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みずがきの森から

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 山梨県北杜市須玉町   田舎暮らしのブログ

カテゴリ:染め( 55 )

夜から雨が降りはじめ、平成最後の日の今日はしとしと雨が降り続いている。テレビや新聞で平成の終わりの特集や、皇室の行事の事など、あと何時間かでこの時代も終わる。
・・・・時は平成最後の大型連休ただなか、連日沢山のお客さんが来られていて、おみやげも食事も、そしてギャラリーでの草木染展もゆっくりと眺められている方がいる。
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こちらは藍染めのストール、色々な天然素材の糸で織られた生地で、手触りも雰囲気もいろいろ。もちろん展示販売なので、お気に入りは購入できる。
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絞りの藍染めTシャツは、これから夏にかけて涼しく着られそうだ。ストールには綿や麻、絹など、またシルクコットンなど織り交ぜたものもある。
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森の樹木をイメージした展示の草木染ストールも色とりどりで、どれも優しい色合いだ。草木染の方はシルクやシルクコットンが使われている。とても変わった織のストールなので、目移りしそうだ。
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こうして、ビジターセンター一階ギャラリーに展示された草木染の数々、ソファーやベンチもはいしてあるので、腰かけてゆっくりと眺めてほしい。
今、みずがき湖や周辺の山々は正に芽吹きの頃で、低いところには山桜が、少し高いところにはツツジが、・・色々な春の花が咲いているころ。
雨でぬれてしっとり鮮やかな草木も、こちらのストール展と合わせて楽しみに来てほしい。

by phyton_info | 2019-04-30 09:28 | 染め | Comments(0)
やれることはやった、出来ることは手を付けた・・・。そうなのだ10連休に向けてのお店の準備と、田畑とキノコの管理、これらを10連休モードに合わせたのだが・・。
しかし当然未完成な部分が多く、それでも何とか滑り出そうというのである。特にビジターセンターの営業は、ついこの間までは冬営業だったので、全館を掃除し仕切りをはずしオープンさせるのに必死に動いていた。でも間に合わないままスタートと、あきらめムードもあつたが、今朝は宙友のKさんなども私用で訪れ、お願いしてアミューズメントコーナーへの展示を手伝ってもらった。
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そうなのだ、先月から一生懸命に染め上げた草木染の作品を展示しようと、「工房フィトンチッド草木染ストール展」と題して明日からしばらくの間それらを展示販売するのだ。ここには色々な植物の葉や根、つぼみなどで染めたストール類、藍染めしたTシャツなどが展示され、ゆっくりとくつろげるようソファーもたくさん置いてある。
未完成の部分もあるが、ぜひひとつづつ手に取って手触りも確かめてほしい。

・・・・あれよあれよと始まってしまう10連休、少しでも前進進化をと、ビジターセンターではフリーWi-Fiを導入し、すでに接続可能になっている。明日からビジターセンターによられる方は、Wi-Fiで、スマホやタブレット、PCなどを使いお休みの間の仕事関係にも使えそう・・・、いやいや、そんなことしないでゆっくりと10連休を楽しんで、みずがき湖の芽吹きの頃の空気をおなかに吸い込んでほしい。

by phyton_info | 2019-04-26 21:06 | 染め | Comments(0)
シーズン入り前に少しでも製作しようと、数日間染めの予定を入れていた。暖かだという天気予報だがみずがき湖辺りは今日も肌寒く、それにものすごい強風が吹き荒れていて、半開きにしていたドアが突風に吸われ勢いで開いたりを繰り返した。
そして、染色用の窯に火を入れ、続きのシルクスカーフ、ストールを投入しゆっくりと過熱していく。
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一定の温度に上がったらそれを保ちながら、周りにいくつものたらいを並べ媒染剤を作り、一枚ずつ丁寧にかくはんしながら目的の色に染めていく。一種類の染料から10色ほどの色を染める。
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これが一種類の染料から染めたバリエーションだ。今回のスカーフは凄く薄くエレガントかつデリケートな生地で、手や指にささくれがあると引っかかってしまい糸が伸びてしまいそう、なので慎重丁寧に作業を進める。
今度は赤系の染料を火にかけ、スカーフをかくはんすると何だか野菜鍋を煮ているようないい匂いとともに、生地に赤色が染まりついていく。
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スカーフの中にバラの花や、ドットのような立体模様が織り込まれていてなかなかの高級感を醸し出す。今回染めているのは春夏用として色を決めているが、草木で染めた色というのは嫌な感じのものは殆どできない。可愛い系、渋い系、涼しい系・・・、など色や濃淡で印象は大きく変わる。女性の場合こうしたものとのコーディネートはどうやって決めるのだろうか・・・などと分からずとも考えながら作業は進む。
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午後になると少し疲れてペースが落ちてくるが、それまでとは全く違った染色方法の藍の煮染めで色を染める。淡い色から濃い色までベースの藍の濃度と時間を変えて染める。
夕方にはかなりの枚数が染まりホールに干した。なかなかの良い眺めだと感じた。草木染はまだ数日かかる予定で、 10連休頃にはビジターセンターの売り場に登場しているはず。
こうして染め物が沢山出来ていくのを見ると達成感を感じられ、気持ちもほっこりしてくる。
閉店して帰りがけにぐるっと回ると駐車場に愛好会のKさんがいた、撮影に来られていてしばし話し込んだ。染めや家業のシイタケ、畑などが上手く回り始めると私にも天文の時間がやってくる。
この時期とける土の香りが漂い、32年も前のハレー彗星を思い出す。土の香り、彗星、染め、とくればここも春満開となる。

by phyton_info | 2019-03-27 21:00 | 染め | Comments(2)
三月も最後の一週間が始まり、もうすぐここ増富にも観光シーズンがやってくる。数か月間の冬営業は毎回辛抱の営業で、寒いし、人は少ないし、○○も少ない・・、まさに辛抱我慢の冬場なのだ、しかしそんな中でも楽しみを見出そうと頑張っていたのが天文、天体写真、観測などだ。体が凍り付きそうな寒さの中でも星空が見えれば嬉しかったし、仲間との交流にとても暖かさを感じていた。
・・・・そしていよいよ年度が替わるころ、みずがき湖ビジターセンターは4月からも私たちフィトンチッドが指定管理者となり管理運営を行う。慣れているとはいえ山間の小さな観光地での経営はいつも大変で、気を抜いたりするとすぐに落ちていくのではという心配もある。
そんな小さな観光地で31年間続けてきた大事な分野が染色、特に草木染だ。このあたりの山間には当然植物は豊富にあり、珍しい根とか樹皮、実、といった染料も採集できる。そこが私たちの染色の特徴であり、長年続いてきた強みでもある。
・・・前置きが長ーくなり飽きちゃうね。
今日は春色のスカーフを染めるために二種類の植物を煮出し色を抽出した。
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これは苅安、イネ科の多年草だ。草のないこの時期は乾燥材料を使う。優しい黄色や黄緑を染めるときに使う染料だ。これを50リットルのタンクでぐつぐつ煮る。激しい湯気は何かの蒸し料理の様なにおいがする。数回に分け煮出し、沢山の染液ができる。
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取れた染料を透明なカップに入れて色を比べてみた。右側が先ほどの苅安、左がスオウ、マメ科の植物から抽出した赤系の染料だ。今回はこの二色の染料をベースに、染め方を変え10色以上のスカーフを染め上げる予定だ。これにコチニールの紫系、藍の青系を加え、数十色におよぶバリエーション豊かな色を染めることができる。
本来、草木染めを主体とした衣類の製作が主だった私たちも、いいも悪いも時代とともに変化し、ここ近年、草木染作品の少なさをお客さんから叱られたりしていた。
そこで今回、少ない時間をやりくりし数日間の集中的染色で作りだめしようという腹なのだ。春の観光シーズンに合わせ綺麗なスカーフが染められるか、大変ながらも楽しみなこの染色だ。
増富の長い冬が明け、巷に聞こえる春歌になんかわくわくするいい季節なのだ。

by phyton_info | 2019-03-25 20:21 | 染め | Comments(0)
もうすぐ地元神社の春祭り、朝から清掃作業に行ってきた。今日の天気はまずまず、先日から手を付け始めたTシャツの多色染を始めた。深緑の藍液にTシャツを浸す・・というより漬け込む感じか。
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みるみる色が変わり、初めにライトイエローだった色は引き上げると藍色に変わっていく。時々ウグイスが絶妙なタイミングでさえずり「いいなーっ」と深呼吸する。ここは今が新緑のころ、見てほしい良いシーズン。
by phyton_info | 2016-04-25 14:23 | 染め | Comments(0)
今年はとっくに気候も良くなっているのに、今まで手が付けられなかった染色。一昨日からようやく取り掛かった。もっと早くから染めればいいのにって毎年毎年思ってる。この日はTシャツの多色染の準備。
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気温も高いから藍液も元気に。この藍に手を入れようか?ビニ手しようか?素手で染めると手が青く染まるのだ。
私の手が青くてもギョッと驚かないよう・・。
by phyton_info | 2016-04-24 13:56 | 染め | Comments(0)
もちろんここ増富も暑い、でもカラッとした暑さでむしむしじわじわみたいな暑さじゃない。全国的な猛暑、この先どうなるのか?
さて、涼しい風の吹くみずがき湖ビジターセンターに色々な染Tシャツやストール類が出来上がりました。
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藍染×スレン染料で面白い絞り模様です。その他の多色の絞りストールも有ります。ずーっと続けているフィトンチッドとしての染色スタイル、しばらくは多色の絞りで行こうかと思います。韮崎や甲府の方はきっと猛暑、やってられん・・と言う人は涼しいみずがき湖辺りに来てみませんか?
by phyton_info | 2015-07-27 13:16 | 染め | Comments(0)
何日ぶりか、良く晴れ気温はぐんぐん上がる。湿度も高くじとーっとしているが、こんな天気も良いものだ。テラスにいると少し花の蜜の匂いがしてた。
そう、夕方からテラスで染をしたのだ。草木染ではなく、最近使いだした染料、簡単だというが、色の調合は難しい。
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綺麗な紫を作ろうとしたら青みが強すぎたり、明るいグリーンにしようと思ったらカーキーになったり。これからまだ研究の余地ありあり。
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頭の上には強い光の太陽があり、とまっているとジリジリねじ込むように暑い。ときどき日陰に入り、ストールの生地に絞りを作る。テーブルとか椅子を置きながら作業すればいいんだけど、今日は床に広げて染めていた。

梅雨の時期はお客さんも少なめ、夕方の日の長さを利用して、こつこつと染作品を作りたい。みずがき湖の今の自然は、エゾハルゼミの大合唱、夕方のカエルの合唱、花はアヤメ、野いばら・・など、しっとりとしたこの季節ならではのもの。
ふと、空いた時間に来てみませんか?
by phyton_info | 2015-06-10 17:28 | 染め | Comments(0)
遠くで鳴く春ゼミ、カエル、鳥の声、ひっそりと咲く山野草、少し湿気のある空気・・。この季節ならではの気持ちよさがあります。
この頃一年を通じてバタバタしている私やスタッフですが、ようやく本業の部分、藍染Tシャツが染め上がりつつあります。
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藍染はとても清涼感があり、これからの季節にピッタリです。
玄関先の百日紅の枝にかけ写真を撮りました。風に揺れていっそう涼しく感じます。
フィトンチッドの染作品少ないぞ・・と、ご迷惑お掛けしていましたが、これから順次染めていきます。草木染、手染めストールも少し並び始めました。
みずがき湖へお越しの際にはどうぞ覗いてみてください。
by phyton_info | 2015-05-25 13:08 | 染め | Comments(0)
今日はほんと久しぶりの太陽が輝き暑いくらいの天気。今まで曇りや雨ばかりで気持ちもなんだか沈んだままだった。
ビジターセンターの営業はお休み、田んぼのせぎの整備、草刈り、そして免許の更新・・・。いろいろやることは限りない感じのこの頃。
どの仕事を優先にやるかを考えるのも難しいが、注文の藍染を早く仕上げなければならない。
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私はインド藍を使っている、わりとお手軽なうえ、管理保管もしやすいと思う。ただ微妙な助剤での染液のコントロールをしないとすぐに藍が死んでしまう。
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染色にかかると一番良いのは素手でさばくこと。ただこの場合腕や爪に藍が染まってしまい、とれるまでに一週間くらいかかるので、普段の接客時にお客さんがギョッとした顔をするので、今後はビニ手で染めようと思っている。
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大物を染めるときは特に大変だ。さばくのもそうだが、干すのも一苦労。でもこうして布が風になびくのを見ていると達成感や満足感を味わうことが出来る。

近頃、多忙を理由になかなか集中した染が出来ないでいる。どこかをちょっと変えれば、幅の広い仕事や活動、イベントなども出来るのでは・・?と考えていて、今後それを実践していきたいと思っている。
明日の天気も太陽マークの予報、秋に向かうみずがき湖の畔でゆっくりくつろぎに来てください。
by phyton_info | 2014-09-02 21:37 | 染め | Comments(1)