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みずがきの森から

phyton.exblog.jp

 山梨県北杜市須玉町   田舎暮らしのブログ

それを僕らは故郷と呼ぶ、NGC4565・・・

見事なまでのエッジオン、方錐状銀河NGC4565だ。この銀河の存在を知ったのは小学生の頃。父親が買ってくれた図鑑にその写真が載っていた。それからも度々天文書や雑誌に見かけ、今から30年以上前に初めて自分で直焦点撮影した。イプシロン200の焦点距離ではとても小さく、しかしその存在は力強く写っていた。銀河好きの天文家の殆どの人が好きな銀河ベストテンにこのNGC4565をあげるのではないかと思う。
そして10年前、増富温泉やみずがき湖に関係するキャラクターを生み出そうと計画した時、主人公のラジウム星人がやってきた銀河、いわゆるラジウム星人の故郷としてこの銀河を設定した。
小さいわりに良く写る銀河であるが、なかなか納得のいく画像を得ることは出来ないままで、この先もずーっと課題の銀河だろうと思うのだが、今回4日の深夜にもう何度目のアタックを試みた。↓
b0100253_23015615.jpg
この夜、f1000㎜のBKP250にはカラー冷却CMOSを取り付け撮影していたのだが、途中から何だか違和感を感じて急遽EOS7Dに取り換た。それまでの撮影に比べ一眼レフでの撮影はいたって楽で、何の心配も何の疑いもなく、サクサク撮影を続けてくれる古い7Dにワクワク気分も上がってきていた。冷却していないというだけで、こちらもCMOSセンサーだ。さきのカラー冷却は何かの設定が悪いか、処理が悪いかで、それで違和感があったのだ。
無難に安定撮影し、僅か300秒、5コマの、コンポジットだが、処理してみるとなかなかいい感じだ。そうそう、お気づきだろうか?1000㎜にしては大きいって、ノートリミングなのだが、実は、テレプラス×2を使いf2000㎜で撮影したのだ。BKP特に250はとてもシャープで、焦点距離を2倍に引き伸ばしても星像は小さくシャープだ。鏡筒重量は15キロあるが、タカハシEM-200やケンコーEQ6PROなどにガイドシステムと同架して使える。
方錐状銀河の中央を横切る暗黒帯は解像度良く取れればその複雑なその構造や変化するカラーなど、魅力いっぱいの4565だ。宇宙感、宇宙ロマンに満ちた系外銀河祭りもいよいよ終盤、次の新月期にのメインは夏の星雲星団、そして夏の銀河だろう。
色々な条件が揃えば、銀河のタイムラプスも撮影してみたいが、天気はどうか?仕事はどうか?家庭は?・・・など、宇宙船の軌道投入する位、タイミングって難しいね。


by phyton_info | 2019-04-15 23:26 | 宇宙 | Comments(0)