮影した時の事を思い出し、891はとても淡くもしかしたら目に見えていないだけで、写野には入っているのかも・・・。そこでISO6400に上げ20秒の露出をしてみた。
なんだー、ど真ん中じゃん。
ようやく本撮影に取り掛かった。
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エッジオンタイプの銀河891は中央に暗黒帯が横切りすごくカッコいい銀河だ。今回は180秒を10コマ撮り、うち8コマをコンポジットした。少し強く処理したため暗国体が崩れてしまった感がある。すごく懐かしい感じがして、30年前に撮影した時の記憶がよみがえっていた。
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大きくトリミングしてみた。やっぱりカッコいい銀河系外宇宙だ。無理してでも撮りに来て良かった。とはいえ私の自宅は10分のところ、遠くから暗い空を求めて遠征に来る天文家には申し訳ないほどの環境下。
よし、このまま朝まで撮ってやろう、一ケタまで冷え込んできた星空の元でテラスに寝転がり肩肘ついて星図を見始める。
何度も大きな流星が飛ぶなか、星空三昧が続くのだ。
by phyton_info | 2014-09-22 20:25 | 宇宙 | Comments(0)
実は昨夜から天体写真を撮っていました。昨日夕方、店を閉めようとあちこちの確認をしながらふと空を見ると、なんと西の空から天頂まできれいに晴れていて、うずうずしていた写真心が燃えてきました。
ビジターセンターを閉めて自宅に着替えをとりに帰り、ジャンパーやオーバーズボンをもち再び夜のビジターセンターにやってきました。
気温がどんどん下がり、真冬の格好をしながら望遠鏡を組み立てました。宙は晴れ、夏の銀河も濃く見えています。
はやる気持ちを抑えながら望遠鏡を振り始めました。ここ何日か、今度撮りたい天体をピックアップし、撮影順を頭の中でシミュレーションもしていて、この夜主鏡はアンドロメダ大銀河を捕えていました。
素手で操作する望遠鏡はとても冷たくて、目からも涙がにじみ、今夜の寒さを物語ります。
アンドロメダは1000ミリでははみ出してしまうため、バルジから片方をピックアップすることにしました。
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撮影はBKP250
F4 EOS7D 高橋EM200 180s 4コマ  ノータッチガイド

アンドロメダはこれまで幾度となくいろんな望遠鏡で撮っていますが、こんな半分のクローズアップも宇宙感あっていいかなと思います。

実はこの構図、PCでたまに見ているまるこうさんという方の構図を参考にさせていただきました。
撮影中も気温がぐんぐん下がっていき、霜でも降りるんじゃないかと思わせるほどでした。
・・この後も撮影は続き、秋のおとなしめな星座の間をファインダーで探っていきます。
時々テラスの床に寝転がり双眼鏡で星々をのぞきながら貴重な晴れ、しかし土曜日という微妙な設定下、悪戦苦闘の幕が開きました。
by phyton_info | 2014-09-21 21:17 | 宇宙 | Comments(0)