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みずがきの森から

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 山梨県北杜市須玉町   田舎暮らしのブログ

小っちゃいリングM57・・

冬型で良く晴れたこの夜の天体撮影も日付が変わり12日に。気温は氷点下3度位に冷えてきた。厚いダウンにオーバーズボン、真冬の装備で臨んでいるが、それでも頬が痛くなるほどだ。この日も撮影計画みたいなものは何も考えていなかったので、また星座をあちこちさ迷い、どれを撮ろうかと決めかねていた。
東にはベガが強烈な光を放ち、すぐ下に夏の銀河も見えてきた。先ほど駐車場で天文のKさんやももんがさんと話したとき、こと座のリング星雲の話が出ていた。リング星雲M57は眼視観測は良くするが、撮影した事は一度も無い。名前は超有名で、さぞかし大きくかっこよく写るのだろうと、期待しながら望遠鏡をリング星雲に向ける。5㎝のファインダーでは一瞬どれだか分からない、星なのか星雲なのか・・?それでも星図で確認した座標に十字線を合わせると、あった、でも小っちゃい。
どんなふうになるかと思いながらリモコンを押した。
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30センチ、焦点距離は1500ミリ、そこには可愛らしいリングが浮かんでいた。強風とかガイドとかばかりでなく腕も良くないので、リング星雲らしさは半減してしまったようだ。拡大すると中心星も写っているが、小さいながら一様に明るく、白飛びしたのかもしれない。でも記念すべきリング星雲のゲット。
リング星雲を撮影しながら双眼鏡で銀河の中を散策した、細かい星が無数に視野に飛び込み、どこを見ているのか時々接眼部から目を離し確認しながら辿っていく。星座の世界はもう夏を迎え、南の低空には干潟星雲や三裂星雲も見えてきた。遠くで何かの獣が鳴き、夜の鳥が応えている。今夜の空はとても良い、薄明までにまた何か狙いたいと宙を探し回っていた。
by phyton_info | 2016-04-15 21:00 | 宇宙 | Comments(0)