大雪の後には強烈寒波の襲来、ここ北杜市にも低温注意報が発令されている。これだけ冬型が強いと太平洋側のこの辺にも山越えの雪雲がやってきてサーっと強い雪が降ることもある。
星は綺麗だけど寒すぎるのは困るなー。
・・・今まで色々な天体を撮影してきたが、望遠鏡やカメラ、周辺機器の進歩により、より暗い天体、淡い天体、遠くの天体などが撮影できるような世の中になり、今もきっと毎日それは進歩しているのだろう。
今回のシャボン玉(バブル)星雲の存在を知ったのもそんなに前ではなく、こういう天体が撮影できるということもつい5年くらい前は知らなかった。とても長いブランクの間に色々な事が変わっていた天文界。
バブルという名前から何だか興味がわいて初めて撮影したのが2年前、25cmF4の反射で確かにシャボン玉のように撮れた。
いつかもっと大きくはっきりと綺麗に撮影したいと、何度か挑戦するもなかなか手ごわいシャボン玉。
今回は新たに導入した冷却CMOSカメラで狙ってみた。
ASI1600MMCマイナス30度露出120秒L×15R×1G×2B×2SI8にて画像処理 トリミングBKP300 F5ニュートン今月11日の撮影で、11寒く手綺麗な星空だが風が強く吹いていた。この夜もいろいろ設定を間違えたりしながら何とか撮影した。色々撮影する計画だったが夜半を過ぎ気温が氷点下10度を下回ったころ赤道儀が変になりガイドできなくなった。またまた修理かと頭をかかえたが、後日ヒーターを強く巻いたりオイルをさしたりして何とか正常に戻った。
今回のシャボン玉星雲はL画像はしっかりめに撮ったが、他は2コマづつ、しかも肝心のRが1枚だけとなってしまった。
淡い部分や細かな構造までは写すことが出来ず、根本的な撮影手順や時間、ゲインの設定も練り直さなきゃいけない。また初めて日の浅い冷却CMOSだが、少しずつ少しずつ理解しているので、次のシーズンのシャボン玉はカラフルで大きくなる事を期待したい。