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みずがきの森から

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 山梨県北杜市須玉町   田舎暮らしのブログ

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そろそろ世間で改元や超大型連休などの話題も多くなり、この頃の暖かさに畑や田んぼのこと、何よりビジターセンターのシーズンスタートのことなどなど・・、かなり焦っている。
もう数日で右往左往、あたふた・・、どうしよう・・・、なんてなるのだ。
そして結局、結氷が見られなかったみずがき湖、正式名称「塩川ダム」は竣工から20年となる。そんなことから民放テレビで平成のプレイバックとして取り上げたいと、今日は取材を受けていた。歴史ある一つの集落が湖底に沈み、住民が殆どいなくなってしまったみずがき湖には、現在天体観測やバードウオッチングなどを楽しむために人々が集まりつつあるというような内容らしい。
・・・・私も取材中、昔の集落のことを思い出してしまい、何だか切なくなってしまった。
そして星空が人々を・・・。なんてフレーズが脳裏に流れ、今夜もフォトショを開いてしまったという繋がりだ。
まだまだ難解なフォトショだが、LRccの方は何となくスライダーを動かせるようになり、今夜はバラ星雲をパソコンのフィールドに浮かべ泳がせてみた。
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前の処理では何となくぼやけていた細部を明瞭化し、中心部の星団の恒星が、おそらく青色だろうとそれに近づけ、全体を引き締まるようにしてみた。鏡筒はBKP250、eos6dで360秒、20コマ、コンポだ。調整が進むと次第に中心部の洞窟部分が目立ち、いったいそこはどうなっているのだろう?と、クローズアップしてみた↓
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すると、そこは奥深くパープルの薄雲が漂う巨大空間のようだ、これを通り抜けたらどんなところに行けるのだろう?将来高性能な機材をもってすれば、この巨大洞窟の向こう側を撮影することができるのでは・・?なんて夢のあることを考えのずにはいられない。
・・・季節は花粉が飛び交う早春、まだ寒いうちに春の系外銀河をたくさん撮りたいし、話題になった彗星も撮りたかった。でも今は大事なキノコの植菌時期。
そして秋にキノコをたくさん売れば洞窟の向こう側を撮影できる望遠鏡が買えるだろうか?
目まぐるしくうつろうこの季節に、今夜も卓上の宇宙空間をシミュレーションしている。

by phyton_info | 2019-02-27 21:10 | 宇宙 | Comments(0)
先日とうとうフォトショやLRなどをインストールし、解からないながらも少しずついじっている。
昨日アップしたM51は、処理が進むにつれノイズがひどくなり、いいのか悪いのか?方向性違う?なんて思ったりしたけど、もともとノイジーな画像だったからなのかなとも思っている。
そこで今夜は冷却CMOSで50コマだ段階露出で撮影したM42オリオン星雲を再処理してみた。何かのサイトで見た星雲がうねうねしていて、ディテールがシュワシュワっと出ているような画像を目指しスライダーを動かしたり、拡大したりしてたどり着いたのがこちら↓
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これを見ると、以前の画像処理M42はとてもナチュラル&プレーンな処理?だと感じる。流石に50コマのコンポジットなので目立ったノイズは浮いてこないものの、拡大すると滑らかさは失われている。
前回アップした同M42がこちら↓
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これをみると大きく違うのがわかる。もっと色々なやりかたで、綺麗なシュワシュワっとしたM42が仕上がると思うのだが、まだ日も浅く使い方がよくわからない。
疲れても眠くても、一通り処理して疑問を解くと気持ちも体も疲れが取れていく感じもする不思議。

by phyton_info | 2019-02-23 21:28 | 宇宙 | Comments(2)
春も近いか、暖かな日が続き上着もいらない日がある。・・・でももちろん忙しいさなかだ、ここ1週間はまだ星が出ているうちに仕事に向かい、星が光り始めるころまで働いていた。
そんな多忙の中でも色々考えるところがあり、先日フォトショップを購入した。まだインストールして二日目で殆どわからないのだが、何となくわかるところのスライダーを上げたり下げたりしてみると・・・。
驚いた❢ 今までの色々な画像処理ソフトには無かったディティールを操るスライダーがいくつかあり、試しにM51を落としていじってみた、すると・・・。↓
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EOS7D改の以前撮影したものを再処理したものだが、ノイズはすごいがディティールが格段にあぶり出された。その他、露出やカラー、フィルター類も豊富で、一般的なコンポジット後フォトショップでじっくり処理してみたくなった。まだ使い方がよくわからず、一部の機能しか動かせないが、今後の撮影や、今までの再処理などに大いに期待できそうなフォトショップだ。
植菌作業が終わったらまた撮るぞー。

by phyton_info | 2019-02-22 20:18 | 宇宙 | Comments(2)
ご存知、我が家は長年シイタケの栽培をしていて、私で三代目となる。以前は山から原木を切り出し、そこに通い植菌作業をしていたが、時代も変わり、20年ほど前からは菌床栽培となった。よく菌床は原木シイタケに比べて味が劣る・・、みたいなことをいう人がいるが、それなら是非食べてみて・・。現在の菌床シイタケは食感も良く味は格別、何といってもシイタケ独特のアクが無いから、子供でも喜んで食べている、一度食べるとくせになり、何度も何度もビジターセンターや道の駅に階に来てくれるというほど美味しい菌床シイタケだ。
・・・それが、その菌床シイタケの植菌作業が今年も始まった。
近所のおばちゃんや、友達、そして私たち組合の男衆で賑やかに作業するのだ。でも朝が早いから大変でもある。
どんなことしてるの?とよく聞かれるが、こんなことしている。↓
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高温の蒸気で殺菌された菌床に、雑菌の無い部屋で、シイタケ菌を入れていく、そして蓋をして培養室に持っていき半年培養すると肉厚シイタケが発生し始めるのだ。
今はまだ昨年植えた菌床から発生していて、一年中ほぼ休みなくきのこは出てくるのだ。
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きのこ栽培は小さいころから見ていて手伝ってきたので、難しさはあまり感じないが、これから始めようという方は大変なのかもしれない。でも自家用で食べる程度なら全然簡単にできると思う。きのこ、特にシイタケには色々な栄養素や薬効成分が含まれていて、病気予防や、改善、がん予防や改善にと買う人が多い。体に良くてしかも美味しいというのだから、食べた方が良いのだろう。
私の栽培しているハウスに朝入るともわーっと白い煙のようなものが立ち込め漂っている、これはシイタケの胞子で、毎日毎日これを体に取り込んでいるので、特に内臓が元気すぎて、こんなに大きな体になってしまっている。きのこ栽培にはもちろん農薬など使わないので、安全で美味しく体にいい食品、シイタケを栽培し販売するのは楽しく嬉しい事だ。
是非食べてみて・・・。

by phyton_info | 2019-02-18 11:34 | きのこ栽培 | Comments(0)
私の写真が素晴らしい分けでなく、こんな銀河が浮かぶディープスカイの素晴らしさのことだ。
・・・先週6日の夜のこと、冷たい雨が上がりきれいな星空になったのだが、次第に気温が下がり地面は凍り、降霜で望遠鏡もパソコンもガチガチに凍り付き、もしかしたら鏡筒内で斜鏡やCMOSのフィルターまで影響しそうな嫌な予感もしていた。いくつかの天体を撮り終え、最後に何か撮ったことのない銀河を狙おうと、写真星図からNGC4244をその候補にした。
・・・それはりょうけん座にあり、北斗七星のしっぽりの少し下に当たる領域に存在する「銀の針」ともいわれるほど細長く、いわゆるエッジオンタイプの系外銀河だ。実際に撮影するまでは、小さく暗くてパッとしない銀河だろうと、今まで何年も望遠鏡を向けることもしなかったのだが、・・・なんと凄く美しい、神秘的、宇宙音楽が聞こえてきそうな浮かび方なのだ。
このNGC4244は、BKP250で撮影するはずだったが、直前にギーギーと異音を放ち追尾しなくなったEQ6proを諦め、
ASI294MCproを、隣の30センチ反射に取り付け撮影することになったのだ。
するとこんな風に撮れた・・・。↓
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カメラを付け替えたためダークもフラットを撮るのも忘れてしまい、早く見たくてそのまま処理に入った。
300秒×12こま 冷却マイナス30度 ゲイン350 ステライメージ他、少しトリミング
撮影して気づいたことだが、昨年末にこのCMOSを購入した時、付属してもらっていたIRカットフィルターなるものを装着して冬の参考星雲を撮っていた、確かに効果があっり、これはいけるだろうといけるそのまま装着して今回も撮影した、しかしこのフィルターを介すと、画像が強くグリーン寄ったり、露光不足になったりするので、こうした系外銀河ではカラーの調整がやりづらくなり不向きだと感じた。フィルターなしで撮ったことがないので今後どうなるか楽しみだ。
厳冬期のころ例年ならみずがき湖は全面結氷し、夜中の撮影時にグォンー、ゴゴーッ、ブォンブォン・・・。というような氷のきしむ音があたりに響いていた、それが今年は全く凍らない、暖冬ということだろう。過ごしやすくていいが、厳冬期の夜のあの不気味なきしみ音が懐かしく記憶の中に響いて青ざめた。


by phyton_info | 2019-02-12 21:57 | 宇宙 | Comments(0)
少し前の6日のこと、気温の乱高下の中この夜だけ晴れる予想だ、しかし午前から降り続く弱い雨は午後まで続き、ようやく16時ころにあがった。すると今度は濃い霧が立ち込め、空気がじとーっとすごい湿気を帯びていた。
あらかじめGPVで夜の晴れが予想されていたので夕飯を食べすぐにみずがき湖へ向かった。まだ薄明が残る中、観測所を開けせっせと準備をした。
この日の朝にようやく接続が完了したカラー冷却CMOSとAPT、何とか間に合わせ久しぶりのCMOS二台体制で撮影に入った。
いつもはもたもたしてしまうケンコーのEQ6proからセットしようとアライメントをしていた時、ギーギーっとすごい音がした。ええーっ何の音だ?よく調べると赤径体から音がしている、これはギアが緩んで空回りしているようだ。そして導入も追尾も出来なくなった。(なんということ) かなりいい調子で使っていた赤道儀だけにショックは大きい。
で、仕方なくタカハシ160+BKP300+ASI1600MMで撮り始めた。さきのトラブルで動揺してしまい撮影計画が乱れ、何をとればいいか分からなくなっていた。顔を上げ空を見ると北の空に北斗七星が上がっていた、この辺りには沢山の系外銀河があり、まずはと選んだのはM109棒渦巻銀河だ。すごく細かく巻いた渦の中心付近にその棒部分がしっかりある銀河で、カッコよく、私の好きな銀河上位に入る。
・・・あれこれ苦労し、それなりに時間もかけ撮影したはずのM109だが、今一つシャキッとしない。この夜の凄い霜のせいでレンズが凍ったのか?やり方が悪いのか?
それがこちら↓
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少しのトリミングがしてあるが、前回までのようなテレプラスでの3000ミリシリーズではない。いわばノーマルな撮り方なので、もっと鋭い星像とか、銀河構造の高解像を期待したのだがあえなく撃沈。風はなくガイドも順調だったが、やはり強烈な降霜による何かの凍り付きもあったかもしれない。
このM109は以前も撮影していて、キャノンEOS7D改での画像がこちら↓
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これはBKP250での撮影だっと思うが、色はともかく星像がシャープだ。バックグラウンドも締まり均一だ。この撮影から何年もたっているのになんと進歩のないことかと思い知る。
M109は大熊座γ星のすぐ近くで、光度9.8等、距離2700万光年。
・・・赤道儀の故障、ひどい降霜などでちょっと気分も下がってしまい、この後をどうするか、しばらく熱いカップ麺を食べながら考えた。
ただ、ひどい降霜でも空は晴れていてきれいな星空、駐車場には久しぶりに会うももんがさんや、甲斐市の青年が撮影していた。時々近くに行ってあれこれ話し、再び二階に上がりを繰り返し、この後はカラー冷却CMOSに切り替えようかと思っていた。
降霜でつるつる滑るテラスはスリル満点、慎重なすり足で時々ガイドの様子を見に行った。

by phyton_info | 2019-02-10 21:07 | 宇宙 | Comments(2)
気温の乱高下は続き、今日は春のようで明日からは極寒に戻るという。いまだ凍らずのみずがき湖にはいつもより少なめの水鳥が浮かび、マガモやオシドリをカメラに収めようと大きなレンズを持った人が湖畔に立つ日も多い。これだけ沢山のオシドリが見られる湖も少ないんだよと、鳥撮りの方に教わった。
・・・・今年は正月から星見を続けていて、昨夜も実は望遠鏡を操作していた。朝の木星を確認して体眠りにつくほど熱心に取り組んでいる。
ビジターセンターは冬営業でお客さんは少ない、少ないなりに春に向けて模様替えなどもしている。
そして、冬と言えば忙しいのが我が家のきのこ栽培だ、冬は鍋やスープにきのこを使う頻度が高く、肉厚の大きなシイタケは毎日売り切れるほどの人気で、沢山発生するように工夫して温度や水の管理をしている。
夕飯後には収穫した大量のシイタケの選別をする、そんな時みつけてしまったこんなもの↓
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大きく開いた傘が内側に丸まっていて、よくこの中に引き肉やチーズをのせてオーブンで焼くという美味しい食べ方がある。真ん中の軸は根元は柔らかく美味しいが先の方は大概切り捨てると思う。で、私もこんな風にして・・・。
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軸を切り取ったら何と船ではないか、たらい船?きのこボート?これにチーズは合いそうだ、ハーブを刻んでのせてもおいしそうの。オーブンで焼く?フライパン?それとも炭火が良いか?
醤油で和風に、マヨネーズで何処風?
・・・我が家のシイタケ栽培は初夏まで続き、夏の間は翌シーズンのきのこ菌を培養する。そろそろキノコや農の支度を考える時期で、始まると紅葉の葉が散るまでノンストップとなる。
こんな生活にも慣れてきて、少しの合間に星も見るし遊びもする。そうした生活の中で気づく面白そうな事が増えるともっと楽しく生活できる。
今年は何か新しい事にもチャレンジしてみようかと思う。

by phyton_info | 2019-02-07 20:47 | きのこ栽培 | Comments(0)
タイトルの通りとてもカッコいい系外銀河なのだが、簡単ではない。フィルム時代から春先に何度も撮影しているNGC4565。
改造一眼でも、冷却CMOSでも、そして今回の長焦点ニュートン+ASI1600MMCでも、風も吹いていて空も何となく薄雲が・・・、言い訳は色々考え付くが、もう何回目?
そこで、何とか仕上げまで行った画像をお披露目する。
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なんかボンヤリしているでしょ?多数コマ撮影したのだけど、いつの間に雲が広がりL画像はほんの8コマ、RGBも不安定。良いのは大きさだけ・・・。
もっとシャキッとした4565撮ってみたい。

さて、ここ数日春の暖かさ、辺りの雪は全部解けて、みずがき湖も凍らずのまま。天気も春の様相で目まぐるしく変わり、次の撮影はいつにしようか?明日の昼に雨が降り、その後晴れて夜は真っ黒(GPV)な感じ。
うーん悩ましいところ、明日の夜は星屋、宙屋、天屋さんがみずがき湖に来るかもしれない。

by phyton_info | 2019-02-05 20:42 | 宇宙 | Comments(0)
あーっ、なんと二月に突入、そして節分ときた。未来がどんどん近くなる。
そして、昨日はみずがき天文愛好会の例会&プチ新年会が行われ、皆でパソコンを持ち込んでの画像処理勉強会や、自慢の天体ショットを披露したり、おにぎりや煮込みうどんで温まり、そのあと天体撮影会と盛りだくさんの時間を過ごした。(遠くまでご苦労様 でした )
さて、今回紹介するのは NGC3190という系外銀河を中心とした極狭い領域、3000㎜の焦点距離の極せまだ。
その領域を何かのサイトで知り、実際に撮影した時の感動は大きく、勝手に「魅惑の領域」シリーズに登録?した。一か月前の新月期に撮影したそれは、なんと単純ミスからフィルターが回転せずモノクロ画像としてだけブログに載せていた。下がその時のモノクロ画像↓
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色々な個性的系外銀河が沢山写り、いつかRGBも撮影してカラー化したいと思っていた。
それから一か月後、今回の新月期にチャンスは訪れた。
この魅惑の領域はしし座のおおがま、要は獅子の耳の辺りにあり、今はしし座も旬の星座、1月31日の夜遅くに30センチ主鏡を向けた。ただ、前回と同じ構図をとれるかどうかは、私にはかなり難しいことで、とりあえずメインのNGC3190を導入し、同じような角度となるようカメラを回転させる。でも微妙に寄せられないのだ、3000㎜の写野はシビアで、すぐにぶれてしまう。慎重に慎重に作業し大よそ前回の構図に寄せてきた。
いざRGBを撮る・・・、しかし風が強いのだ。悩ましい時間が長く続き、それでも撮りつつげた。
そして、何とかカラー化出来た「魅惑の領域」がこれだ↓
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決してカラフルではないが、恒星の色の違いや銀河のバルジでそれがカラーだとわかる。とても我流のLRGB合成なので、もっとRGBもしっかり露出と枚数を増やさなければダメかとも思っている。今までに日付の違うショットのコンポジットとか、撮影カメラの異なるもののコンポジットやカラー合成などは経験が無かったので、今回の処理はとても良い勉強となった。魅惑の領域はASI1600MMCを使ったもの、この30センチ反射の横にある25センチ反射に取り付けているASI294MCCもカラーCMOSながら高感度、超低ノイズでこれから期待している、しかし今回パソコンのトラブルが有り、戻ってからまだ接続していないが、体制を整え春の銀河祭りに参戦したいと思っている。
数千億個あるという系外銀河、次なる魅惑の領域を見てみたい。

by phyton_info | 2019-02-03 22:13 | 宇宙 | Comments(0)