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みずがきの森から

phyton.exblog.jp

 山梨県北杜市須玉町   田舎暮らしのブログ

2019年 02月 10日 ( 1 )

少し前の6日のこと、気温の乱高下の中この夜だけ晴れる予想だ、しかし午前から降り続く弱い雨は午後まで続き、ようやく16時ころにあがった。すると今度は濃い霧が立ち込め、空気がじとーっとすごい湿気を帯びていた。
あらかじめGPVで夜の晴れが予想されていたので夕飯を食べすぐにみずがき湖へ向かった。まだ薄明が残る中、観測所を開けせっせと準備をした。
この日の朝にようやく接続が完了したカラー冷却CMOSとAPT、何とか間に合わせ久しぶりのCMOS二台体制で撮影に入った。
いつもはもたもたしてしまうケンコーのEQ6proからセットしようとアライメントをしていた時、ギーギーっとすごい音がした。ええーっ何の音だ?よく調べると赤径体から音がしている、これはギアが緩んで空回りしているようだ。そして導入も追尾も出来なくなった。(なんということ) かなりいい調子で使っていた赤道儀だけにショックは大きい。
で、仕方なくタカハシ160+BKP300+ASI1600MMで撮り始めた。さきのトラブルで動揺してしまい撮影計画が乱れ、何をとればいいか分からなくなっていた。顔を上げ空を見ると北の空に北斗七星が上がっていた、この辺りには沢山の系外銀河があり、まずはと選んだのはM109棒渦巻銀河だ。すごく細かく巻いた渦の中心付近にその棒部分がしっかりある銀河で、カッコよく、私の好きな銀河上位に入る。
・・・あれこれ苦労し、それなりに時間もかけ撮影したはずのM109だが、今一つシャキッとしない。この夜の凄い霜のせいでレンズが凍ったのか?やり方が悪いのか?
それがこちら↓
b0100253_20442491.jpg
少しのトリミングがしてあるが、前回までのようなテレプラスでの3000ミリシリーズではない。いわばノーマルな撮り方なので、もっと鋭い星像とか、銀河構造の高解像を期待したのだがあえなく撃沈。風はなくガイドも順調だったが、やはり強烈な降霜による何かの凍り付きもあったかもしれない。
このM109は以前も撮影していて、キャノンEOS7D改での画像がこちら↓
b0100253_20523672.jpg
これはBKP250での撮影だっと思うが、色はともかく星像がシャープだ。バックグラウンドも締まり均一だ。この撮影から何年もたっているのになんと進歩のないことかと思い知る。
M109は大熊座γ星のすぐ近くで、光度9.8等、距離2700万光年。
・・・赤道儀の故障、ひどい降霜などでちょっと気分も下がってしまい、この後をどうするか、しばらく熱いカップ麺を食べながら考えた。
ただ、ひどい降霜でも空は晴れていてきれいな星空、駐車場には久しぶりに会うももんがさんや、甲斐市の青年が撮影していた。時々近くに行ってあれこれ話し、再び二階に上がりを繰り返し、この後はカラー冷却CMOSに切り替えようかと思っていた。
降霜でつるつる滑るテラスはスリル満点、慎重なすり足で時々ガイドの様子を見に行った。

by phyton_info | 2019-02-10 21:07 | 宇宙 | Comments(2)