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みずがきの森から

phyton.exblog.jp

 山梨県北杜市須玉町   田舎暮らしのブログ

冷却CMOSファーストライト・・・

連日厳しい寒さが続き、朝晩は当たり前に氷が張るようになった。先日の大きな月も少しずつ欠けけ出し、夜の初めは綺麗な星空も広がっている。
そんな折、以前購入したZWOの冷却カメラの使い方がよくわからず困っていた私に、ショップの星見屋さんが「みずがき湖まで教えに行きますよー」と連絡をくれ、なんと先日6日の夕方から来てくれたのだ。これは有難い機会だと、望遠鏡への接続からPCへの接続、そして難解だった撮影ソフトAPTの使い方を細かく分かりやすく指導してくれた。
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ドライバの相性などで少々てこずりいよいよ撮影という頃には氷点下5度位に冷えてきて、カメラを冷やす必要もないくらいだった。星見屋さんが、○○さん何行きますか?の問いに、ファーストライトはNGC891となった。とはいえまだテスト段階なのでLRGBをそれぞれ60秒×5コマとした。APTのスタートボタンを押しても電子シャッター何の音もしない静かなもの、PCのモニター上で刻々とカウントが進み、やがてL画像が浮かんだ。
もちろんモノクロ画像だが、この感動といえば何にも代えがたいものだった。そして初めてRGBの合成をし、なんちょうにかカラーの天体画像となったものがこちらだ。
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見よう見まね、説明書も理解できないままカラー合成をしたものを同じくステライメージで画像処理を重ねた。露出時間の少ない画像ながら綺麗に暗黒帯がはしっているのが嬉しかった。よく見るとお分かりだろうか、恒星の周りに青いハロが見えるが、これはフィルターのせいか?コマコレのせいか?それともコンポジットの後遺症か?
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こちらは、同じ30センチにEOS7Dで撮影したNGC891だが、APS-Cサイズのそれよりも今回の冷却カメラの方が若干大きく写る。一見大した差は無いように見えるが、拡大すると差は歴然・・!処理しても細部が潰れず、安心して拡大も出来る。
星見屋さんと二人であれこれ撮影しながら、みずがき湖の星空にいたく感動してもらい、カチカチに凍り付きそうな星空の下で色々な天体や、PC上での作業手順を繰り返し教わり時間は過ぎていった。
何かを感じてふと視線を上げると東の空に大きな月が上ってきた。星空は一変、明るくなってしまったが、それでもここの宙は凄いと絶賛してもらいながら撮影も続いた。冷却無しのCMOSセンサーはマイナス8度を示していた。

by phyton_info | 2017-12-08 20:56 | 宇宙 | Comments(0)