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みずがきの森から

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 山梨県北杜市須玉町   田舎暮らしのブログ

棒渦巻銀河・・・

先日四駆で大木を引き上げる大仕事をしながら時々田中さんと宇宙の話をした。二人とも天体の中でも特に銀河が好きで、しかも棒渦巻銀河がカッコいいと一致した。余った時間をビジターセンターの新観測所のアンカーなどの強化に使い、暗くなるころお茶を飲んで解散した。この時私の頭の中は棒渦巻銀河という言葉が妙に残り、エアー脳内星図を引っ張り探し始めていた。でもエアーではなかなか思いつかない棒渦巻銀河だった。
この日の天気はすこぶる最高で、星でも撮れば疲れもとれるだろうと夜の撮影を決心した。昼間激しく動き体の油が回っているのか撮影時の体の動きは軽快に感じていた。そう私の撮影はかなり体力勝負な所があるのだ。
最初にMT160で秋の天体を撮影しながらすぐ横の30センチJ架台の極軸を調整し気が付くと3時間も経過していた。
アイピースから目を離し宙を見上げるともう北斗七星が上っている、この間まで西の空にいたのに、もう地面の下を周ってきていた。おおーっ綺麗だ・・、と見ていたらリアル星図の中で棒渦巻銀河を発見した。それはおおくま座M109だ。M109は色んな望遠鏡で撮影していたが、この夜30センチで撮影することにした。
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近くの明るい恒星はゴーストが出るだろうと、あえて外しM109単体で撮影した。露出が終わるたびに棒渦巻銀河がモニターに浮かび、昼間田中さんと話したことがもう実現できて一人喜んでいた。大きな銀河ではないが、1500mmでは見ごたえがあると思った。
ISO1600にて26分露出、ノータッチガイド。処理の途中でブルー系に寄ってしまった感があるが、棒渦巻が良く分かる。今の時期夜は長く、もっと枚数を稼げば良かったが夜食のうどんに負けて休憩となった。外はすでに氷点下2.4度と冷え込んでいた。カタリナ彗星まではまだまだ時間があり、待つ間は双眼鏡であちこち寄り道をして楽しむ私がいた。
by phyton_info | 2015-12-10 22:50 | 宇宙 | Comments(0)