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みずがきの森から

phyton.exblog.jp

 山梨県北杜市須玉町   田舎暮らしのブログ

2019年 06月 13日 ( 1 )

今日は梅雨らしからぬ晴天の一日、外仕事のことを書いても暑苦しいだけなのでカット。この季節は流石に天体撮影の機会は殆どなく、ある人は再処理を、またある方はポチリ菌に感染し、それが家に届く嬉しさと恐怖と闘いながら・・。
そんな方はいないだろうか?現に私も暇ができると赤道儀や大口径鏡筒を物色してしまい、ふむふむ。あまりのめり込むと大きな箱が届いてしまう恐怖の夢を見そうだ。
今夜はそんなポチリ菌と闘う私が気を紛らわせている「再処理ネビュラ」?なる方法で宇宙散歩行ってみよう。
そのエリアはオリオン座馬頭星雲禁区?
b0100253_22043521.jpg
これは2015年11月に撮影したもので、BKP300+eos7d 120秒×17コマ、ノータッチガイドにて追尾
2015年はまだ30センチ反射を導入したばかりで、カメラも7dのみ、もちろんまだ自動導入もオートガイドかもされていないころ。どのくらい大きな馬頭星雲が撮れるるかとワクワクしながら撮影していた。画像処理はステらイメージ7が主。
今回その時のロー画像を再び慎重にコンポジットし、主な処理はステらイメージ8で、細部のディテール処理とカラーにはLrccで臨んだのだがどうだろう?以下に2015年時の画像をアップする。
b0100253_22111322.jpg
明らかに別物に仕上がったが、2015年のものはコントラストが強く引き締まっている、堅いイメージだ。馬頭の頭付近はしっかり輪郭がわかりこれはこれで今までは良かった。
そして今回の再処理馬頭は、コントラストは低めで赤い星雲部分が広く、スパイダーの光条もはっきりした。
大きく違うのは画面右上の青い小さな星雲だ。2015年のものは青い星雲はひと塊となり浮かんでいるが、今回のものは青い星雲内部にも複雑な暗黒星雲が入り込み、宇宙の深みの様なものがおどろおどろしく出てきた。背景の色も黒くなり2015年のようなグリーンに寄ったカラーでは無くなった。
こうしてみると、同じ人間が画像処理しても時と場合、使うソフトや感覚によりこれほどに違うものが出来上がるという驚きで、変な驚きではなく感動に近いものがあった。
・・・・こういう意味からも、過去の画像にも再び脚光を当てて一から処理しなおしてみるのも興味深いではないか。
梅雨のどんより夜空に、無口で何時間も取り組む再処理工場、これで気持ちよく眠りにつけそうだ。



by phyton_info | 2019-06-13 22:09 | 宇宙 | Comments(0)