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みずがきの森から

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 山梨県北杜市須玉町   田舎暮らしのブログ

宇宙でスマイル、NGC1055・・・

一日中寒かった今日、ビジターセンターでは薪ストーブも石油ストーブも全開で暖房し、午後にはセンター内はポカポカ。
画像処理も進むわ。
でもPCのスピードが遅いからなかなかモニターに浮かばない。最近の撮影方法は短時間、多枚数の、撮影をコンポジットしていて、カラーCMOSの場合は120コマ程を撮影し処理している。
なので時間もかかるわけだ。
そんなこんなで、それがいいのか悪いのかはまだ分からないが、良いことは60秒の露出では99パーセントくらいは良好なガイドが出来る事。
私の場合、25センチ反射を搭載しているケンコートキナーのEQ6proは安価ながら(最近高くなった)優秀なガイドをこなす頼れる奴となっていて、スマホでサクサク導入しているのだ。
で・・・、どうなのさ?
そうそう今回の新月期に狙っていたのは「宇宙のバラ」と「宇宙のスマイル」。特にこの二天体が撮りたかったもの。
それでそれで?
それはくじら座の方角にあり、メシエ天体のM77のすぐ近く、中焦点1000㎜くらいでM77ど同一写野に収まるのだ。
その名はNGC1055、距離5200万光年、11.4等
その方錐状銀河と近くの二つの恒星、この三天体が宇宙でスマイルしてるのだ。
じじゃん。
宇宙でスマイル、NGC1055・・・_b0100253_22210613.jpg
どう?顔に見えてこない?泣きぼくろぼまであるし。
どちらかというと笑っているように見えるのだけど・・・。
画面下の方がM77銀河、明るい中心部の外苑に淡い腕のようなリングのような構造が見えている。
大きくしてみよう、
宇宙でスマイル、NGC1055・・・_b0100253_22274829.jpg
今日拡大のため見にくくなってしまったが、M77、距離6000万光年、遠いのに大きくて明るいのだ。
銀河恐るべし・・。
撮影しながらいろんな思いが巡るのだ。
宇宙スマイルの方も拡大してみると、
宇宙でスマイル、NGC1055・・・_b0100253_22340139.jpg
どう見ても顔に見えてしまう、そして少し笑ってる。
宇宙恐るべし。
よく見ると方錐状銀河の真ん中を横切る暗黒帯の微細構造が少し見えてきている、この辺りが冷却CMOSの威力なのか?それともみずがき湖の暗い夜空がそうさせているのか?
ただ、難点というか、不満なのは、ASI294MCproはカラーの表現が難しいと感じる、腕の未熟もあることは承知だが、一眼レフのようなカラーの自由度が出せないのが悔しい。
しかし見れば見るほど不思議なスマイル、
ずーっと見ていたら元気が出てきたぞ。

by phyton_info | 2019-12-07 22:40 | 宇宙 | Comments(2)
Commented by 大工原里美 at 2023-02-26 18:02 x
宇宙
Commented by 宇宙 at 2023-02-26 18:03 x
玉木文之進

by phyton_info