隕石でも落ちれば有名になるな・・なんてのんきなこと言ってたらロシアで現実のものとなり大きな被害が出た テレビの映像に誰もが驚いた隕石衝突だった、時を同じくして今朝早く、45メートル13万トンの小惑星が地球のすぐそこをかすめた・・カスッタ その様子は地球上から肉眼では見えないものの何とか撮影できないものかと早朝雪道を明野に向かった、現地に着くと星は綺麗なものの、物凄い寒さと強風
・・泣きそうになりながら格闘して何とか写真撮影が出来ました
その小惑星はしし座の足の付け根の辺を通り、天に向かって上がっていきます、写真の中の線に写っているのが小惑星です
レンズは少しだけの望遠、赤道儀で追尾しています 下の方には小さく3つの小宇宙も写っていました 撮影中はずーっと強風、しかも氷点下ですからほっぺが切れそうなくらい痛くて途中どーでもいいやと何度も思っていました
わずか十分ほどで小惑星はしし座のお腹から上に消えていきます 何とか地球への衝突は避けられた・・と宇宙戦士みたいな感覚になり熱いものが込み上げてきました。
今回の小惑星の観測は早朝と言うことで、寝たら起きられないと思い必死で起きていました しかし午前2時前にうとうとしてしまい気が付くと外が明るくなっていた夢を見てハッと気が付き出かけました・・ロシアの隕石衝突などでよほど頭と心に焼き付いていたらしくそんな夢を見たのでしょう。
今回の一連の小惑星に地球は宇宙を航行する巨大な船だと言うことを再認識させてくれました。
これを機会に天文への興味がわいてくると嬉しいのですがどうでしょうか?
今日はとても眠たいですが、ここ増富みずがき湖での次なる観測計画を立てつつ一日頑張ります。