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みずがきの森から

phyton.exblog.jp

 山梨県北杜市須玉町   田舎暮らしのブログ

素晴らしきディープスカイ、NGC4244・・・

私の写真が素晴らしい分けでなく、こんな銀河が浮かぶディープスカイの素晴らしさのことだ。
・・・先週6日の夜のこと、冷たい雨が上がりきれいな星空になったのだが、次第に気温が下がり地面は凍り、降霜で望遠鏡もパソコンもガチガチに凍り付き、もしかしたら鏡筒内で斜鏡やCMOSのフィルターまで影響しそうな嫌な予感もしていた。いくつかの天体を撮り終え、最後に何か撮ったことのない銀河を狙おうと、写真星図からNGC4244をその候補にした。
・・・それはりょうけん座にあり、北斗七星のしっぽりの少し下に当たる領域に存在する「銀の針」ともいわれるほど細長く、いわゆるエッジオンタイプの系外銀河だ。実際に撮影するまでは、小さく暗くてパッとしない銀河だろうと、今まで何年も望遠鏡を向けることもしなかったのだが、・・・なんと凄く美しい、神秘的、宇宙音楽が聞こえてきそうな浮かび方なのだ。
このNGC4244は、BKP250で撮影するはずだったが、直前にギーギーと異音を放ち追尾しなくなったEQ6proを諦め、
ASI294MCproを、隣の30センチ反射に取り付け撮影することになったのだ。
するとこんな風に撮れた・・・。↓
b0100253_21412845.jpg
カメラを付け替えたためダークもフラットを撮るのも忘れてしまい、早く見たくてそのまま処理に入った。
300秒×12こま 冷却マイナス30度 ゲイン350 ステライメージ他、少しトリミング
撮影して気づいたことだが、昨年末にこのCMOSを購入した時、付属してもらっていたIRカットフィルターなるものを装着して冬の参考星雲を撮っていた、確かに効果があっり、これはいけるだろうといけるそのまま装着して今回も撮影した、しかしこのフィルターを介すと、画像が強くグリーン寄ったり、露光不足になったりするので、こうした系外銀河ではカラーの調整がやりづらくなり不向きだと感じた。フィルターなしで撮ったことがないので今後どうなるか楽しみだ。
厳冬期のころ例年ならみずがき湖は全面結氷し、夜中の撮影時にグォンー、ゴゴーッ、ブォンブォン・・・。というような氷のきしむ音があたりに響いていた、それが今年は全く凍らない、暖冬ということだろう。過ごしやすくていいが、厳冬期の夜のあの不気味なきしみ音が懐かしく記憶の中に響いて青ざめた。


by phyton_info | 2019-02-12 21:57 | 宇宙 | Comments(0)