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みずがきの森から

phyton.exblog.jp

 山梨県北杜市須玉町   田舎暮らしのブログ

2019年 01月 08日 ( 1 )

正月休みに連続撮影した画像のうち、モノクロ冷却CMOSのものが何天体もフィルターホイールが回っていないというミスを犯し、少しショックを受けている、フィルターのボタンを押し忘れていたのだ。そんなこともあり、最終撮影日の3日夜には、何度も何度もフィルターボタンをチェックして、音声ガイドでも「ふぃるたーちぇんぢ」と言っているのを確認し、RGBに気を配っていた。
この夜は早い時間に撮影準備が整い、いつでもOKなのだが、撮りたいのは春のディープスカイ、小さな銀河群などを予定していたので、宵の口は遠方から撮影に来られている大勢の天文家さんと交流しようと思っていた。
暖冬とはいえ毎夜氷点下5度以下の厳しい冷え込みが続き、駐車場での撮影は辛いだろうと、ビジターセンターの2階ホールのストーブとコタツをスイッチオンにし、いつでも暖をとりに来てくださいと開放していた。
すると何人かが私の撮影の見学に来てくれて、折角ならデモンストレーションにと導入したのがM1かに星雲だった。APTの画面に映されたかに星雲はとてもはっきりと見えて大きい、やはり3000ミリは素晴らしい。もちろんテレプラスでの2倍なので、星像が凄く良いというわけではないが、悪いわけでもない。そんな3000ミリでのかに星雲を画像処理してみた。
b0100253_21223772.jpg
BKP300+2×テレプラス+ASI1600MMC. マイナス30度 タカハシ160J+E-ZEUSⅡ 60ミリEDミルトルガイド鏡+QHY5LⅡ+PHDガイディング
露出240秒 ゲイン300 L17 R2 G2 B2 Ha2 ステライメージ8、フォトショップE、PCフォト
ノートリミング
画像処理を進めている時、Ha画像単独では綺麗なかに模様のフィラメントがはっきり再生されるのに、RやL画像とミックスするときは判別が難しいほどフィラメントが弱くビューされるため、効いてるの効いてないのと疑問に思ってしまった。
予想では細く赤いかにフィラメントが浮き出ると思ったのだが、私にはここまでが限界だった。このあたりの事は今後の課題でもある。
もう一つ、明るい恒星の中に色模様がついてしまっているが、これはデジタル現像時のエッジ調整で効かせすぎたためと思う。
もっと画像全体に目と気を配りながら慎重な調整を心掛けようと思った。
このかに星雲を撮影している最中にも色んな方が見学に来られて、あれこれ話しながら撮影を進めていた。独りぼっちでの観測だと時々寂しくなるが、星仲間がいると楽しいし更に頑張れると感じた。

by phyton_info | 2019-01-08 21:41 | 宇宙 | Comments(0)