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みずがきの森から

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 山梨県北杜市須玉町   田舎暮らしのブログ

カテゴリ:宇宙( 408 )

みんなが待っていた桜があちこちで開花して、そんなニュースに少しうきうきしたりする。でもこの辺りは標高の高い山間部、桜の開花はまだまだ先のこと。そして今年は暑い夏かそうでないのか?それにより仕事の内容が大きく変わるのでなるべく早く情報を集め対応適応していきたい。
もう三月も下旬のころ、連日集落の役員の会議や、観光関係の会議など目白押しで、調整に調整を重ね、天体撮影する夜をキープしようと、そこに主眼を置いてしまう今の自分がいる。
そんなおり、毎晩のようにフォトショを開き過去天体を調整しているが、今は界隈で銀河祭りのころ、そこで私も系外銀河を少しずついい感じにしようと今夜もPCを開いていた。
系外銀河は必ずしも春とは限らないが、今回はアンドロメダ座のNGC891をモニターに置いてみた。↓
b0100253_22324486.jpg
ただ困ったことにデータが見つからず、これがBKP250なのかBKP300なのか分からなくなっている。こういう体たらくにならないように日ごろの画像とデータの管理をしっかりしようといっていた先から、空見たことか・・・。
NGC891はエッジオン銀河で、距離3000万光年、中央を分割するように走る暗黒帯が特徴で魅力でもある。その暗黒部分を鋭くディテールが出ないものかと調整を試みた。すると以前の画像よりいい感じに浮かび出てきた。
その以前の画像がこちら↓だ。
b0100253_22393650.jpg
こうしてみるとその違いがよくわかると思う。以前の画像は全体にぼーっとしていて、暗黒帯もシャキッとしていない。また、全体的にカラーが赤みが掛かっていた。調整後は、バックグラウンドも黒く引き締め、銀河自体もクール系の仕上がり色に調整した。
いまデータを掘り出して見たところ、これらの撮影にはBKP250+EOS7dで撮影したものをトリミングした画像だと判明した。
系外銀河を撮影処理するとき、バルジのオレンジや腕のブルーを出そうと、バックグラウンドをないがしろにしがちだったが、こうしてバックを締めクール系のカラーも宇宙観あるなーと感じた。
・・・・春の目まぐるしい天気が安定し、新月期に晴れの夜が巡りくることを切に祈りながら、今夜もスケジュールを天文主眼で調整し持っていこうと試みる自分がいる。

by phyton_info | 2019-03-21 22:49 | 宇宙 | Comments(0)
何だか3月になって寒が戻り、連日小雪や吹雪があり、2月頃より寒く感じてしまう。しばらく弱めていたストーブもこの頃は全開で燃えている。
早朝の仕事は終了したが、今は地域の役職の総会が頻繁にあり、今日が何の会合なのか分からなくなることもあるほどだ。
こんな時、出来る事ならみずがき湖の観測所を開け、天体撮影に没頭したいところだが、まだ月が大きいし天気も安定しない。と、こんな時は過去画像をモニターに浮かべ、再処理をすることで宇宙観に浸るのだ。いろいろな天体を再処理してきて、もう適当なものが無いか・・と思ったところ、3年前の2月に撮影したM51 子持ち銀河の画像を見つけ処理してみた。↓
b0100253_20263713.jpg
今まで何度も何度も撮影してきたM51だが、形はうまく取れるものの淡い部分や細部、渦巻のディテールまでは程遠く、いつか凄いM51を撮るぞーと、機会をうかがっているところ。
この画像は3年前で、まだ私の望遠鏡に自動導入は付いていなかったころで、手動でとらえた天体をノータッチガイドで撮っていたころだ。この時は30センチF5ニュートンに一眼レフ、180秒を18コマ iso1600 にて撮影、SI7で処理したJPEG画像を今回LRccで再処理したもの。
周辺減光や色むら、ノイズといったネガティブなものは消せなかったが、銀河の渦巻が細部にわたり浮かび出てきたようで、前より引き締まった感じもするがどうだろう?
いずれ何処かにしまっているダークとフラットを見つけ出して合わせ仕上げたいと思った。
こうして、少し前に購入したフォトショとLRなどだが、まだまだ殆ど?わかっていない私で、出来る事なら愛好会のメンバーや、フォトショの得意な方に教えてほしいと思っている。
そうして少しずつ少しずつ前進していきたい。教えてもらえる方には肉厚シイタケのお礼をさせていただきます。
(美味しいよ)


by phyton_info | 2019-03-17 20:41 | 宇宙 | Comments(0)
夕方から天気は大荒れとなり吹雪や強風が吹き荒れ、外の気温もぐんと下がり明日の朝はきっと氷点下だ。激しい気象のこの頃、でもついに終わった。約一か月間のキノコの植菌作業はまだ暗いうちから始まり、終わるとビジターセンターの営業をし、夕方にはキノコの収穫をするという怠け者の私にはつらい一か月だった。でもそれが終わり、何だか解放された気分。
ひどい疲れは残るものの、開放感に誘われ今夜も銀河祭りとなっている。天体の中で何が好き?なんて質問を受けることがあるが、もちろん銀河好きだ。
少し前にフォトショccやLrccなどを購入し、少しだけかじったら楽しくなって、今日まで天体の再処理を続けている。
そんな簡易再処理だが、いい感じに仕上がったいくつかをこれまでに紹介し、今夜は系外銀河NGC253を紹介したい。
b0100253_22273193.jpg
この銀河はスターバースト銀河と呼ばれ、彫刻室座に位置する。8等級と割と明るめで、しかも北天でアンドロメダ、M33、に次ぎ三番目に大きな銀河だという。それなのにメシエ天体でないのは何故だろうと思ってしまう。南に低くメシエさんも見落としたのだろうか?
撮影にはBKP250+EOS7dを使って、当時ノータッチガイドで撮影しコンポジットしたもの。まだしっかりとフラットも撮っていなくて、フラットエイドを使い平らにしたのだが、上手くできず銀河の周りが暗く陥没してしまっている。でもとても見やすく仕上がった画像ですっきりした感じが秋の銀河らしかった。それを今回おもにRrccにて再処理を試み、PSccでカラーなどの調整をした。
棒渦巻銀河だというNGC253だが、前には細かな模様やディテールは表現できなかったが、今回はどうだろうか・・。なかなか細かなところまで浮かんできて、カラフルにもなった。BKP250は私が30年以上前に使っていたタカハシイプシロン200と近い形状をしていて、同じように黄色くしたらそっくりだと思った。同じようにBKP250は写真鏡として素晴らしい性能を出してくれる。ミラーの精度もそうだが、とても大きな斜鏡を持ち、接眼部もしっかりしている。250ミリ F4と明るく広視野、イメージサークルも大きくフルサイズセンサーをカバーでき、とてもシャープだ。ビジターセンターの観測所にBKP300の隣に設置していて、主に大きな天体を撮影している。私のところに実機が有るので興味のある方は見に来てほしい。
一応宣伝として、これら鏡筒もどこよりも安く販売している。みずがき湖に来たときは、そんな天文機材についてのお話で盛り上がりたい。
さて、大仕事はひとまず区切り、次の新月期に向け機材の整備を進めたい。

by phyton_info | 2019-03-13 22:27 | 宇宙 | Comments(0)
少し早く目覚め、寝たままの体制でカーテンを開けると「ぎょぎょっ」外は真っ白、雪が積もっているではないか。驚いて飛び起き慌てて車を温めフロントガラスを解かした。
今日は東日本大震災から8年目のその日、一日中テレビで特集をやっていた。それにしてももう8年もたったんだ。あの時の恐ろしい光景が思い出された。午後2時46分には手を合わせ黙とうをした。
・・・今朝は名残雪となったが、もう春なのだ、それを知らせるのがカラス座だ。春の大曲線をぐるりと南下するとそこにカラス座はある。3から4等級の星が台形を作り、それがなんともカラスだというが星座絵を見ないとなかなか想像しがたい。それに南に低くみずがき湖からは甲府の方角で、低空の光害も少しあり、そのあたりの星は少なく感じる。
しかしそこには魅惑の天体、魅惑の銀河が多数存在し、その中でも有名なのがソンブレロ銀河と呼ばれるM104だ。昔から何度となく撮影しているM104だが、しつこくもまた過去データをいじり出してしまった。いつものLrに加え、フォトショCCにもっていき調整した。(あまり変化はなかったか)↓
b0100253_20483935.jpg
M104は、カラス座の少し北東に位置し、手動でも捜しやすい星の並びがあり、小さい天体ながらも人気があるし、その姿は正しく宇宙の神秘だ。いわゆるエッジオン銀河で、真ん中を横切る暗黒体が素晴らしい。この画像はBKP300にEOS7Dを取り付け撮影したもので、3年くらい前の画像だ。二つの銀河が組み合わさっているというようなことを聞いたので、ハロのような部分を明るくふっくらと出るようにした。そのハロ?の上下に透かして恒星が見えるのも宇宙観がたっぷりではないか。画面左上には「三銃士」と呼ばれる三つ子星があり、その色が美しく表現できるようカラーも調整した。
始め背景が黒く締まりすぎているのではと思い、明るくもしたが、適当ではなく元の黒く締まった背景に戻した。
このあたりの領域には無数ともいえる小さな系外銀河が浮かび、画像を拡大していくとそれが現れ、まるでボイド宇宙の図を見ているような素晴らしい感覚を味わうことができる宙間でもある。
・・・確か8年前の今夜は、あらゆる明かりが消えていて、驚くほどの暗い空に星が光っていた。そして音もなくそして静まり返ったここは宇宙の一角だと天に知らされた夜だった。
震災に合われた地域の復興を願い、犠牲者を悼み、、次に来る災害に備えるためにも忘れてはならない今日なのだ。

by phyton_info | 2019-03-11 21:04 | 宇宙 | Comments(0)
あれからまだシイタケの植菌作業は続いていて、ついに10000玉に達した。作業の一か月間はなんだか長いぞ。でも後1週間頑張れば終了となる。その間交代でビジターセンターの営業もしているので、まるで高校運動部の合宿みたいに寝ることと食べることが楽しみ。しかし先日から第三次ダイエットをはじめてしまい、主食となるものは口にしなくなったので楽しみが減ってしまった。
で、こんな風に夜な夜なストレス発散も兼ねた、天体画像の再処理などをしているのだ。今回はおとめ座銀河団の一角、フェイスオン銀河M100だ。一眼レフでコンポジットし、調整を終えているJPEG画像をLrccでスライダーを動かすだけの再調整だ。↓
b0100253_10344409.jpg
前に処理した時にバックグラウンドを黒く締めすぎたため透明感が失われていたがなんとしてもそれは改善されず、気渦巻銀河自体に注意し、ディテールを引き上げた。メインの大きな腕以外に、その先に延びるハロをかき回したような腕の延長が見えてきた。コンポジット時のデータがあれば良いのだけど、このサブPCには入っていなかったので完成していたものを更にいじった。
本来M100の周りには沢山の淡い系外銀河が浮かんでいるはずだが、この画像からは数個しか見えていない。その辺にもっと始めから意識すればよかったのに。
光度9.35等、距離6000万光年とかなりの遠方銀河だ、整った形をしていて私の好きな系外銀河ベスト20に入るもの。最近冷却CMOSでも撮影したが、まだいい結果は得られていない。
・・・こうして可能性のある過去画像を洗い出し再処理するのは楽しいもの。本来長雨や梅雨時、そして満月気にやるべきことなのだろうけど、多忙で星が見られないこの時期も少しは気がまぎれるかもしれない。
もう少し・・・、頑張ろう。

by phyton_info | 2019-03-06 20:16 | 宇宙 | Comments(0)
昨夜が晴れていたことも知らず、朝の仕事終わりに大急ぎでビジターセンターに着くと、愛好会のkさんがおられて、昨夜は何組も撮影に来ていて朝まで晴れたよ・・と聞き、多忙を理由に空も見上げていなかったことに少し驚いた。今は春先の大仕事をしている最中、これが終わったら再び三度星空に情熱?をぶつけたい。
・・・さて、先日から取り組んでいる天体画像の再処理、再処理というほど慎重で精巧な操作は全くしていず、新しく導入したフォトショのLRccで、スライダーをいじっているだけのこと。でもこれがすごく楽しい。
色々な天体画像を調整してみて、一旦最終まで仕上がっているJPG画像をいじるのが上手くいくことを経験し、私流だが今回、北の系外銀河M81.82をモニターに浮かべてみた。
b0100253_20073989.jpg
以前の仕上がりではM81のバルジ部分が飽和白飛びぎみになり、綺麗なはずの腕も伸び足りずにいた。今回は特に
M81に注意をしながらを、バルジの白飛びを抑え、明るさやコントラストで腕部分をもう少し引き出した。最終的に明瞭度をアップ、さらにシャープとディテールを上げて、腕の巻き込み部分を分かりやすくした。そしたら全体的に透明感が出てきて、これはこれですっきりした感じでいいかなと思った。私が今操作しているPCはカラーてが濃く見えるが、ソニー製のメインは青がかなり強い、ほかの皆のPCモニターはどう映るのだろうと想像しながら、少し赤みが強い画像をアップしてみた。(考え出したらきりがない問題)

・・・そう、もう三月に突に有していて、昨日は渓流釣りの解禁日、釣りの車が増えている。暖かでもあるからビジターセンターへの来客も多くなってきた。アイスクリームも売れ出した。
いっぺんに色々な事が押し寄せる春、どれを優先すればいいの?なんて事はぜいたくな悩みなのだろう。

by phyton_info | 2019-03-02 20:18 | 宇宙 | Comments(2)
そろそろ世間で改元や超大型連休などの話題も多くなり、この頃の暖かさに畑や田んぼのこと、何よりビジターセンターのシーズンスタートのことなどなど・・、かなり焦っている。
もう数日で右往左往、あたふた・・、どうしよう・・・、なんてなるのだ。
そして結局、結氷が見られなかったみずがき湖、正式名称「塩川ダム」は竣工から20年となる。そんなことから民放テレビで平成のプレイバックとして取り上げたいと、今日は取材を受けていた。歴史ある一つの集落が湖底に沈み、住民が殆どいなくなってしまったみずがき湖には、現在天体観測やバードウオッチングなどを楽しむために人々が集まりつつあるというような内容らしい。
・・・・私も取材中、昔の集落のことを思い出してしまい、何だか切なくなってしまった。
そして星空が人々を・・・。なんてフレーズが脳裏に流れ、今夜もフォトショを開いてしまったという繋がりだ。
まだまだ難解なフォトショだが、LRccの方は何となくスライダーを動かせるようになり、今夜はバラ星雲をパソコンのフィールドに浮かべ泳がせてみた。
b0100253_20524801.jpg
前の処理では何となくぼやけていた細部を明瞭化し、中心部の星団の恒星が、おそらく青色だろうとそれに近づけ、全体を引き締まるようにしてみた。鏡筒はBKP250、eos6dで360秒、20コマ、コンポだ。調整が進むと次第に中心部の洞窟部分が目立ち、いったいそこはどうなっているのだろう?と、クローズアップしてみた↓
b0100253_20581081.jpg
すると、そこは奥深くパープルの薄雲が漂う巨大空間のようだ、これを通り抜けたらどんなところに行けるのだろう?将来高性能な機材をもってすれば、この巨大洞窟の向こう側を撮影することができるのでは・・?なんて夢のあることを考えのずにはいられない。
・・・季節は花粉が飛び交う早春、まだ寒いうちに春の系外銀河をたくさん撮りたいし、話題になった彗星も撮りたかった。でも今は大事なキノコの植菌時期。
そして秋にキノコをたくさん売れば洞窟の向こう側を撮影できる望遠鏡が買えるだろうか?
目まぐるしくうつろうこの季節に、今夜も卓上の宇宙空間をシミュレーションしている。

by phyton_info | 2019-02-27 21:10 | 宇宙 | Comments(0)
先日とうとうフォトショやLRなどをインストールし、解からないながらも少しずついじっている。
昨日アップしたM51は、処理が進むにつれノイズがひどくなり、いいのか悪いのか?方向性違う?なんて思ったりしたけど、もともとノイジーな画像だったからなのかなとも思っている。
そこで今夜は冷却CMOSで50コマだ段階露出で撮影したM42オリオン星雲を再処理してみた。何かのサイトで見た星雲がうねうねしていて、ディテールがシュワシュワっと出ているような画像を目指しスライダーを動かしたり、拡大したりしてたどり着いたのがこちら↓
b0100253_21214006.jpg
これを見ると、以前の画像処理M42はとてもナチュラル&プレーンな処理?だと感じる。流石に50コマのコンポジットなので目立ったノイズは浮いてこないものの、拡大すると滑らかさは失われている。
前回アップした同M42がこちら↓
b0100253_21245106.jpg
これをみると大きく違うのがわかる。もっと色々なやりかたで、綺麗なシュワシュワっとしたM42が仕上がると思うのだが、まだ日も浅く使い方がよくわからない。
疲れても眠くても、一通り処理して疑問を解くと気持ちも体も疲れが取れていく感じもする不思議。

by phyton_info | 2019-02-23 21:28 | 宇宙 | Comments(2)
春も近いか、暖かな日が続き上着もいらない日がある。・・・でももちろん忙しいさなかだ、ここ1週間はまだ星が出ているうちに仕事に向かい、星が光り始めるころまで働いていた。
そんな多忙の中でも色々考えるところがあり、先日フォトショップを購入した。まだインストールして二日目で殆どわからないのだが、何となくわかるところのスライダーを上げたり下げたりしてみると・・・。
驚いた❢ 今までの色々な画像処理ソフトには無かったディティールを操るスライダーがいくつかあり、試しにM51を落としていじってみた、すると・・・。↓
b0100253_20132251.jpg
EOS7D改の以前撮影したものを再処理したものだが、ノイズはすごいがディティールが格段にあぶり出された。その他、露出やカラー、フィルター類も豊富で、一般的なコンポジット後フォトショップでじっくり処理してみたくなった。まだ使い方がよくわからず、一部の機能しか動かせないが、今後の撮影や、今までの再処理などに大いに期待できそうなフォトショップだ。
植菌作業が終わったらまた撮るぞー。

by phyton_info | 2019-02-22 20:18 | 宇宙 | Comments(2)
私の写真が素晴らしい分けでなく、こんな銀河が浮かぶディープスカイの素晴らしさのことだ。
・・・先週6日の夜のこと、冷たい雨が上がりきれいな星空になったのだが、次第に気温が下がり地面は凍り、降霜で望遠鏡もパソコンもガチガチに凍り付き、もしかしたら鏡筒内で斜鏡やCMOSのフィルターまで影響しそうな嫌な予感もしていた。いくつかの天体を撮り終え、最後に何か撮ったことのない銀河を狙おうと、写真星図からNGC4244をその候補にした。
・・・それはりょうけん座にあり、北斗七星のしっぽりの少し下に当たる領域に存在する「銀の針」ともいわれるほど細長く、いわゆるエッジオンタイプの系外銀河だ。実際に撮影するまでは、小さく暗くてパッとしない銀河だろうと、今まで何年も望遠鏡を向けることもしなかったのだが、・・・なんと凄く美しい、神秘的、宇宙音楽が聞こえてきそうな浮かび方なのだ。
このNGC4244は、BKP250で撮影するはずだったが、直前にギーギーと異音を放ち追尾しなくなったEQ6proを諦め、
ASI294MCproを、隣の30センチ反射に取り付け撮影することになったのだ。
するとこんな風に撮れた・・・。↓
b0100253_21412845.jpg
カメラを付け替えたためダークもフラットを撮るのも忘れてしまい、早く見たくてそのまま処理に入った。
300秒×12こま 冷却マイナス30度 ゲイン350 ステライメージ他、少しトリミング
撮影して気づいたことだが、昨年末にこのCMOSを購入した時、付属してもらっていたIRカットフィルターなるものを装着して冬の参考星雲を撮っていた、確かに効果があっり、これはいけるだろうといけるそのまま装着して今回も撮影した、しかしこのフィルターを介すと、画像が強くグリーン寄ったり、露光不足になったりするので、こうした系外銀河ではカラーの調整がやりづらくなり不向きだと感じた。フィルターなしで撮ったことがないので今後どうなるか楽しみだ。
厳冬期のころ例年ならみずがき湖は全面結氷し、夜中の撮影時にグォンー、ゴゴーッ、ブォンブォン・・・。というような氷のきしむ音があたりに響いていた、それが今年は全く凍らない、暖冬ということだろう。過ごしやすくていいが、厳冬期の夜のあの不気味なきしみ音が懐かしく記憶の中に響いて青ざめた。


by phyton_info | 2019-02-12 21:57 | 宇宙 | Comments(0)