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みずがきの森から

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 山梨県北杜市須玉町   田舎暮らしのブログ

カテゴリ:暮らし( 373 )

何だか寒くてすっきりしない天気だった。もうすぐお彼岸の墓参り、その前に我が家の旧墓地の掃除をしようと山の上に行きせっせと木の葉を取り除きお石塔を掃除し・・と、寒風の中だが汗が出てきた。一時間ほどかけて、ようやくきれいな山の旧墓地となり、お茶を飲みながら辺りを見て歩いた。
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山の上の平らな場所に次の冬に使おうと玉ぎった奈良の太丸太が転がっている。ビジターセンターの冬の暖房は薪ストーブがメイン、それに我が家の風呂も薪風呂だ。数年前に我が家が代替わりすると、一人では色々な事がやりきれなくなり、近所の方や友人にお願いし、こうした仕事も頼んだりする。直径が50センチもあるこの丸太を運び出すのも大変だ。浅い春の山は腐葉土と樹木、常緑樹のにおいが入り交ざり私にはとても心地よいものだ。
それらのすぐわきには・・↓
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過去に何度かふれている倒れ地蔵 (勝手にネーミング) がいる。この地蔵はこの場所を訪れるたびに倒れていることがあり、それから我が家で倒れ地蔵と呼んでいる。イノシシやシカがぶつかるのだろうか?それとも自らの意思で倒れるのか?いつも不思議に思っていた。
ある日、ここを訪れると何と・・倒れ地蔵が倒れて、しかも首が折れていた! これは大変だとホームセンターでモルタルを買い山で練って首をつないだ。この地蔵は我が家とは関係などないのだろうけど、長い間見ているうちに気になる存在となっている。
訪れるたびに倒れているので、本来立っているときはどちらを向いているのだろうかと分からず、今は四角い台座に集落を見下ろす角度で立っている。
その昔、山仕事の人々を見守る地蔵だったのだろうと推測しながら手を合わせ、山を下りてくる、頭の中にセピア色の古民家と行き交う人がいくつも浮かんで消えた。

by phyton_info | 2019-03-16 20:14 | 暮らし | Comments(0)
少し前まで山梨県はからからに乾燥して、あちこちで火事が起きていた。毎日見ているみずがき湖の水位もどんどん下がり「こりゃ渇水か」なんて心配する人も多かった。まだ水位は下がったままだけど昨日からの雨は恵みの雨。
雨が地面にしみて色んな草花が生えてくる、もうフキノトウも直売所に並んでいて、ちょっと採りに行きたいよ。
今朝も暗いうちからシイタケの植菌をし、直売所を回り・・急いでギリギリビジターセンターオープン。
コーヒーやケーキのお客さんが来ている。
こんな雨で肌寒い日にはこれがお勧め・・。↓
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熱熱のカレーうどん、スパイシーなカレーとだしが美味しい。こんな日には温まる。そして良く出るのがホットコーヒー、ここで使っている豆は少しいいやつで、何よりここの水のうまさが最高という事か?みな本格的だと褒めてくれる。
まだまだ美味しいメニューや裏メニューもあるけど、来てのお楽しみで。私は少し前から第三次ダイエットに入り、主食の物は控えているのでカレーうどん食べられません。スープとおかず生活なのですよ。
効果があるかどうか?会ったとき「痩せた?」なんて言われたら嬉しいかも。

by phyton_info | 2019-03-04 11:12 | 暮らし | Comments(0)
曇りの天気だと思っていたが、朝から小雪が舞い始め、昼頃には辺りが白くなるほど降っていた。そんな天気だから今日は寒くて寒くて・・・、ビジターセンターの薪ストーブも全開に燃える。
以前書いたが、北杜市増富辺りは殆どが森林で、ほんの少しの軟傾斜地に人が暮らしている。ほんの50年前までは人々が使う燃料は薪や炭が主流だった。それがいつの間にかそれが石油、ガス、電気と変わり、森林燃料(バイオマスエネルギー)はほとんど使われなくなっていた。
しかし、いつ頃からだろうか?山村の一部にだけ使われていた薪ストーブ、炭コタツ、くどと言ったボイラー?を見直すナチュラリスト的な人が出現し、また、都市部からスローライフを求め山村に移住し北欧製の薪ストーブなどを使う者が増えてきて、やがて東日本大震災など幾多の自然災害を経験し、それらの需要は大きくなってきた。
その森林の燃料、薪は地元住民にとっては殆どただで手に入る安くて暖かな燃料、しかしもともと界隈に山林など所有しない人は安くて物の良い薪を探しているはずだ。
物の良い、というのは広葉樹の薪などで、一部鋳物ストーブでは針葉樹の脂や油分がストーブの寿命を縮めるからと敬遠される傾向にある。
・・・ずらずらと書いたそこまで計算しているわけではないけど、今回近くの山林の樹木を使ったナラの薪や、広葉樹の薪を販売することになった。
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この薪は毎日フィトンチッドの校庭でスタッフさんがコツコツ作ってくれていて、もう大分たまり、別の直売所でも販売している。
今回、一部をビジターセンター入り口で販売している。凄く良いナラノ薪と広葉雑木の薪が有る、もう十分乾いているのですぐに燃やせるもので、ストーブ、暖炉、バーベキューなどにいかがだろう?
いよいよ本格的に寒くなり、薪が足りないという方は如何だろう?

by phyton_info | 2019-01-20 20:48 | 暮らし | Comments(0)
年々時間の進み方が早くなって、ついに今年2018年も終わろうとしている。色々な事が有り書ききれないが、走り続けた結果、成果も得られた一年だったと思う。
秋頃から地域に移住を希望する若者や、友人もいて、一緒に空き家捜しをしたり、権利者との話し合いなど、しばらく中断していた田舎暮らしのお手伝いも再開した。
ビジターセンターの運営は10年ほど経ちようやく回りはじめ、こうした大きな施設の運営の難しさを痛感した。
家業の農業、林業、キノコ栽培は重労働ながらも楽しい仕事として頑張ることも出来たし、大きな収入は無いが、天文の分野では今までよりさらにに精力的に取り組み、愛好会活動など仲間も増え、暮らしの中でも大きなウエイトを占める分野となっている。
ただ、体に負担をかけてきたので関節痛や張り、凝り・・でしんどいものの年齢だから仕方ない事。もっと頑張り鍛える方針だ。
・・・年末のみずがき湖は、青い空を反映して群青色の湖面になっている、深くてとても良い色だ。
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年末年始に当たり気の利いたサービスやイベントも無いが、時期的に星空の綺麗な新月期となる、
私も正月休みを使い天文活動をしたいと思っている、もしみずがき湖に天体観測に来られる予定のある方は連絡もらえれば一緒に観測もしたい。
また、この頃は正月に野外で走り回る子供を見かけないが、帰省している方などは、電柱電線の無いみずがき湖公園で凧揚げなどしてみては如何だろうか?広いし安全だし・・遊ぶのにはもってこいだ。
2018年の営業も今日で終わり、新年は5日からの営業だ。いろんなことが平成最後の・・なんて表現をするが、どうぞ色々な平成最後の良きことが皆さんに起こることを願ってやまない。

by phyton_info | 2018-12-27 11:36 | 暮らし | Comments(2)
2018年は台風の多い年、幾つもの台風が列島を、ここ山梨の上空も通過し、多量の雨と強風をもたらした。山の木々は強風にあおられ右に左に大きく振られ、その根に絶妙な刺激を与えるという。こうして台風にさらされた赤松の元には上質の松茸菌糸が振動という名の刺激を受け繁殖し、立派な松茸となって木の葉を持ち上げる。こんな仮説はどうだろうか?
私もシイタケやシメジを栽培していて、振動を与えると成長が加速したという経験を幾度となくしてきた。
今年の全国的な松茸や山のきのこの豊作は台風がもたらした恩恵なのかもしれない。
目の前の松茸を眺めながらそんなことを考えた。
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特にシリーズ化したわけではないが、今日も松茸を頂いてしまった。いくら豊作とはいっても高価で貴重なキノコ、もちろん今しか食べられない旬のもの。
いつもいつもお世話になるU原さんからだ。夏には大量のイワナを頂き、甘いほうれん草も貰った。秋になると何度もこうして松茸を届けてくれて、ビジターセンターの事務室に松茸の香りが漂い幸せなひと時を過ごせた。不思議なことに松茸には引力?があるようで、この後数分後には地元の先輩が売り物の松茸を卸してくれた。高価だけども松茸は売れる、すぐに2パック売れた。夕方には近所の名人が松茸を卸してくれ、数年ぶりにビジターセンターに沢山の松茸が並べられている。松茸の引力恐るべし。
松茸豊作のニュースがテレビなどで流れるため、沢山の方が山に入っている、しかし先日は遭難した方が3名とのことで、きのこ採りの際は注意が必要だ。
山きのこのシーズンもあとわずか、数日後に列島を縦断するという台風24号の雨と強風で再びにょきにょきと松茸菌が繁殖するかもしれない。
激しい気候の現代、その影響は良くも悪くも宇宙から細菌にまでループしているのだろう。

by phyton_info | 2018-09-27 21:07 | 暮らし | Comments(2)
まだ先だと思っていたお盆休みの混雑が今日からいきなり始まった。旧増富中学校を本会場とした「ますとみ山アート展」も始まり、ここビジターセンターも第2会場として3名の作家さんが展示中だ。
天気はとてもよく暑い一日、土曜日ということもあり、開店と同時に人が入り始めた。色々な準備が出来ていないところもありバタバタと一日走り回った。猛暑の今夏は冷たい麺類のご飯が人気で、ざるそば、ざるラーメン、そして冷かけ山菜蕎麦がとても人気だ。
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山菜や揚げ玉、我が家のトマトなど賑やかなトッピングで涼しくいただく、つゆは薄味で最後まで飲めてしまう。この暑さにぴったりの冷メニューだ。
・・・これからお盆も本番となり、帰省客や観光客、そして温泉客と、ますます賑やかな増富みずがき湖となりそう。
少し前から気にしているペルセウス座流星群、極大は13日未明との事で、晴れたら沢山の流れ星も見られそうだ。このお盆が過ぎるころには少しは涼しい日々がやってくるだろうか?
目の前の忙しさを超えて、涼風に吹かれゆっくりしたいと想像した。

by phyton_info | 2018-08-11 21:21 | 暮らし | Comments(0)
夏真っ盛りで私も忙しくなっていて、おまけに農業も最盛期・・、どうしようかと思うくらい大変な時。三日間続いた団体さんの研修が終わり、昨日の土曜日、意を決して原村星祭りにり行ってきた。数年ぶりに山梨から脱出。今回は明るいうちから車を飛ばしていったので、会場で色んなメーカーのブースが良く見えて楽しかった。何周かお店をぐるぐる回って、買ったのがこれら・・。
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ビクセンの82㎜20倍スポッティングスコープと、3×バーロー。他に大口径屈折の安価なものもあり迷ったけど、鏡筒有りすぎだし、使いきれないと思い、こちらスコープを買った。これならビジターセンターに来るお客さんと鳥を見たり景色を見たり、結構明るいレンズなので楽しめそう。ちなみに昨夜これで木星とこれで土星を見た、ガリレオ衛星ばっちり見えて、土星も細長く慣れた人なら輪があるのが分かる感じだ。
現地滞在時間1時間だけの短い星祭だったが楽しく参加して帰ってきた。
しかし猛暑、酷暑は終わる気配もない。

by phyton_info | 2018-08-05 12:54 | 暮らし | Comments(0)
先日の大雨により西日本などで150人を超える犠牲者が出てしまいました。亡くなられた方には御冥福をお祈りします、また被害にあわれた方がたには心よりお見舞い申し上げます。日本のどこで起きてもおかしくない大きな災害でした。
私の住む北杜市須玉町では幸いにも雨は大したことは無く、それでも田んぼに向かうせぎの水を止めたり、災害に備えて傘やカッパ、食料など用意をしていました。
前線は押し上げられ、今度は夏の高気圧が列島を覆い、各地で・・もちろん山梨も猛暑となり、強烈な太陽で目が変になりそうでした。
ただ、私は体にラクダのような栄養を沢山蓄えているので、猛暑の中でも多少動き回るエネルギーが有り、炎天下での草刈り、ジャガイモ堀、シイタケハウスでの作業など、汗だくで働いて・・何だか気持ちいいぞーなんて、おかしな感覚にもなっていました。
そんな太陽の下、自宅裏庭の梅の木に脚立をかけ大きな梅を収穫しました。
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梅干し?梅酒?何になるのか分かりませんが、ばーさんにカゴごと渡すと、大きさに驚いたようで、とても喜んでいました。
この時期になるとビジターセンターも農業も、集落の郷役もみな忙しくなりてんやわんやの中、スマホにメモした仕事の内容を確認しながら一つずつこなしていくのです。昼間の太陽はかなり強烈で、サングラスを通してでも悪い光が目に入るようで、夜になっても目の前がぼーっとしたリ、しょぼしょぼしたり、ピントが合わないなど、年齢以外のしょうがいが出ているようで、何とか大事に保護しないと星空を見るのにも影響しそうで心配になります。
星空の方は見えそうで見えない天気が続き、晴れたら火星などの惑星を見たいと期待しています。皆さんはもう火星や土星、木星は見られたでしょうか?もしまだでしたらビジターセンターテラスの大型望遠鏡で観測してみませんか?
ビジターセンターでは惑星や星空、火星や土星の詳しい観測会を開いています。是非大きくはっきりと見える天体を見に来ませんか?

by phyton_info | 2018-07-10 21:33 | 暮らし | Comments(2)
六月になりました、しっとりとした感じの空気です。梅雨も近く月も大きいので星業はちょっとお休みです。
それでこの頃は田んぼや畑の草刈を進めています。草の伸びはすさまじい速さで、こっちを買った頃、向こうが伸び、、そこを刈ったら別の所がなんて、草と追いかけっこの梅雨時です。
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同じく整備を続けているフィトンチッドでは大量の薪の原木が有り、それを天文愛好会のヤマボウシさんが、毎日玉切りしてくれていて、もうこんなにたまりました。なかなか手が付けられずにいたものをこなしてくれて、とても有難いです。
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昨日はフィトンチッドの大きなヤマザクラの枝を落とし、さっぱりとさせたり、すべての窓を開けて風を通したりと、少しずつ整備を進め、雰囲気の良い空間を保っています。
田舎にくらには草刈りは必須で、もし草刈りをしなかったとしたらほんの数年で大きな草やつるに覆われ、やがて森となって人間の住処は奪われてしまいます。そのことを本能的な記憶として持っているからこそ田舎の人はとくに草には敏感で、家周りや田畑をとても綺麗に保っているのだと思います。
草刈はめんどくさくて、疲れるし、暑い・・・などと私も思います。しかし何をおいても一番にやるようにと教えられてきました。
そーは言うもののどこまで出来るかなーと辛く感じることもしばしばなんですが・・・。

by phyton_info | 2018-06-01 21:18 | 暮らし | Comments(0)
大型連休に突入しています、あちこち込み合っているようでこの時期らしくていいですね。ビジターセンターにも沢山のお客様に来ていただいていて・・・と言いながら、私はいろいろな用事や郷役、それに今日は地元神社の春祭りに行っていて、もう何日もビジターセンターに行っていないのです。私を訪ねてきてくれた方がいるよと聞いて、ほんとすみませんでした。明日からは少しずつ職場復帰?出来ると思います。
今年で氏子総代の仕事も4年目となり、お参りに来られる方のおもてなしやお札配りも慣れてきました。
また、地元有志で継続している神楽団も素晴らしい舞を披露していて、みていて嬉しくなってしまいます。
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今日は天気が良く、山深い神社でも暑くて、参拝客は大きなヒノキや杉の大木の下で神楽に見入っていました。この神社はとても歴史が古いのですが、江戸の中期ごろに火災に見舞われたため、山の下から現在の山の上に移転されたということです。
特に安産の神様と言われていて、遠くから子宝や安産の祈願、またお礼参りなどに来られています。
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ここの集落はいわゆる限界集落、または、いずれ廃村を迎えるやもしれないほどの過疎化が進む集落で、神社や神楽の継続には並々ならぬ努力をし、現在まで継続に至っているのです。しかし、時代の方向が多様化し、こんな山深い地に住まいを求める若い方なども現れ、将来への微かな希望ともなっています。
今後、この多様化の波が本流化し、新天地やスローライフ、ストレス社会などからの脱却、継続的自給生活などの場として、人が移り住むのも一つの集落の未来とも思っています。
30年ほど前から田舎暮らし、移住へのお手伝いをさせてもらってきましたが、そろそろ再び三度、このような難問に取り組まなければいけない時期かなとも感じています。

現在の須玉町北部、江草から増富にかけては素晴らしい新緑で、山菜狩りや登山の方が沢山来ています。このように殆ど人の手の入らぬ自然の様子を見たり歩いたりするのにはうってつけの場所です。
まだまだ大型連休は続きます、さわやかな風のみずがき湖辺りにドライブ来てほしいです。


by phyton_info | 2018-04-29 20:51 | 暮らし | Comments(0)