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みずがきの森から

phyton.exblog.jp

 山梨県北杜市須玉町   田舎暮らしのブログ

2019年 03月 11日 ( 1 )

少し早く目覚め、寝たままの体制でカーテンを開けると「ぎょぎょっ」外は真っ白、雪が積もっているではないか。驚いて飛び起き慌てて車を温めフロントガラスを解かした。
今日は東日本大震災から8年目のその日、一日中テレビで特集をやっていた。それにしてももう8年もたったんだ。あの時の恐ろしい光景が思い出された。午後2時46分には手を合わせ黙とうをした。
・・・今朝は名残雪となったが、もう春なのだ、それを知らせるのがカラス座だ。春の大曲線をぐるりと南下するとそこにカラス座はある。3から4等級の星が台形を作り、それがなんともカラスだというが星座絵を見ないとなかなか想像しがたい。それに南に低くみずがき湖からは甲府の方角で、低空の光害も少しあり、そのあたりの星は少なく感じる。
しかしそこには魅惑の天体、魅惑の銀河が多数存在し、その中でも有名なのがソンブレロ銀河と呼ばれるM104だ。昔から何度となく撮影しているM104だが、しつこくもまた過去データをいじり出してしまった。いつものLrに加え、フォトショCCにもっていき調整した。(あまり変化はなかったか)↓
b0100253_20483935.jpg
M104は、カラス座の少し北東に位置し、手動でも捜しやすい星の並びがあり、小さい天体ながらも人気があるし、その姿は正しく宇宙の神秘だ。いわゆるエッジオン銀河で、真ん中を横切る暗黒体が素晴らしい。この画像はBKP300にEOS7Dを取り付け撮影したもので、3年くらい前の画像だ。二つの銀河が組み合わさっているというようなことを聞いたので、ハロのような部分を明るくふっくらと出るようにした。そのハロ?の上下に透かして恒星が見えるのも宇宙観がたっぷりではないか。画面左上には「三銃士」と呼ばれる三つ子星があり、その色が美しく表現できるようカラーも調整した。
始め背景が黒く締まりすぎているのではと思い、明るくもしたが、適当ではなく元の黒く締まった背景に戻した。
このあたりの領域には無数ともいえる小さな系外銀河が浮かび、画像を拡大していくとそれが現れ、まるでボイド宇宙の図を見ているような素晴らしい感覚を味わうことができる宙間でもある。
・・・確か8年前の今夜は、あらゆる明かりが消えていて、驚くほどの暗い空に星が光っていた。そして音もなくそして静まり返ったここは宇宙の一角だと天に知らされた夜だった。
震災に合われた地域の復興を願い、犠牲者を悼み、、次に来る災害に備えるためにも忘れてはならない今日なのだ。

by phyton_info | 2019-03-11 21:04 | 宇宙 | Comments(0)