昨日の午前中のGPVは夜の星空を予感させ、予約の入った天体観測会もあり、昼のうちから観測所を開けて準備をしていた。おらく梅雨前のラストチャンスではないかと、貴重な晴れに撮影計画も立てたりしていた。
薄明が終わるころ西の低い空に細い月を確認したが、何だかもやもや曇っているようだ。嫌な感じの空になってきたが、そのころ予約のご家族が到着し、将来有望な天文少年A君と月や銀河の写真の撮り方を実践した。でも次第に雲は厚くなり21時半ころにはほとんど星は見えなくなった。それでもせっかく来られた天文ファンA君家族のために、時間を延長し、雲を通してながらもM51も撮影できた。
教室が終了すると、今度は自分の撮影に入るべく、ASIカメラを二台の望遠鏡に取り付け、もくもくと作業を続けた。
そして日付が変わるころ、一瞬雲が去り綺麗な星空が見えてきた。
この夜私が撮影したいのは、夏銀河の中、M20とかM8とか・・・。
でもそのあたりには雲が居座っているのだ。
そして、「親父の執念雲をも通す」で、M20のL画像の取得に成功。RGBは撮れなかった。
BKP300+ASI1600MM 180秒×11こま
もう少しだけ晴れてくれればなー。
撮影しながら数々のトラブルもあり、どうすればよいか色々課題も出来たり、この夜来られていた愛好会のメンバーと機材や処理の話もした。
コロナ渦中、農業などに精を出していたので疲れもたまり、夜が明ける前に片付け休んだ。
ちょっと不完全燃焼の撮影夜だった。