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みずがきの森から

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 山梨県北杜市須玉町   田舎暮らしのブログ

カテゴリ:宇宙( 393 )

いったいどれだけ撮ってたの?なんて言われそうなくらい撮影データは溜まっていて、今日までに色々お見せしてきたが、一連の観測で是非やってみたかったタイムラプス、モーションラプスなど、いつもの星野写真や、直焦点撮影とは異なる手法でも撮影していた。
固定された雲台で撮影するタイムラプスを撮り、慣れたころ、兼ねてからやってみたかった画像全体に動きを付けたモーションタイムラプスをいくつか試してみた。
前回お見せしたのは星の動きとは逆方向にカメラを振ったもの、今回は星の動く方向と同じ法に恒星時の0.5倍速で振ったもの。
オリオン座を追いかけるように地上のビジターセンターも見えてくる、星空の聖地?ならではの神秘を感じてもらえるだろうか?
こうして沢山撮りためたデータを処理しているうちに、もう1月の中旬になっている、前に書いたようにサブ機の25センチ+カラー冷却CMOSで撮影したデータが、パソコンの故障と共に取り出せなくなっていて、最後の望みで専門家に依頼して救出を試みているが、難しいだろうとの事で、90パーセント諦めている。少し慌ててあれもこれも調達し、急な運用をしていたのでそれも行けなかったと思う。(チャンスはなかなかないものね)
そして、大寒、節分、立春に向かう頃、2月2日には、みずがき天文愛好会の例会も予定されている、愛好会のサイトで確認してもらい、是非、星の綺麗な冬の新月期に集まり、懇親会、画像処理勉強会、天体撮影観測会など楽しく有意義な時間を過ごしたい。

PS 今回の星空動画アップ時に、サイズを前回より小さくしました。大きなサイズでアップすると動画の動き   
  が悪いのかなと思い、そうしましたが、どうでしよぅ?

by phyton_info | 2019-01-16 21:15 | 宇宙 | Comments(0)
熱いうどんを食べたら再び宙へ・・。眠い眠い時間帯の明け方近く、数日間の連続観測もこの天体で終わり、これを撮り終えたら暖かな布団にもぐりこめる。だからもう一枚、更にもう一枚・・・と、コマを重ね、ついに金星が上る。閃光のような眩しい金星は私の胸をときめかせ、高く上るまで見届けたいと思った。APTの撮影プログラムももうじき終わる、しばし寒空に立ち尽くし宙を仰いでみたが眠気は増すばかり、もう終わりにしよう、きりがないから・・・。
「ラブイズオーバー」ではないが、古いですが。
3000㎜の写野にもさくさく導入しているタカハシ160JとE-ZEWSの組み合わせはお気に入り、アンテナ銀河も見失うことなく最後までコマに収めた。
b0100253_21494525.jpg
神の領域をも思わせるアンテナ銀河、35年前フィルム直焦していたころには考えられないもの。それがデジタル時代になり私にもその姿が分かるように写せる。ここにたどり着くまでにはこのアンテナ銀河を手動で捜し、1時間半もかけ、はかなく散った経験もある。もう少しヒゲの部分が鮮明に撮れればよかったが、次の課題となった。
参考に、同冷却CMOSによる1500ミリノーマル焦点では →
b0100253_21544883.jpg
このような感じだ、広写野の分か、ヒゲはハッキリと撮れている、もちろんこのサイズも好きだ、画像上半分の迷光が入り込んだような現象も今では、厚く黒い布フェルトを鏡筒後部に張り付け解消したようだが、まだ油断はならない。
アンテナ銀河を撮り終え、連続観測は終了となったのだが、主砲の30センチ隣で撮影していた25センチ反射、こちらにはカラー冷却CMOSが取り付けてあった、前に記したようにそのデータが記録されたPCがトラブってしまった。高い修理代となっているはずだが明日辺りに修理状況とデータの取り出しが可能か否か尋ねにショップに行ってくる。
楽あれば苦あり、苦あれば楽あり、色々あるからまた楽しいのかもしれない。


by phyton_info | 2019-01-14 22:09 | 宇宙 | Comments(0)
今月2日の観測は、観測所が開けっ放しで望遠鏡もセットしてありカメラも取り付けてある、電源をオンにするだけですぐに観測体勢に入れる好条件。この夜も星空は抜群、安定した天気で風も弱い。しかし新年早々なので他の観測者は少なく、東京から来られたHさんが一人駐車場で頑張っておられた。
珍しく観測計画なる手書きの天体ナンバーと撮影候補の望遠鏡、導入の手順などを記したメモを見ながら順番に導入し撮影するというサクサク観測をしていた。
その数ある天体の中でも、ここは魅惑の領域・・と、期待していた座標に向け30センチの鏡筒が向かい、APTで試写すると、「おおーっ」これは凄い。カッコいい、いろんなタイプの系外銀河が大小幾つも写野に浮かんだ。その魅惑の領域とは、しし座のカマの辺り、NGC3190を主にを、周辺に中小、小、微小銀河が一体幾つあるのかというくらいに散らばり、拡大してみると何かの宇宙特番で見たような「ボイド構造」を思わせるものだった。
・・・しかし、しかーし、やってしまつた。
フィルターホイールが回っていない、スイッチの入れ忘れだ・・・、ということで仕方なくL画像のみをコンポジッとした。
b0100253_20281494.jpg

モノクロ画像ながら個人的に大感動したものだ、何より3000㎜の写野にこれだけ個性のある銀河が多数写る領域は今まで知らないし経験もない。
深宇宙観に満ち溢れているではないか。L画像は取得してあるので、いつかRGBを撮影しようと思うが、再びこの構図に持ってこれるのだろうか?、私の撮影は構図とりのためにカメラを回すことが有るので、再度この構図に寄せられるかは分からない。
また、BKP300のノーマル焦点1500ミリでの撮影でもオートガイドが乱れることが多かったのだが、倍の3000㎜にしてからはガイドが安定している・・というのは何故だろう?
考えられるのがバランス、カメラの位置や、鏡筒後ろに張ったフェルトなどの影響が良い方に出てバランスよくなっているのかもしれない。
ガイド鏡はミルトル60EDにQHY5LⅡ、ガイドソフトがPHDの前のバージョンの物、この組み合わせが今のところ私の機材では最高の相性だ。

・・・こうして、長焦点のその先には魅惑の領域がいくつも存在し、今までにない構図で深宇宙感あふれる画像が撮れそうだとわかり今後楽しみになってきた。この夜の撮影はまだ続き、フィルターホイールが回らないままご機嫌で観測している自分がいた。


by phyton_info | 2019-01-12 20:44 | 宇宙 | Comments(0)
すっかり星ブログとなっている「みずがきの森から」だが、それだけ今回の正月観測に時間を費やし、多くのデータが得られたという事。
もちろん、星以外の自然関係、きのこ関係、犬関係・・など、お伝えしたいことは沢山あるが、もう少し星シリーズを続けたいと思う。
今回紹介するのは、モーションタイムラプスと言い、星が時間とともに移動する様子+地上の風景も移動するという複合的動きのタイムラプスだ。よくテレビの宇宙番組とか車のCMとか、ネット動画には度々登場していて、いつかああいうのを撮ってみたいと願っていた。
星を動かすための撮影方法はわかっていたが、地上の景色をどう動かしたらいいのか?私の小さな頭では今までは理解できなかったのだが、そうだ・・・、スカイメモsがある、これを水平に設置して赤経体を回せばと理解し、正月の観測夜に実施してみたのだ。
そのモーションタイムラプスがこちら・・・。
前回のタイムラプスは、私が天体望遠鏡で撮影している様子を固定されたカメラから数時間撮影したもの、今回はビジターセンターからみずがき湖畔に降り、その通路付近にスカイメモsを水平に設置し(ようは経緯台として使用)0.5倍速で逆回転させたもの。
星空は西に移動し、地上風景は東にふる、という設定で3時間ほど撮影したものを動画に繋ぎ合わせた。
見ていると何だか体が浮き上がるような感覚になり良い感じだと思った。山から次々と上る星座や恒星も臨場感が有り嬉しかった。
時々、ここにカメラを仕掛けて撮っているということを知らない他の観測者の光が通過してこれもまた楽しい。
こうして欲張り天体観測は続き、二台の冷却CMOSと一眼レフによるタイムラプス撮影と、あれこれ頭が混乱しながらも何とか撮影出来て次への意欲もわいてきた。

by phyton_info | 2019-01-11 20:35 | 宇宙 | Comments(0)
昨年末のみずがき天文愛好会忘年会の時から導入している、カラー冷却CMOSは、撮影のチャンスがたびたび訪れていたが、撮影ソフトの相性や、ケーブルの不足などから、ファーストライトが出来ないまま時は2018年大晦日になっていた。
少しの間に大変だけど撮影ソフトの準備や、ケーブルの延長、Wi-Fiを使った赤道儀の操作・・・など、仲間に教わったり、ネットで調べたりを経て、ようやく本撮影へとこぎつけたのだ。このCMOSを運用するために新たにノートパソコンも購入し、準備万端で導入した天体は何故かオリオン大星雲、あれこれ最初の天体を想定していたが、いざ性能を試すにはM42が良いだろうということになった。望遠鏡はBKP250 F4、このCMOSのセンサーはAPS-Cより少し小さい、M42を入れるのは少し窮屈さを感じた。冷却温度はマイナス30度、ゲイン350、300秒の露出でサクサク撮れる。
カラーは楽だ、ただ、センサー前に入れたIRカットフィルター、これは効くのか効かないのか分からぬままの撮影。このフィルターで減光されるだろうと思いゲインをかなり上げたのだ。
ファーストライトなのでじっくり納得いくまで調整しようと取り組んだが、やっているうちに分からなくなりそうなのでこの辺りで良しとしてアップする。
b0100253_23015288.jpg
どうだろうか?ノイズが少なく、ザラザラ感は少ない様だ。露出300秒としたが、実際は多段階露出をしていて、150秒、60秒、30秒、10秒と、色んな露出を加算でコンポジッとしている。なので何とかトラぺジウムも確認でき、リアの淡いループ感も出ている。もう少し立体感のあるように処理できたらと思うが、こちらを立てればあちらがたたずで、強調すると青い輝星が強くなりすぎうるさく感じるので難しい。
何コマ撮ったの?と聞かれるだろうが、実はサブのパソコンで撮っていて、それが入院中、データはどうなるか分からずで分からないのだ、たまたまファーストライトのM42だけはメインのパソコンに移していた。厳しい寒さの中でのハードな機材の操作は何が起こるか分からないので、逐一手当しながら故障の無いよう運用したいものだ。
それでもかなりの枚数のコンポジットなのだが、知っている方も多いと思が、まだステライメージ8での自動生成は対応していない。ので一つ一つ手作業での基準点うち、コンポジットやその他、ちょっと疲れてしまった。
だからこそ楽しいのかもね。

by phyton_info | 2019-01-10 23:18 | 宇宙 | Comments(2)
正月休みに連続撮影した画像のうち、モノクロ冷却CMOSのものが何天体もフィルターホイールが回っていないというミスを犯し、少しショックを受けている、フィルターのボタンを押し忘れていたのだ。そんなこともあり、最終撮影日の3日夜には、何度も何度もフィルターボタンをチェックして、音声ガイドでも「ふぃるたーちぇんぢ」と言っているのを確認し、RGBに気を配っていた。
この夜は早い時間に撮影準備が整い、いつでもOKなのだが、撮りたいのは春のディープスカイ、小さな銀河群などを予定していたので、宵の口は遠方から撮影に来られている大勢の天文家さんと交流しようと思っていた。
暖冬とはいえ毎夜氷点下5度以下の厳しい冷え込みが続き、駐車場での撮影は辛いだろうと、ビジターセンターの2階ホールのストーブとコタツをスイッチオンにし、いつでも暖をとりに来てくださいと開放していた。
すると何人かが私の撮影の見学に来てくれて、折角ならデモンストレーションにと導入したのがM1かに星雲だった。APTの画面に映されたかに星雲はとてもはっきりと見えて大きい、やはり3000ミリは素晴らしい。もちろんテレプラスでの2倍なので、星像が凄く良いというわけではないが、悪いわけでもない。そんな3000ミリでのかに星雲を画像処理してみた。
b0100253_21223772.jpg
BKP300+2×テレプラス+ASI1600MMC. マイナス30度 タカハシ160J+E-ZEUSⅡ 60ミリEDミルトルガイド鏡+QHY5LⅡ+PHDガイディング
露出240秒 ゲイン300 L17 R2 G2 B2 Ha2 ステライメージ8、フォトショップE、PCフォト
ノートリミング
画像処理を進めている時、Ha画像単独では綺麗なかに模様のフィラメントがはっきり再生されるのに、RやL画像とミックスするときは判別が難しいほどフィラメントが弱くビューされるため、効いてるの効いてないのと疑問に思ってしまった。
予想では細く赤いかにフィラメントが浮き出ると思ったのだが、私にはここまでが限界だった。このあたりの事は今後の課題でもある。
もう一つ、明るい恒星の中に色模様がついてしまっているが、これはデジタル現像時のエッジ調整で効かせすぎたためと思う。
もっと画像全体に目と気を配りながら慎重な調整を心掛けようと思った。
このかに星雲を撮影している最中にも色んな方が見学に来られて、あれこれ話しながら撮影を進めていた。独りぼっちでの観測だと時々寂しくなるが、星仲間がいると楽しいし更に頑張れると感じた。

by phyton_info | 2019-01-08 21:41 | 宇宙 | Comments(0)
もうすっかり普通の生活に戻ってしまった山村での生活。ビジターセンターの営業も、キノコの収穫も盛んにこなし、正月は昔の事のように感じてしまう。
でもPCの中には正月の観測で撮りためた天体画像がいくつもあり、それを少しずつ画像処理している。しかしいくつかの画像はピンが悪かったり、ガイドが悪かったりで没となりそう、そしてピンチ、サブのPCのハードディスクが故障の模様で入院中。データはだめかもしれない。
そんな中、メインのPCにあるタイムラプスを処理し、天体観測動画として完成させた。タイムラプスはあまりやったことが無いので上手ではないが、リンクできていれば皆さんにお見せできるかもしれない。
それがこちら・・・。
撮影したのは大晦日の夜、みずがき湖の観測所で二台の望遠鏡を操作し天体撮影している様子をテラスの端から固定されたEOS6D+超広角レンズで1000コマくらい撮影した。年をまたいでの観測で、私の素早い?フットワーク?がお分かりいただけるだろうか?
星空は南の空で、オリオン座や大犬座が上り、西に移動していく様子が写っている。動画にしてみたら観測の様子がよくわかるので、これを家族に見せ、寒空の下苦労して天体観測しているのだよ・・と、説くと、凄く納得してくれて、ただぼーっと星を見ているイメージだったという私の観測が実は本格的と感じ取ってくれた良い証拠資料となったのだ。
正月の天体観測は殆ど雲もわかず風も弱く、タイムラプスにも最適で、これに味を占めてこのあと何度もこうした撮影を試み、ハマりそうになっている。
深宇宙のクローズアップも良いが、動く星空もとても魅力を感じる。

by phyton_info | 2019-01-07 22:01 | 宇宙 | Comments(0)
正月の観測は良い天気の連続、ここぞとばかりに何日も続けて夜のみずがき湖観測所で星を追いかけた。それは星空の地元に住んでいるから・・・、そればかりではない、一番は家族の理解だと口には出さないが有難く思った居る。「ちょっと行ってくる」だけで朝帰り、近くだとは言え家を空けるのは申し訳もないし、心配でもある。
そんな理想的?天文環境の中、この夜も二台の反射望遠鏡を動かし深宇宙を覗いていた。お正月ともなると夜おそくには春の星座も上り、3000㎜に伸ばした焦点距離で狙える天体が次々と思い浮かび、そして照準を合わせたのが大熊座のM82不規則銀河だ。M82は何というか、中心部の辺りからシュワーっとした爆発のような噴出があるのを天文台の写真やネットの宇宙画像で見ていて、ベテランの超技術者がアマチュアでも撮影されていたり、ちょっと憧れ的な天体でもある。それをみずがき湖にある機材で撮影してみようとチャレンジしたのだ。
カペラで同期させた望遠鏡が自動でM82に向かい停止、APTの画面にライブで浮かぶそれは今までより遥かに大きく、3000㎜の威力は抜群、ただ、ピントを読むのが難しく、他の天体などでは、使えないほどのピンを外しているものもあった。
APTのフォーカスエイドを使い、数値の最小値を探ることを何度も繰り返し息を殺す。理想ではないがピンが決まり、次の工程に移る、PHDがキャリブレーションしている間に、APTの撮影プログラムを組み、オートガイド開始とともにスタートボタンを押した。一枚目は凄くワクワクする・・・。
b0100253_22501670.jpg
BKP300+2×ケンコートキナーテレプラス+ASI1600MMC、マイナス30度 ゲイン300
240秒 L18 R2 G2 B2 Ha2 ステライメージ、フォトショップEで画像処理
・・・ハッキリ言って露出不足ね、もっとたっぷり露出すればよかった、シュワーってのは良く分からないが、M82の雰囲気は出ていると思う。
このように、小さな天体には3000ミリで、M81などはノーマルの1500ミリで、M33などの大型天体は隣のBKP250で・・・、などと、色々な機材の組み合わせで可能性が広がった。ただ、苦労して撮影した天体にもガイドやピントなどの不良で没になるものも少なくない。一つ事つの作業を一層慎重にし、そうしたミスを減らしたいと感じた。また、撮影のプログラムも露出時間やゲインの操作を細かく調整すればもつと良い結果が得られそうだ。あれもこれもの欲張りを少し封印する必要もありそう。
二台の反射望遠鏡は次の天体へと向かい、夜はさらに深くなる、しかし、こうしている間にも前から仕込んでいる湖畔のEOS6Dが、タイムラプスの画像を記録し続けている。何と贅沢な時空にいるのだろう。

by phyton_info | 2019-01-06 23:10 | 宇宙 | Comments(0)
正月をここぞとばかりに連続天体観測をしていた夜、二台のニュートン反射にモノクロ冷却、カラー冷却カメラと欲張って次々と天体を導入し撮影をしていた。安定した晴れの天気は雲がやってくる気もしない、ただ黙々と観測を続けていた。風も弱くガイドも安定してきたので、欲張りはエスカレートし、eos6dに超広角レンズを取り付け、ビジターセンターの北側の湖畔に設置し、タイムラプス撮影も試みた。タイムラプスはあまりやったことが無く、いい勉強だと一つ一つ作業を確認しながら準備をする。
今回はただの三脚固定ではなく、スカイメモSを回転させて動きのリアルなモーションタイムラプスを撮ろうとした。
結果は何本も撮影した中でいくつかが上手くいき、近いうちにその動画も公開できるかと思う。今回は動画合成時に同時に作った比較名合成「異次元へ」(んなわけないし)をアップする。
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レンズの特性もそのまま、まさしく異次元に行けそうではないか。F4に絞り18秒露出をおよそ600コマ合成したものだ。撮るのも作るのも割と簡単で楽しい、これならいつでも取りたいと感じた。撮影中ロックフィルの石の上から湖面をのぞき込むと、何と湖面に星が写っているではないか、いっそタイムラプスを中断して湖面の星を撮影しようと思ったが、写野に入っていてもしかしたら記録されているかもしれないとはやる気持ちを抑えてじっとコマ数を稼いだ。湖面の星はとても神秘的で、どの星が写っているのかはど分からないが、こんなにはっきりと肉眼で見えたのは初めてだ。
比較名合成した画像にも湖面を滑る星が写っているのが分かる。
連続観測の最終日3日の夜には、愛好会のメンバーや何回か来ているというおぼえのある天文家の数組、四分儀群を見に来た方々など、賑やかで、時々二階のコタツにみなであたって天文話も出来た。何日も綺麗な星空を満喫できたので、疲れていたけどそれも吹き飛ぶ有意義な時間が流れていた。

by phyton_info | 2019-01-05 20:43 | 宇宙 | Comments(2)
とても良い天気に恵まれている今年の正月、新月期とも重なることから優先的に天体撮影をしようと、毎夜毎夜みずがき湖に出かけて一生懸命活動していた。晴れの天気は長続きしそうだったので観測所も5日間開けたままにし、用事を済ませた時間にみずがき湖に向かうという生活をしていた。でもご存知のようにビジターセンターは正月休業でも、その管理や家業のきのこ収穫は元旦から始まり、休むことなく出荷を続け、昼も夜ものきつい数日間となり、ぼーっと眠い顔のまま過ごしていた。
その間の観測結果や、出来事、トラブル、感じた事など、これからだらだらと載せていこうと思っている。気がかりなのはサブで使用しているパソコンが過酷仕様からかトラブってしまい、もしかしたらデータが消えてしまうかもしれず、必死で修復しているのだがいかに・・。
・・・・初日の観測は大晦日の夜、良く晴れて風もなく絶好のコンディションだった。この夜楽しみにしていたのは最近導入したASI294MCCのファーストライトだ。選んだのはやはりオリオン星雲M42。
ようやくそれに慣れてきたEQ6PRO赤道儀のWi-Fiでのコントロールは快適、スマホとの接続は短時間で切れてしまうのだが、情報は赤道儀側に保持されていて、未接続でもオートガイドをしてくれる。驚いたのはガイドモニターに映ったM42だ。
b0100253_22094024.jpg
望遠鏡とガイド鏡の光軸が有っているので、こんなふうにモニターにM42がリアルタイムで表示され、これを見ているだけで感動できる。QHY5ⅡLのモノクロだが素晴らしい感度だ。ガイド鏡は50ミリF4の屈折だ。
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こちらはM81.82銀河だ、こんなくらい天体もリアルタイムで映し出す。こういう楽しみもあるし生の星空も見たいし、撮影機器の操作は超忙しい、更に今回は毎夜、タイムラプスも撮っていて、カメラは3台をフルに稼働させ幾つもの天体画像を取得している。ただ、もう明日からはビジターセンターの通常営業が始まるので、その画像処理は少しずつとなる。
思えば、昨年の夏場にほとんど晴れず、天体観測もままならない悪い天気のめぐりや、多忙な仕事などで、星を見ることも出来ず、仲間と何のために高価な機材をこんなにそろえているのか?持っていても使わないなら意味ないし・・、なんて投げやりにもなっていた。
そこで、今回の連続した晴れ予報の新月期にはすべてをぶつけようと(おおげさ)と連続観測を組んでみたのだ。
一言、満足。疲れた。休みたい。
・・・明日からビジターセンター営業が始まる、特大の肉厚シイタケ沢山持っていくので冬のみずがき湖畔の風景など楽しみに来て見てほしい。

by phyton_info | 2019-01-04 22:23 | 宇宙 | Comments(4)