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みずがきの森から

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 山梨県北杜市須玉町   田舎暮らしのブログ

正月4日のカタリナ彗星・・・

なんと暖かな正月か、昼間に動くと汗がにじむくらいだ。昨日の好天の中私はシイタケ組合の人たちと橋の補強工事をし、久しぶりにへとへとのずたずたに疲れた。しかーし・・、夜が近づくと次第に星モードに気持ちは傾き、夕飯も食べずにみずがき湖に来てしまった。駐車場には何度か来ているという天文家も撮影に来ていて、月出の夜半まで頑張るとの話だった。
私もそうそう二階の観測室を開け準備に入った。買ったばかりのポーラファインダーも使ってみたが、昔感じたフィーリングと少し違っていて。まだまだ調整が必要なようだ。
あれこれテスト撮影しながらもう時刻は月出の頃、大きな月ではないのでもしかしたらカタリナ彗星も撮れるのではないかと考えていた。
正月というのにこの夜もとても暖か、なかなか氷点下にならず楽に観測を続けていた。
日付が変わり4日午前1時40分、山の上にひょこっと出てきたアークトゥールスの方向に双眼鏡を向けた。前回より大きくなっている。しかも明るくなっているように感じた。
正月4日のカタリナ彗星・・・_b0100253_12442253.jpg
30センチの眼脂では明るい核と、一本の尾が確認できた。カメラを付けてファインダーを覗いてもその明るい核は簡単に見えている。今回は彗星の核を基準に18コマコンポジットした。彗星の南寄りには月明かりも迫っていたが、案外影響しなかった。最初にカタリナ彗星を撮り始めた時は彗星の出が午前4時頃だったのに比べ、かなり早い時間に見られるようになった。これから月明かりが無くなるのでまだまだカタリナ彗星から目が離せない日々が続きそうだ。
それにしてもこんなに暖かく楽に天体観測が出来るというのはありがたかった。
皆さんも双眼鏡などを星や月、カタリナ彗星に向けてみてほしい。
by phyton_info | 2016-01-04 12:50 | 宇宙 | Comments(0)

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