みずがきの森から
2024-03-28T15:46:53+09:00
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山梨県北杜市須玉町 田舎暮らしのブログ
Excite Blog
星空は夏に近くなり・・・
http://phyton.exblog.jp/33733202/
2024-03-28T15:46:00+09:00
2024-03-28T15:46:53+09:00
2024-03-28T15:46:53+09:00
phyton_info
宇宙
年度末のため自治会の仕事が山づみだけど、今度晴れたら彗星も見たいし、もう月も少し細くなってる?
新たにインストールしたステラショット3も試したい、あれもこれも・・・、でも案外こなしきれないよね。
前に書いている通り、今月中ごろの新月期には沢山の銀河撮影が出来て、最後の夜にはりゅう座のトリオ銀河を追いかけていた。
りゅう座なんだけど、正確な位置と星の並びが分かったのはまだ最近かも知れない、みずがきでは微光星まで見えす
ぎてしまい、かえって星座の形が追いにくいと思う。
この観測夜もいつもの30cmは安定しているE-ZEUSⅡでドライビング、今では使い慣れた導入ソフトsuperst
arで動かしているけど、次回はいよいよステラショット3に接続することになる、E-ZEUSⅡとの相性もいいという
ので、果たしてどんなだろうと楽しみだ。
で、その30cmにASI2600MCPを付けて、りゅう座トリオを確認、ピントと構図を調整し露出開始・・・。180秒×70ショット
前回と同様まだ処理の途中だ、いつもやっているこねくり回しをせず、すんなりさっぱりとやってみた。少し背景カラーが偏った。
斜めから見た左の渦巻銀河は、かなり密な渦で、下に巻きながら何本かの腕がシャーッと流れているように見える。
いろんな形の銀河があり、銀河のデパート?銀河の博物館? かと。
もう70コマくらい追加で撮影すれば、強い処理にもついてくるかなと思うけど、とりあえず一晩分だけで。PIによるABEからBXNXTまでをした画像、遠方の銀河群だから浅いカラーのこれでも良いのではないかと・・、宇宙感あるのではないかと・・。
こうして極寒の季節に系外銀河ばかり追いかけていたけど、りゅう座って夏の星座に入るんだね、銀河は春と秋だけ
のものと感じるけど、夏も冬も、なかなかカッコいい銀河は沢山あり、そうしたなかなか出会わなかった季節外れ的
銀河の光も受けてみたいと思う。
4月は雨マークがいっぱい並んでいて、新月期が気がかりになる、観光も農業も一気にシーズンとなり、晴れていても
星を見られないことも有るはず、徹夜で観測・・まではいかずとも、夜半くらいまでは良いんじゃないかと、なので
晴れそうならいつでも誘ってほしい。
軽い服装で見る宇宙はまた気分もいいんだろう。
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しし座の銀河群
http://phyton.exblog.jp/33729383/
2024-03-25T09:37:00+09:00
2024-03-25T09:37:49+09:00
2024-03-25T09:37:49+09:00
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宇宙
ただ天気はぐずついていて、今日も雨、天気の良かった3月中旬、何夜も星空の下で頑張っていたことが懐かしく思えている。
連夜の観測で、少しは計画を立てるのだけど、大概がノープランで、星空を見ながら資料も見ながらの天体を探り、撮り始めることが多い。
今回のしし座の銀河群もそうした一端で、本目的が上がるまで試験的に露出していたもの、そんな言い方は天体に失礼かなとも思うけど。
形の違う何体かの銀河は想像を掻き立て好きなパターンだ、いつの日か撮り増し、または撮り直しして良い画像に仕上げてみたい領域だ。BKP300+エクステPH+ASI2600MCP
180s×35コマ
いつも処理していくうちに変にのめりこみギラギラした仕上げになることが多く、なので今回は星分離はせずにそのまま軽く彩度を上げた。
月夜会でのkitaさんの処理をみて改めて感じたギラギラにしないナチュラルな感じを目指したんだけど、何だか星がぽてーッとしてしまったかなとも。これは、ABEの後、BXNXTまで施したもの、撮ったばかりの銀河にはほとんど色は見られず、それがかえって遠方に
浮かぶオブジェクトという感じで、引き込まれる気もするけどどうだろう?
・・・3月ももう少し、季節の山菜、ふきのとう、セリ、なども出てきた、そしていやーな雑草の季節がやってくる、
田舎で生きることは草との闘いといって過言でない、でももうそれほどの体力もないので、悪いけど手抜きさせてもらうよ。
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かみの毛座M100銀河カラーにしてみた・・・
http://phyton.exblog.jp/33725151/
2024-03-21T12:56:00+09:00
2024-03-21T12:56:35+09:00
2024-03-21T12:56:35+09:00
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宇宙
天体の世界では12Pも低くなり、夜には春の星座が、深夜には夏の星も見えてきて、本来土の解けるに匂いや鳥や動物
の鳴き声で賑やかな季節なんだけど、今年はまだそんな風にはなってこない。
今が真冬という感じがする。
そんな3月の新月期には何夜かの楽しく有意義な観測が出来て、その成果を少しずつ整理しながら処理を進めている。
なかなか最後まで完成の画像は出来てこないけど、今回、かみの毛座のM100銀河を一通り処理してみた。もちろんま
だ最終形態でなく、あくまでも探りを入れるための途中画像だけど。
M100はフェイスオンで形が整う綺麗な銀河、だけど今までの撮影ではなかなかいい感じのカラーが乗ってくれなかった。
それで今回は少しずつ再度、輝度、色合いを引き上げ、良くある銀河色に近づけていった。↓MT160+コレクター+ASI533MMP/533MCP
カラーアシスト
180s×90ショット
※現在処理途中段階のもの
銀河本体のカラーに気をとられすぎて、恒星の色や、背景の色が思わぬほうにずれてしまい、それを戻そうと苦労し
たけど、まだうまくいかない。
ただ、画角の中にいくつもの小銀河が同時に収まり、とても賑やかで宇宙的な領域だ。
彩度輝度色合いを上げる前のLRGBからABE→BXT→NXTまではこんな感じで素直で大人しく品の有るM100がある、
ここまでは案外うまくいくけど、どの天体画像も、ここからが難しいと感じている。
今後更に処理を進めていくけど、最終的にどんな風になるかなーと、それも楽しみではある。
辺りの小さな銀河が気になり、あのテートしてみた↓名前や距離、特徴を調べてみようと思う、深宇宙は神秘と不思議に満ちている。
・・・ところで、この寒さはいつまで続く?、月末にはまだ彗星撮れるのかな?タイミングが合えば、市内の見晴ら
し地に出撃して、その様子を見てみたい。
一緒に見に行かないか?
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カラー撮れずに朝になる・・・
http://phyton.exblog.jp/33722126/
2024-03-18T21:51:00+09:00
2024-03-18T21:51:44+09:00
2024-03-18T21:51:44+09:00
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宇宙
と、同時に幾つかをいじっているからモノクロシリーズみたいに感じるかもしれない。
今回の画像はかみの毛座のM98、前から気になっていた銀河で、とうとう撮影できることになり180秒50コマをまず
はモノクロ533で撮り始めた。
実はこの倍くらいの時間を98にかけたかった、でも刻々と時は過ぎ、ついには薄明打ち切りとなってしまった。
次の新月期にはカラーを撮ろうと計画している。
でもでも、このM98、凄く魅力的な銀河、一見、斜め見の普通な渦巻銀河だけど、処理をしていくと結構複雑な構造
が見えてきた。(事前学習が不足で実態がほとんど分からないまま進めている)
カラーになったらどんな姿を見せてくれる?そんな想像を掻き立てる美しいモノクロ銀河だ。PIにてデコンボリューションまで
お気に入りのMT160+コレクター+ASI533MMP
180s×50コマ
でも、カラー化しようと気張ると案外おかしな結果となる私なので、その時はあっさりと、あっさりと・・仕上げる
んだぞ・・と自分に言い聞かせておく。こちらは50コマコンポジット後、ABEにて背景をフラットにしたところ、この段階で少しワクワクしていた自分がい
る、この後の工程が楽しみな予感がしていた。上の画像にBXTをかけその後NXTでノイズとりまでした、恒星が締まり銀河の構造がよりはっきりと分かるようになる。
かみの毛座からおとめ座にかけ、魅惑の系外銀河があちこちに浮かんでいる、どれから行く?次はどこに行く?音楽
を聴きながらの撮影も良いけど、それを止めて、ほとんど音のないみずがき湖のテラスで見つめる小さな銀河は頭の
中に?胸の中に不思議な旋律で響く微かな信号があるように感じた。
今、いい大人が神妙な面持ちで素に帰る。
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ASI533MMP/533MCPでM90を追いかけた・・・
http://phyton.exblog.jp/33720440/
2024-03-17T13:07:00+09:00
2024-03-17T13:07:07+09:00
2024-03-17T13:07:07+09:00
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宇宙
・・・この前の新月期の良い晴れには幾つもの天体の光を受け止め、少しずつ処理も進めている、そんな中からM90をお見せしたい。
まだ途中経過で、今後どんな風に処理を進めるかのあたりを付けるために、少しずつ進めては様子を見ている。
M90は数年前にも撮影していて、形の整った美しい銀河との記憶があり、今回はMT160にASI533で臨んだ。これは、合わせて180秒86コマのカラーとモノクロ画像をカラーアシストして、ABEからBXT、NXTまで進めたもの。
良い感じになってきているけど、この後かるくカラーを強調してみたけど、何処に着地させるか分からなくなりかけている。ちょいカラーに、
ただ恒星がグリーンに寄ってしまったか。
MTの画像は素晴らしいものがあり、ASI533との組み合わせ相性もばっちりで、それに加え凄く個性も有る像となる。
MT鏡筒はノーマルで1000ミリ、私はこれに純正のコレクターを入れ、1300ミリF8で銀河撮影をしている。
少し大きめの星雲などは1000ミリで撮影するけど、コマこれなどの補正レンズは何も使わず素晴らしい像を結ぶ。
もし、あなたが何か手ごろな反射系鏡筒やニュートン鏡筒、しかもコンパクト持ち運びオッケイなものを探している
としたら、迷わずこのMT160をお勧めする。
この鏡筒はあなたの想像を軽く超えてくるはず、出来る事ならもう一本欲しいと思う鏡筒だ。
・・・星空は春から夏へと進み、夏銀河も見えてきた、少し気温も上がり観測もしやすいだろう、少しくらいの月明
かりなら迷わず出撃・・、そう思わないか?
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鬼門の101とステラショット3導入・・・
http://phyton.exblog.jp/33717436/
2024-03-14T22:11:00+09:00
2024-03-14T22:11:11+09:00
2024-03-14T22:11:11+09:00
phyton_info
宇宙
階段を降りて見学に行ったりして、色々な情報交換をしてもらった。
天気もシーイングも良く、これならいけるぞと、なかなか良いのが撮れていないM101を導入、すぐに撮影体勢に入った。
300秒ごとにモニターに上がるその101は、恒星が何だか流れていて、こりゃ極軸やっちまったか・・と、ポールマス
ターをつなげてみると、ピッタリ合っていて・・なんでだろーって考え込んでしまった。
そう私には101は鬼門の銀河なのだ。
再び撮影を開始したもののやはり恒星が細長くなる、嫌になって諦め次の天体を導入していた。
星が流れた101↓BKP300といつものスタイルで18コマ・・それで嫌になり諦めたもの、情けなやー。
でも1時間ほどして流れの原因を突き止めた・・、それは、タカハシJ架台のクランプを強力に締めすぎたため、だ。
それで動きようのない架台となり流れたと思う・・多分・・それでクランプを弱めてみた、そしたらやはり良いガイ
ドをするようになっていた、いつまでたっても分からないこと、トラブルばかりで難しい天体撮影だ。
そんなこんなの寒い3月に、色々な出会いや、コラボがあり、今回ステラショット3を導入し使ってみる事となった、
ステラショットは未経験で、愛好会のメンバーなど、使っている方から少しずつ情報を頂いていて、ネットでもおおよそを見ていた。以前のバージョンからかなりの進化を遂げ、多彩な撮影やライブスタック、数々のアシスト類など、評判も良さそう
で、実際に使ってみるのが待ち遠しい。
このステラショット3では、私が普段大きな信頼を寄せて撮影しているタカハシシステム160Jと、それをコントロール
している輝星さんのE-ZEUSⅡとの相性が良いという。
もちろん他の色々な架台も動かせるだろうし、今までのASIstudioと合わせて運用していきたい。
・・・、ここにきて年度末は忙しい、自治会の活動報告や会計、総会・・などなど、数字を扱うのが苦手な頭なの
で、時間をかけてやらねばならず、今夜も晴れているのに星の下に行けない、何とか土曜までにけりをつけて、新月期最後かなーの撮影に行きたい。
みずがき湖でご一緒したいねー。
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その銀河を見つめていた NGC4565途中・・・
http://phyton.exblog.jp/33714335/
2024-03-12T16:42:00+09:00
2024-03-12T16:42:14+09:00
2024-03-12T16:42:14+09:00
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宇宙
宵の口の冬星座から明け方の夏銀河まで見られるこの時期、旬の天体は系外銀河だ、それで撮り増しや、新たな撮
影、モノクロでカラーでと二台体制で忙しく動き回り光を集める。
この頃は、小さめのMT160が活躍していて、しかも安定して良い結果が得られるので好んで使っていた、大きな30c
mニュートンは光軸やバランス、スケアリングとも少し調整が足らず、座標や、機体のバランスによっては良い結果に
ならないことがあり、今回の撮影でも随時調整しながらの撮影だった。
そんな30cmニュートンで撮影したNGC4565の途中経過をお見せしたい。
BKP300+エクステPH+ASI2600MCP
180s×72コマ
形の綺麗なエッジオン銀河で昔から大好きだった。みずがき湖のキャラクター「ラジウム星人」の故郷とされている銀河で親しみも深い。
この画像はPIでBXTまで進めたものでこれからはノイズを撮りながら先に進めていくのだけど、連夜の撮影に爆疲れで止まっていたもの。
新しくこさえたフラット用のトレース版セットを使っているけど、まだ良い結果とはいえない。こちらは、先の画像の前段階、ストレッチ後のABEで背景を整えたもの、私はABEでカブリやムラをとることが多い、
フラットが完全でないときはとても役に立つプロセスだ。
途中まで処理していて、いつも感じる事、ほとんどBXTまでで完成でも良いんじゃないかと。
なので複数天体を処理するとき、色んなものをここまで進めてセーブしていて、時間があるときは先に進めている、N
GC4565も多分先の先まで進めると思うけど、何処かで壊れる可能性が大だ。
少しトリミングして・・・、ビューモニターを見ながら、不思議な気持ちで見いっていた、色々なことが想像できて宇宙酔いしそうな感覚だ。
今月の撮影夜は毎回寒くて、マイナス8度くらいになり、色々なもので厚着をするんだけどそれでも寒い、駐車場の撮
影者は更に寒いことだろう、でも階段を降り遊びに行くと、皆さんいつも外で頑張っていて、自分も頑張ろうという気持ちになる。
東京からの2人組さん、タカハシ160、JPの方、愛好会の面々・・良い結果が得られただろうか?
まだまだ新月期がつづいていて、もう一夜くらいは撮影できるだろうか、13日水曜辺りが晴れそうだけど、今から周辺の調整を図ろうか。
・・・今日も午後になり大粒の雪が降り、道路も真っ白になっている、3月だけど今が真冬のような感じに寒いよ。春
の天気で晴れないのも困るけど寒すぎるのも嫌だ。
今週、みずがき湖に撮影に来られる方、ぜひお会いしたいね。
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超銀河団の良い響き・・・
http://phyton.exblog.jp/33706635/
2024-03-06T20:28:00+09:00
2024-03-06T20:28:22+09:00
2024-03-06T20:28:22+09:00
phyton_info
宇宙
河団と名がつく、このかみの毛座の団は別格と思う。
3億数千万光年という新宇宙に群がる小銀河を望遠鏡で捉え、モニターでビューしてみた時は言葉を失った。
最初のトライは昨年末の事、割と大き目な二体の楕円銀河を中央に配して撮影していた、まだ季節が早かったこと
と、すぐに薄明となり大した露出はかけられなかった。
その時の銀河団は少しモヤモヤとした感じで不完全燃焼、それで年も開けて1月の新月期からちょこちょこと撮影していた。
今度の構図は、大き目楕円銀河を少し左に配し、すると右側下方に渦巻銀河が二つ飛び込んできて、これは嬉しいと、追尾か始まった。
でもまだかなりの明け方よりの撮影で、寒さ眠さから早めの切り上げで、たっぷり露出とまではいかなかった。
でも100分強を露出し、なんとか見られる超銀河団が完成した。↓BKP300+ビクセンエクステPH+ASI2600MCP F7
ゲイン100
300秒×22コマ
この頃?昔から? 強強調、引っ張り屋の壊しと自負する私、露出時間相応の処理を心掛けていきたいと・・・思っているだけ。それで・・、
何とか仕上げてみたものの、足りない露出時間を感じている、かみの毛座は今が旬だろう、他の銀河、あれもこれも
と行きたいのだけど、我慢して、これを撮り増しするというのも有りかと。
昨夜からの雪は15センチの積雪、雪かきで体も痛いけど、今度の週末は晴れそうだ、みずがき湖で会えることを楽しみにしている。
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M109のとちう、どうやればいいのさ・・・
http://phyton.exblog.jp/33704580/
2024-03-04T23:01:00+09:00
2024-03-04T23:01:15+09:00
2024-03-04T23:01:15+09:00
phyton_info
宇宙
左側の輝星の中心黒ずみは無くなったけど、こんどは他の輝星が変になってきた、PIでLRGB合成をしてみたけど上手
くいかず、この頃やっているステイメ9でカラー合成してみた結果、輝星の黒ずみが無くなった。
BXT.NXTの後星分離し、銀河画像にはマスクで銀河本体の強調と、カラーを整え・・・ようとしたもののなかなかうまくいかず。
今夜はここまでかなとセーブした。恒星のカラーもきつすぎかな?
背景のムラはマスクで平らにしたけど、もっとしっかりしたフラット処理すれば楽そうだ。
銀河の構造は良くわかるようになった、でももっと露光が必要なんだろう、悩ましいけど他の銀河にも行ってみたい。
MT160の独特な写りは気に入っている、純正コレクタで1300ミリというのも銀河撮りには嬉しい、となりの30cmと
は最初の感触が明らかに違うので、それもどちらも楽しい。
次の晴れはいつ?
何だかこの頃寒いけど、星が綺麗なら出撃しよう、・・・すぐそこだけど。
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大好きがいっぱい・・M109カラーになる
http://phyton.exblog.jp/33703403/
2024-03-03T21:26:00+09:00
2024-03-03T21:26:01+09:00
2024-03-03T21:26:01+09:00
phyton_info
宇宙
・・・3月となり月も日ごと痩せてきて、あらゆる天気予報を確認し、ついに昨夜その時が来た。
一か月半ぶりの天体撮影でみずがき湖の観測所を開けていた、強い風も夜にはやむだろうと読んで明るいうちにカメ
ラやPCの確認とセッティングを済ませ、トラブルの無いようにと祈っていた。
16時ころ、びゅーるさんも到着し薄明終了を待っていた、幾つかの彗星が見えているよと教えてくれて、びゅーるさ
んはターゲットを決めたよう。
いつもノープランな私だけど、この夜は少しの計画が立ててあり、大好きがいっぱいの春の銀河を、その中でもまず
は、おおくま座のM109のカラー画像を取得しようと、薄明の残る空に、すでにアラインも済ませ、それを待っていた。
日が長くなったものだと、着実に近づく春を感じながらも、19時前にはM109を捉え、追尾に入っていた。
前回の1月初めに109のモノクロ画像は撮影していて、今回は同じセンサーのカラーカメラでRGBを取得しようという作戦だ。
久しぶりの撮影に何らかのトラブルがあるだろうと予想して臨んだが、案外取り越し苦労で、順調に撮影は進んでいた。
ただ、3月と言えども昨夜はとても寒く、電熱ジャンパーが無ければ心が折れていたと思う。
そんなこんなで何とかカラーにできつつあるM109のとちうけいかを載せてみたい。
とちうなので、よろしくないところも直ぐばれちゃうと思う。MT160+コレクター+ASI533MMP/533MCP
モノgain360 カラーgain100
180s×ちょっと忘れてる。
上手い方の凄い処理に比べると私の109は何だか危うく不安定な感じだ。これから調整を繰り返し、よい109に近づけ
ていく作戦だけど、どうしたらいいか分からない処理工程が沢山ある。
前回に撮影したモノクロ109は、それなりに良い感じで、カラーで無くても良いんでね⤴ って思ってたけど、少し時
間がたつとやっぱカラー化したくなった。ASI533は、とても良いCMOSカメラで、センサーこそ小さいけど、その写りはなかなか素晴らしい、例えばA3ノビな
どに引き伸ばしプリントしてみても悪くない。
小さめセンサーだから、系外銀河などの小さな天体が大きく撮れて、あとあとクロップしなくても、望遠鏡の性能の
高い中心画像を切り出すことが出来るので、大きさも重さも含めてとても扱いやすいカメラと思う。
私はモノクロとカラーの二台の同センサーカメラによるカラーアシストだけど、モノクロにフィルターホイールで撮
るのももちろんアリで、そちらの方が主流なのかな。
今回はMT160の1300ミリ焦点に取り付けているけど、隣の30cm 2100ミリに付ければ、2′とか1′というような小さ
い銀河も主役として撮影できる。
こうして、大好きがいっぱいな春の星空の下、時々吹く強風にパソコンを抑えながらも、半月が出ようとも、明け方
まで星浴びが出来た嬉しい一夜だったのだ。
・・・次の晴れには是非みずがき湖で会いたいね。
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エリダヌスの系外銀河NGC1300・・
http://phyton.exblog.jp/33697969/
2024-02-27T21:48:00+09:00
2024-02-27T21:48:42+09:00
2024-02-27T21:48:42+09:00
phyton_info
宇宙
昨日、ふと画像調整しようと処理ソフトを開いたものの「あれーっ忘れてる」やりたいことが上手くできない、たった一月でも忘れちゃうんだね。
そろそろ取り戻さないと。
昨年末から一月初旬には、二台のニュートンで系外銀河を追いかけていて、その中にエリダヌス座のNGC1300があっ
た、が、その時はモノクロカメラでのみ撮影していて、カラー化出来ないでいた。
少ししてから1時間程度のカラー撮影が出来て、それでカラーアシスト、でも何だかカラーが上手く調整できず、LRG
B合成自体確認不足で色ずれしているのにも気が付かなかった。
でも、もう時季外れになるので、今時点のものを処理途中銀河として載せてみた。MT160+コレクター+ASI533MMP/533MCP
カラーアシスト
PI.SI9で処理
色々やるんだけど何だかイエローに寄っていく、でも棒部分がカッコいいのでこれでとりあえずOK、後はまた次期冬にでも。
こちらはモノクロカメラのみ、銀河はモノクロでも綺麗に感じるね。出来る事なら一年中系外銀河を撮影していたいんだけど、夏と冬は派手な星空に隠れて撮影対象銀河が少なめだ、で
も今の鏡筒+高感度小さめセンサーのCMOSカメラを使えば、小さく目立たない銀河も良い感じに撮れそうだ。
ここ一月のブランクの中、星空は春から夏へと向かう、明け方には天の川も見えてきた、でも良いことも、夜の早い
時間から春の系外銀河が撮影可能だ、3月の天気はどうだろう?
完ぺきな晴でなくても観測所を開けて望遠鏡を操作するだけで、天文の雰囲気が味わえるから、星が見えたら出撃しよう。
観測予定Xデイは・・・3月3日、8日9日・・花粉さん黄砂君、春霞ちゃん、みずがき湖には来ないでよ。
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銀の山々とフィンランドサウナと星・・・
http://phyton.exblog.jp/33694313/
2024-02-24T11:23:00+09:00
2024-02-24T11:23:02+09:00
2024-02-24T11:23:02+09:00
phyton_info
体験
さーて、終わったぞー・・・と、ビジターセンターの仕事に集中しなければならない、そして昨日、降り続く雪の中、フィンランドサウナと星空教室のイベントを開催し、県内外からお若い参加者さんが来てくれた。
夕方には雪がやみ、辺りの山がとても綺麗で、参加者、スタッフともまずそれに目を奪われたよう、見慣れている私も「確かに綺麗」とその景色の美しさを再認識した。サウナは移動式で軽トラの二台に設置してあり、室内に薪ストーブとサウナストーン、そして今回は増富温泉らしく、ラジウムの源泉をストーンにかけてラジウムサウナなる蒸気で熱々・・そして整う。
サウナから上がると、特製のキノコ汁とベーコンカレーを頂き、食しながら私の終わらない長い話、地域の歴史から宇宙まで、お喋りさせてもらった。
厳冬期に観光客さんが激減するここ増富地域において、こうした新たな取り組みは、後に良い変化をもたらすような予感もした。
・・・さー、ハードないくつもの仕事が少し完了となり、3月は晴れたら星見を繰り返し、いくつもの天体を見て回りたい。
是非、みずがき湖に来たら声をかけてくれ・・・。
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キノコと同居・・・
http://phyton.exblog.jp/33683714/
2024-02-14T19:18:00+09:00
2024-02-14T19:18:19+09:00
2024-02-14T19:18:19+09:00
phyton_info
暮らし
をしていて、昼頃には疲労困憊で、なので夜の天体撮影は出来ていない、多分2月は一晩も出来ないと思う。
ただ、天文家さんとの出会いや交流は昼間にできていて、星とのつながりは持ち続けている。
この冬場は、暖冬と言いながらも、私のところではかなり寒くて、肝心のシイタケ君の成長が遅い、それにも関わら
ず、有難い注文が沢山入り、嬉しくも困った困ったが続き、ついには少しだけ家の部屋に持ち込み、成長を促している。
何だかおかしな光景・・、キノコと同居だね。昨年の初夏に、ハウスのビニルを太陽光透過率の低いモノに替えたため、夏場は良いが冬に温度が撮れないのが悩み
どころ、温度を保とうと暖房を普通に使うと、月に何十万もかかってしまう、それで、今回は春を待つことにした。我が家の部屋は夜も暖か、これでどんな成長を見せるだろう?
・・・次第に月も太り、私も太り、やがて3月へと・・・春の天気周りで晴れない夜が続くのだろうか?
温かな3月と、小雨とか霧とかの夜は、その昔のハレーすい星を思い出す、何夜も晴れない夜にチャンスを狙って毎晩スタンバイしていたあの頃。
今のキツイ肉体労働から解放されたら、来月は見るぞ撮るぞ処理するぞー。
そんなわけで、3月の星見や、天体観測教室には声掛けしてほしい。
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NGC2841、大好きながらなかなか難しい・・・
http://phyton.exblog.jp/33679039/
2024-02-10T10:44:00+09:00
2024-02-10T10:44:34+09:00
2024-02-10T10:44:34+09:00
phyton_info
宇宙
でも今は多忙な時期で、早朝からの仕事に備え夜の星見はお預けだ、仕方ない。
毎年、秋の銀河祭りが終わると、12月から冬春の銀河祭りに参戦していて、好きな銀河はなるべく丁寧に時間をかけ
て撮り、時間をかけて処理するように心がけているけど、もともと銀河は淡いのが普通で、それをハッキリ、シャキ
ッと仕上げるのは私には難しい仕事。
そんな中、昨年末から何夜にもわたり撮り増していたのがNGC2841で、良い画像に仕上げようとある程度計画しなが
ら取り掛かり、通常のライト画像に、DTD、IRパスフィルターなどのデータを取得していた。
コンポジット画像はほぼ白色で、それからカラーを持ち上げるのは難しそうで、何度もやり直しマスク処理も重ね、
ようやく淡い銀河色を得られた。BKP300+エクステPH+ASI2600MCP
タカハシシステム160J+E-ZEUSⅡ
180s×169コマ
DTDフィルターなど180s×186コマ
1065分露出
私の撮影にしては長時間で、フィルターも3種類使用したけど、DTDはいらなかったかなーと感じている。
月光下でのIRフィルターはある程度効果があるようだ。
それに加え、カラーの表現にHaフィルターも効果がありそう。
アノテート・・、処理を重ねたため付近の小さな銀河が崩れてしまったのは残念、系外銀河はどれもある程度同じよ
うな波長と思うので、ここのみずがき湖での撮影システム、機材ばかりでなく、各種フィルターの組み合わせ、パタ
ーンなどを見つけて、良い銀河画像を取得していきたい。
☆・・・これから少し暖かくなるよう、みずがき湖ビジターセンターでは天体観測会で一般の方、ファミリーなども募集し星空の教室をしているので、星に興味のある方々、是非遊びに来て星を眺めて宇宙の話をして、非日常のひと時を過ごしてほしい。
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NGC2403、西丸さんは大きいね・・・
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2024-02-04T15:31:00+09:00
2024-02-04T15:31:18+09:00
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phyton_info
宇宙
でもね、すぐ溶けちゃった。
ただ、明日からは更に本格的な雪が降り、大雪となるらしいので車は万全でも雪かきが大変そうだ。
今はキノコ君の仕込み作業を早朝からやっているので、天体撮影の時間が限られ少し寂しい、シフトと晴と体力が重
なれば少しくらいできると思うけど。
このところビジターセンターでも天文関係の方との出会いが良くあり、先日は私の30cmが載るタカハシの架台に取り
付けているE-ZEUSⅡという導入システムを製作している(株)輝星さんが来られて、楽しく有意義な天文話が出来た
り、県内の天文屋さんが望遠鏡の見学に来たりと・・連日新たな出会いや、星よりの話が出来て、撮影出来なくても
良い交流が出来ている。
でもね、カレンダー睨んで、星撮りの予定を探っている。
そんな立春の夕方に、今回はNGC2403を処理したものをアップしたい。
凄くは無いけど大きくて撮り甲斐のある銀河だよね。先月の寒く晴れた夜、おおくま座の銀河を撮影しようとしていて、目的のものが上がるまでに寄り道しちょい撮影したものだ。
BKP300+エクステPH+ASI2600MCP
gain100
180s
30コマ
フィルターは付けていないけど、強調していくと意外とカラフルな銀河だ、大きくて近くの恒星と相まって賑やかな
構図が撮れる領域だ。
何度か撮影している銀河たけど、今回は上記のシステムで、かなり大きめに撮れて、迫力なのだけど、これが良いか
悪いか、上級者の作例をあまり見ていないので判断がつかない。
1月の新月期にはかなりの数の天体を撮影していて、処理がコマ切れとなりなかなか仕上がらない、それにまだ2月な
ので大好きな春の銀河祭りを長く続けて居たい。
今朝の雪は解け、次の雪迄少しの時間があり、今夜は快晴の予報、遠方の会員さんも撮影に来る連絡があり、私もや
りたいけど、とりあえず本業が優先なのでダメ。
次は7日、9日夜が私の観測予定、もし会うことが出来たら楽しい宙話をしよう。
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