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みずがきの森から

phyton.exblog.jp

 山梨県北杜市須玉町   田舎暮らしのブログ

今夜、外は久しぶりの雪となっていて、もう庭は白くなっている。

雪が積もると何かすべてが静止、ストップするような感覚があり、気持ちが焦らなくていいし諦めもつく。

今月は元旦から天文ずくめで、特に新月期の間は徹夜の観測と昼間の仕事でかなりヘロヘロとなり、もう星は沢山だ・・、という感じにさえなった。7,8日には役所方々と星空天体観望し、星空と観光について考える機会が有ったり、先日は地元の星の会「星見里の会」主催の市民星空講演会に呼んでもらい、1時間半ほど北杜市やみずがきの星や天体についてお話させてもらった。

コロナ化なので感染予防をしっかりし、換気のため室内は室外と変わらない寒さで、なかなか良いねーって感じで、天体観測時みたいになっていた。皆さんに良くしてもらったり、参加者から拍手ももらい楽しく星の話をさせてもらった。

それらの際、解説用の天体動画や、スライドの作成などもしてたので、そうしたことの勉強にもなった、正しく天文月間だった。

そんなこんなで月日の流れは早く、もう1月下旬に突入。

次の新月期も近いので、天体撮影の新しいシステムを構築しようと時々観測所に上がり準備を進めている。
システムの構築とみずがき湖全面結氷へ・・・_b0100253_20050910.jpg
それで少し前にこんなCMOSカメラを購入している、6角形のフォルムはなかなかカッコいい、モノクロでガイドカメラとして使用する予定だ。今までに何度となくガイドシステムをオフアキで運用しようと試みて、パーツをそろえていたのだけど、OAGの形状や接続方法で撮影カメラとの接触でピントが出せなかったり、この新しいガイドカメラとPHD2の接続で苦労したりで、三度のガイド鏡に戻したシステムで撮影を続けていた。

そして懲りずにまた別のOAGを見つけて、今度はどうだ?・・・と、少しずつ調整しているのだ。
システムの構築とみずがき湖全面結氷へ・・・_b0100253_20092827.jpg
このガイドカメラはシックなカラーのケースに入っていて高級感がある、しかもブロアーが付属していて気が利いているなーという感じ、ここ数年でこうした機材があれよあれよと多数出現し、選択の幅が出来たのは嬉しいことだ。

そんな撮影機材の調整をしながらテラスの端に行くと眼下にみずがき湖が広がり、こちらもなかなか見事に凍り付いている。
システムの構築とみずがき湖全面結氷へ・・・_b0100253_20182839.jpg
写真は何日か前のものだけど、今朝は一段と氷の面積が広がり、ほぼ全面が結氷していた。そこへ今夜の雪が降り、その雪が核となり一気に全面結氷する・・・と読んでいる。
システムの構築とみずがき湖全面結氷へ・・・_b0100253_20220642.jpg
氷の面積が増えるにつれ、マガモやオシドリたちの居所が狭くなり、今度は何処へ行くのだろう?

そうだ、明日もし時間のある方はみずがき湖に来てみないか? おそらく素晴らしい眺めとなっているはず、何年振りかの全面結氷・・・になっているかも。

・・・今年の冬は極寒なので、毎年今頃から始まるきのこの植菌も来月からに延期していて、なのでもう少し厳冬期の天体撮影を楽しむことが出来る。

寒さやコロナや厳冬期とあまりいい話はないけど、地域の古くから行事は細々と続いていて、先日は地区の道祖神祭りを行った。
システムの構築とみずがき湖全面結氷へ・・・_b0100253_20302589.jpg
地区の人口は激減していて、もはや限界を過ぎた集落だ、数人の当役でお札を作り道祖神に備え飾り付ける、この石の道祖神も軽く200年は経っているはず、前にはこれらの石碑や石仏に星の刻印などがないかと探したこともあるが、残念ながら見つかっていない。

2022年の始まりは星三昧で動き出し、撮影のほかライブスタックによる電子観望をしたり、それを動画として録画編集もしようと試みたり、ユーチューブにも色々アップしていこうとも考えている。

また、細々と営業しているビジターセンターは、土、日、月、木が営業している、星の事、観光の事、集落の事、農業の事、今後の作戦など・・・、お茶しながら話さないか。



# by phyton_info | 2022-01-23 20:51 | 自然 | Comments(0)
またまた寒気が下がってきて、ここ北杜市にも低温注意報が発令されている。朝晩はとても寒く色んなものがガチガチに凍り付く。
そして地球の南半球では大噴火が起こり日本にも津波が押し寄せた、いやなオミクロン株の拡大もあり国内で3万人を超える新規感染者も出た。

明るくないニュースの多さに気もめいりそうだ、そんな中明るい?ことも・・・、10日ほど前から苦しみながら作っている地域農業関係の書類が仕上がりそうだ・・。
「やったー」
辺りの自然では、みずがき湖が3年ぶりの全面結氷に向け、着実にその氷の面積を拡大しつつあり、寒さの中でそのことも楽しみの一つになっている。

こんなに寒けりゃ天体撮影時もカメラ冷却しなくていいのでは?とも思うし、上手く取り付けできないオフアキも他メーカーのOAGを取ってみたり、ガイドカメラを変えてみたり・・・と、あれこれ進化を続けている。

そんな昨今、この極寒ともいえる1月上旬に撮影していた天体、NGC3319を紹介する。
NGC3319.そして銀河団が・・・_b0100253_21091067.jpg
撮影はしたものの上手く処理出来ていないもので、諦めかけたけどなんとかモノにしてみた。

撮影はBKP250+ASI533MCpro、180秒を30コマ

おおくま座に位置するNGC3319は距離4600万光年、明るくはない系外銀河だけど、となりの30センチの撮影方向と被らない位置の天体を探していて、ここにたどり着き撮影してみたもの。

撮影しながら近く、左上のオレンジの恒星のすぐ先に小さな多数の光芒があることに気が付き、処理をしてみるとどうやら遥かかなたの銀河団らしいということで、調べてみると、Abell1056という銀河団との事、
NGC3319.そして銀河団が・・・_b0100253_21200957.jpg

こんな小さな光のシミが私にはグッと来てしまう、いつか見たウルトラディープフィールドのような映像が脳裏を動き、気が遠くなる、・・この気が遠くなるというような感覚が系外銀河のディープスカイの醍醐味か・・恐怖、畏怖・・に似た感覚? 変態ですかね。(脳震盪ちゃいます)

この銀河団には今後撮影対象として取り組んでいきたい。

今は極寒の一月中旬、もう少しで次の新月期がやってくる。

春にオバーホールしたオールド赤道儀は快調に動き、撮影ソフトの変更でCMOSのオートフォーカスも使えるようになった、もちろん欲張ればあれもこれも変えたいとこ

ろだけど、今の機材でかなりの深宇宙に迫れることも分かった、とても寒くてとても夜の長い今のうちに、チャレンジしてみたいことが沢山ある。

コロナも風邪も膝も腰も、ダイエットにも気を使いながら星空に繰り出そう。








# by phyton_info | 2022-01-18 21:32 | 宇宙 | Comments(0)
まさに撮り収めから初撮りまで何晩もの満天星の下で、思い切り星見や撮影に没頭していた前の新月期、テストも本撮影も、オフアキも新たなガイドソフトも、色々なことが試せ、へとへとになるまでやってすごく充実な年明け一月。

特に30センチニュートンとASI2600MCpに力を注ぎ、大好きな系外銀河を仕上げることができた。カラーカメラに買い替えて早くに成果も出てきて、なかなかいいもんだ・・とうなずいている横に、地味に頑張っていた25センチニュートン+ASI533MCpがいたのだけど、申し訳ないことにかなりほったらかしで撮影していた。

そんなことだから何だか眠たい系外銀河がいくつかでき上って、もう少し丁寧に撮るべきだったと悔やんでいる。

それがこんな感じ↓
NG
ほったらかしのASI533MCp・・・_b0100253_23231500.jpg
NGC2903

180秒50コマも記録したのに、ピントもガイドも外れていた・・・。勿体ないことをしたし、カメラに申し訳ない気持ち、実力はかなりのものがある533なのに・・。

多分使いまわしているうちに極軸もずれていたのだろう、どのコマも微妙に流れていて、ただガイドが安定していないだけ的に思いほったらかしてしまった。

他にも533で撮影した天体画像があるけど、やはりガイド流れが・・・。

次の新月期までに、こちらのシステムもやりなおそ。

みずがき湖の寒さはさらに増していて、なかなか良い感じに結氷し始めたよ、毎日氷の監視もしているけど楽しい。






# by phyton_info | 2022-01-14 23:32 | 宇宙 | Comments(0)
元旦の夜、満天の星空の元、朝まで撮影を決行していた。

NGC2841をたっぷり5時間露出し、鏡筒がピラーにあたる寸前で終了、かなりの低温と疲れもあり、もう終わりにしようかとも考えたけど、薄明までにはまだ1時間以上あり、折角の良い星空に、もう一天体撮ることにした。

星座はすっかり春のそれに代わっていて、私の大好きな系外銀河が撮り放題の図、だけどその中からまだ撮影したことのないM90を写野に捉え、薄明前まで追い続けた。
M90 撮り増し続けたが・・・_b0100253_14350666.jpg
BKP300+ビクセンエクステPH+ASI2600MCp
ゲイン100 センサーマイナス25度
180秒×30コマ

M90はとても美しい銀河だった。
馬鹿な話だけど、いつかはここに住みたいと思うほど色、形、渦、周辺の天体・・・など一目ぼれしてしまった。

こんなに美しい銀河なら、もっと撮り増ししてシャキッと仕上げてみようと、それから4日の夜、そして昨夜と、合計5時間以上撮影し、処理をしてみたけど、どうも前の30コマの方がキレがありそうで、結果 シーイングの良しあしでかなり違うことをまたまた実感することとなった。

でもよいシーイングの晩などなかなか訪れないので、ある程度のそれは承知して撮影するしかないことも分かっている。

今回、30センチとASI2600MCpの撮影にかなり力を入れていたけど、実は元旦から、その後も隣にあるBKP250+ASI533MCpでも色々な銀河を記録している、時間的に処理は追い付かず、まだこれからとなるが、またそれらもどんな画像撮るか楽しみだ。

こうして、年末から年始の今朝まで、7夜の観測ができ、途中10名ほどの団体を2回、観測会を開催し案内もした、まさに天文三昧してしまったお正月で、理解を示してくれた家族や周辺の人には感謝だ。

星空の教室では愛好会メンバーにもお手伝いいただいたり、また遠くから撮影に来られた方々とも交流させてもらい、有難いし楽しいしの毎夜だった。

いよいよ月も大きくなりはじめ、明日からはまた通常の業務と農業を頑張ろうと、眠いながらも予定を立て始めている。

厳冬期ではあるけど、ここみずがき湖近くに来た際には天文話しや機材話によってくれると嬉しい。



# by phyton_info | 2022-01-09 14:55 | 宇宙 | Comments(2)
2022年も7日になり、ようやく年賀状を出したよ、なんと遅いことか。
今頃ですが明けまして・・・_b0100253_14134744.jpg
今年もどうぞよろしくお願いします。

みずがき湖ビジターセンターは6日から営業していて、その後は 月、木、土、日曜の 10時より16時まで営業しています。

現在みずがき湖、増富温泉までの道路に積雪や凍結はありません、安全運転でお越しください。

# by phyton_info | 2022-01-07 14:16 | 暮らし | Comments(0)