ASI533MCproファーストライト、しかし・・・
先週の夜、届いたばかりの冷却カメラ、ASI533MCproをBKP250、2000㎜に装着、いよいよファストライトだ。この日は大陸からの黄砂がひどく、昼間の南アルプス山脈を黄色くかすめていた夜の出来事。
良くないはずの宙だけど、良く晴れていて、そんな星空に誘われて久しぶりの天体撮影を楽しんでいた。少し前に黄金の鏡筒とかしたBKP300にも、冷却モノクロCMOSで系外銀河を追っていた。
いつもの二台体制の撮影で、それほど難しいことは無いはずなのだが、片方に気をとられすぎてしまい、おろそかになったと肝心の533は、ガイド星をロストして迷走していることに最後まで気が付かなかった。
M100を順調に55コマを撮影・・・と思いきやたったの6コマだけ、それだけが使えそうだつた。
533には申し訳ないことをした。オケラは避けたいので6枚をステライメージアップデートしたもので自動コンポジットを試す、おお、綺麗に合わせてしかもカラーで仕上げてくる、これは嬉しい事。正方形の小さなセンサーは構図には悩まなくて済みそう。
6コマの画像だけどM100の腕の外の腕?まで微かに確認できるが、これでは533の実力がほとんど分からない。
ほとんど全てを黄砂のせいにしたいのだけど、久しぶりの撮影はピント合わせさえいい加減なものにさせていた。
ここで、この新月期にもう一晩だけでも晴れてくれないものか、そしたらたっぷり露出の一天体を写してみたい。
追伸・・確かにアンプノイズは無いようだね。