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みずがきの森から

phyton.exblog.jp

 山梨県北杜市須玉町   田舎暮らしのブログ

銀河の下で寝る、その二

いて座付近から湧き上がる銀河はたて座、わし座、白鳥、カシオペアへと輝く雲のごとく見事で、所々の暗黒帯がそれを一層濃く見事に見せている。
私は銀河の真下に寝転がり、時々双眼鏡で星々の間を散歩する。こんなにも星があるのだろうかと思うほど星と星との距離は狭く、いまにも衝突するのではないかと思わせるほどた゛。撮りたいものは色々ある、何を撮ろうか・・?銀河中心方向では沢山の星雲星団が誘っているようで序列が付けにくい。
それらの中で一つ気になっていた星雲、M16わし星雲を撮ることにした。この星雲も明るいので、星図を見ることなくカメラファインダーで直接導入した。
b0100253_2122879.jpg
星雲の周りには更に薄いガス星雲が広がり、1000ミリの写野を埋め尽くす勢いだ。ん?何枚か試写しているうちに異変が、かなり追い込んでいるはずの極軸なのにどうしても流れてしまう。さっき出っ張ったお腹が鏡筒を押してしまった影響か?後になれば簡単なこと、日付を一日間違えていたのだ、間違えたままこの日だと思い込みセットしたのだ。これに気が付いたのは翌日の昼の事。何たる失態。私がこのM16を撮りたかった理由、それは宇宙望遠鏡ハッブルから送られた有名な画像「創造の柱」があることを知ったからだ。
b0100253_0562283.jpg
星雲を少しトリミングした、星雲中央に創造の柱が確認できる。以前、創造の柱なんかとてつもなく宇宙の深部なんだろうと思い、改めて場所なと゛確認しなかった、ここ最近になりそれがM16の中心部にあることを知り、強く興味を持ことになったのだ。
M16を直焦点撮影するのは実に30年ぶり、どんな風に仕上げたらいいが迷っての画像。
カメラモニターを拡大していくときの気持ちは銀河のように湧き上がっていたかもしれない。

銀河の下で撮り銀河の下で寝る、これを繰り返し、もう少しもう少し・・と欲張った撮影はまだ続く。
夜明けはすぐそこだ。
by phyton_info | 2014-06-26 21:39 | 宇宙 | Comments(0)