人気ブログランキング |
ブログトップ

みずがきの森から

phyton.exblog.jp

 山梨県北杜市須玉町   田舎暮らしのブログ

<   2019年 03月 ( 14 )   > この月の画像一覧

シーズン入り前に少しでも製作しようと、数日間染めの予定を入れていた。暖かだという天気予報だがみずがき湖辺りは今日も肌寒く、それにものすごい強風が吹き荒れていて、半開きにしていたドアが突風に吸われ勢いで開いたりを繰り返した。
そして、染色用の窯に火を入れ、続きのシルクスカーフ、ストールを投入しゆっくりと過熱していく。
b0100253_20373361.jpg
一定の温度に上がったらそれを保ちながら、周りにいくつものたらいを並べ媒染剤を作り、一枚ずつ丁寧にかくはんしながら目的の色に染めていく。一種類の染料から10色ほどの色を染める。
b0100253_20404989.jpg
これが一種類の染料から染めたバリエーションだ。今回のスカーフは凄く薄くエレガントかつデリケートな生地で、手や指にささくれがあると引っかかってしまい糸が伸びてしまいそう、なので慎重丁寧に作業を進める。
今度は赤系の染料を火にかけ、スカーフをかくはんすると何だか野菜鍋を煮ているようないい匂いとともに、生地に赤色が染まりついていく。
b0100253_20432567.jpg
スカーフの中にバラの花や、ドットのような立体模様が織り込まれていてなかなかの高級感を醸し出す。今回染めているのは春夏用として色を決めているが、草木で染めた色というのは嫌な感じのものは殆どできない。可愛い系、渋い系、涼しい系・・・、など色や濃淡で印象は大きく変わる。女性の場合こうしたものとのコーディネートはどうやって決めるのだろうか・・・などと分からずとも考えながら作業は進む。
b0100253_20492559.jpg
午後になると少し疲れてペースが落ちてくるが、それまでとは全く違った染色方法の藍の煮染めで色を染める。淡い色から濃い色までベースの藍の濃度と時間を変えて染める。
夕方にはかなりの枚数が染まりホールに干した。なかなかの良い眺めだと感じた。草木染はまだ数日かかる予定で、 10連休頃にはビジターセンターの売り場に登場しているはず。
こうして染め物が沢山出来ていくのを見ると達成感を感じられ、気持ちもほっこりしてくる。
閉店して帰りがけにぐるっと回ると駐車場に愛好会のKさんがいた、撮影に来られていてしばし話し込んだ。染めや家業のシイタケ、畑などが上手く回り始めると私にも天文の時間がやってくる。
この時期とける土の香りが漂い、32年も前のハレー彗星を思い出す。土の香り、彗星、染め、とくればここも春満開となる。

by phyton_info | 2019-03-27 21:00 | 染め | Comments(2)
一日の気温差が大きいこの頃、朝はダウン昼はシャツ一枚と着るものにも迷う。天気予報で昼の気温が高くなると知り、キノコハウスの扉を開け風が通るようにした。昨年9月から発生を続けているシイタケはそろそろ終盤に、楢木の栄養を余すところなくシイタケに変換すべく、水分、温度、光・・を調整し肉厚シイタケとなるよう導く。
b0100253_21515105.jpg
16センチ×25センチ程の菌床からシイタケは発生し、次第に大きくなる。この菌床と呼ばれる玉を14000個管理している。かなりの量なので一日に採れるシイタケも大量だ。収穫し袋詰めし各所に出荷する、発生のピークと、増富観光のピークが重なるため嫌になってしまいそうなこともある。でも、なかなか可愛いではないか、このシイタケ君。
3日後には採りごろとなるか。
シイタケやその他のキノコ類は、食べておいしいだけでなく、癌や脳梗塞、高血圧などなど、いろいろな病気の予防や改善に一役あると言われている。私も毎日ハウスの中で白い霧状の胞子を吸い込んでいるからか内臓がやたらと丈夫で、ご存知の通りプロレス体系だ。  (相撲といわないで) それと関係があるかどうか?我が家に花粉症者はいない。
昔ながらの自然の食事は美味しさと栄養、薬を一度に摂っているようなものなのかもしれない。フキノトウにセリ、カンゾウにタラ、ウド・・、春の山菜も次々と出てくる頃。昔みたいに野に山に駆け回り山菜狩りしたくなってきた。でもなかなか・・・、やることは満載だ。


by phyton_info | 2019-03-26 22:09 | きのこ栽培 | Comments(0)
三月も最後の一週間が始まり、もうすぐここ増富にも観光シーズンがやってくる。数か月間の冬営業は毎回辛抱の営業で、寒いし、人は少ないし、○○も少ない・・、まさに辛抱我慢の冬場なのだ、しかしそんな中でも楽しみを見出そうと頑張っていたのが天文、天体写真、観測などだ。体が凍り付きそうな寒さの中でも星空が見えれば嬉しかったし、仲間との交流にとても暖かさを感じていた。
・・・・そしていよいよ年度が替わるころ、みずがき湖ビジターセンターは4月からも私たちフィトンチッドが指定管理者となり管理運営を行う。慣れているとはいえ山間の小さな観光地での経営はいつも大変で、気を抜いたりするとすぐに落ちていくのではという心配もある。
そんな小さな観光地で31年間続けてきた大事な分野が染色、特に草木染だ。このあたりの山間には当然植物は豊富にあり、珍しい根とか樹皮、実、といった染料も採集できる。そこが私たちの染色の特徴であり、長年続いてきた強みでもある。
・・・前置きが長ーくなり飽きちゃうね。
今日は春色のスカーフを染めるために二種類の植物を煮出し色を抽出した。
b0100253_20001789.jpg
これは苅安、イネ科の多年草だ。草のないこの時期は乾燥材料を使う。優しい黄色や黄緑を染めるときに使う染料だ。これを50リットルのタンクでぐつぐつ煮る。激しい湯気は何かの蒸し料理の様なにおいがする。数回に分け煮出し、沢山の染液ができる。
b0100253_20062313.jpg
取れた染料を透明なカップに入れて色を比べてみた。右側が先ほどの苅安、左がスオウ、マメ科の植物から抽出した赤系の染料だ。今回はこの二色の染料をベースに、染め方を変え10色以上のスカーフを染め上げる予定だ。これにコチニールの紫系、藍の青系を加え、数十色におよぶバリエーション豊かな色を染めることができる。
本来、草木染めを主体とした衣類の製作が主だった私たちも、いいも悪いも時代とともに変化し、ここ近年、草木染作品の少なさをお客さんから叱られたりしていた。
そこで今回、少ない時間をやりくりし数日間の集中的染色で作りだめしようという腹なのだ。春の観光シーズンに合わせ綺麗なスカーフが染められるか、大変ながらも楽しみなこの染色だ。
増富の長い冬が明け、巷に聞こえる春歌になんかわくわくするいい季節なのだ。

by phyton_info | 2019-03-25 20:21 | 染め | Comments(0)
何の星座に春を感じるだろうか?、乙女座?カラス座?北斗七星?・・・、ちょっとわくわくする春の夜。存在感があり、その名のごとく綺麗な形・・、それは、そうしし座だ。ししの大鎌やレグルス、春の大三角の一つデネボラなど、名所の多い星座だ。
ライオンか?イノシシ?か、あいの子か?その後ろ脚太もも辺りに有名かつ魅惑の天体トリオ銀河がある。天文ファンなら誰もが見たことがあるだろうし、写真ファンなら皆が撮影し、チャレンジし、素晴らしい作品も撮ったであろうトリオ銀河。
その中から今回紹介するのは二つの銀河、M65とM66だ。データをみると3年前にBKP300+EOS7dでチャレンジしたもので、長焦点のため二つの銀河での撮影となったものだ。わりと明るい銀河なので簡単に写せるが、細かな構造まであぶり出すのはとても難しいと感じていた。今回その画像をフォトショRLccで細部を持ち上げてみた。↓
b0100253_21270222.jpg
両銀河とも距離3500光年でこじんまりだが、芯のある明るさの銀河で、それぞれの構造が変わっていて面白い。処理しているうちに何だか不思議な感じになってしまったが、細部が持ち上がり始めた証か?もっとたっぷりな露出をかけて撮りたいと思う。
この二つの銀河と同一写野で写したくなるのがNGC3628だ。3628は最近微細構造の一つ、髭とかヨダレと呼ばれる銀河のガスがちぎれて漂ったような触角を写して物を見かけるが、とても淡い対象で、私も最近まで知らなかったし、それを捉えたこともいまだない。
こうして春を感じるいくつもの星座の星間領域には魅惑の系外銀河が沢山存在し、撮影しながら春を感じるのは貴重な時間だ。
この二日間、寒の戻りで氷の張る寒さとなった、そして年度の切り替わりや新元号の発表、入学、就職・・・。と、新たな門出をやがて満開の桜が祝福してくれることだろう。

by phyton_info | 2019-03-24 21:41 | 宇宙 | Comments(0)
みんなが待っていた桜があちこちで開花して、そんなニュースに少しうきうきしたりする。でもこの辺りは標高の高い山間部、桜の開花はまだまだ先のこと。そして今年は暑い夏かそうでないのか?それにより仕事の内容が大きく変わるのでなるべく早く情報を集め対応適応していきたい。
もう三月も下旬のころ、連日集落の役員の会議や、観光関係の会議など目白押しで、調整に調整を重ね、天体撮影する夜をキープしようと、そこに主眼を置いてしまう今の自分がいる。
そんなおり、毎晩のようにフォトショを開き過去天体を調整しているが、今は界隈で銀河祭りのころ、そこで私も系外銀河を少しずついい感じにしようと今夜もPCを開いていた。
系外銀河は必ずしも春とは限らないが、今回はアンドロメダ座のNGC891をモニターに置いてみた。↓
b0100253_22324486.jpg
ただ困ったことにデータが見つからず、これがBKP250なのかBKP300なのか分からなくなっている。こういう体たらくにならないように日ごろの画像とデータの管理をしっかりしようといっていた先から、空見たことか・・・。
NGC891はエッジオン銀河で、距離3000万光年、中央を分割するように走る暗黒帯が特徴で魅力でもある。その暗黒部分を鋭くディテールが出ないものかと調整を試みた。すると以前の画像よりいい感じに浮かび出てきた。
その以前の画像がこちら↓だ。
b0100253_22393650.jpg
こうしてみるとその違いがよくわかると思う。以前の画像は全体にぼーっとしていて、暗黒帯もシャキッとしていない。また、全体的にカラーが赤みが掛かっていた。調整後は、バックグラウンドも黒く引き締め、銀河自体もクール系の仕上がり色に調整した。
いまデータを掘り出して見たところ、これらの撮影にはBKP250+EOS7dで撮影したものをトリミングした画像だと判明した。
系外銀河を撮影処理するとき、バルジのオレンジや腕のブルーを出そうと、バックグラウンドをないがしろにしがちだったが、こうしてバックを締めクール系のカラーも宇宙観あるなーと感じた。
・・・・春の目まぐるしい天気が安定し、新月期に晴れの夜が巡りくることを切に祈りながら、今夜もスケジュールを天文主眼で調整し持っていこうと試みる自分がいる。

by phyton_info | 2019-03-21 22:49 | 宇宙 | Comments(0)
何だか3月になって寒が戻り、連日小雪や吹雪があり、2月頃より寒く感じてしまう。しばらく弱めていたストーブもこの頃は全開で燃えている。
早朝の仕事は終了したが、今は地域の役職の総会が頻繁にあり、今日が何の会合なのか分からなくなることもあるほどだ。
こんな時、出来る事ならみずがき湖の観測所を開け、天体撮影に没頭したいところだが、まだ月が大きいし天気も安定しない。と、こんな時は過去画像をモニターに浮かべ、再処理をすることで宇宙観に浸るのだ。いろいろな天体を再処理してきて、もう適当なものが無いか・・と思ったところ、3年前の2月に撮影したM51 子持ち銀河の画像を見つけ処理してみた。↓
b0100253_20263713.jpg
今まで何度も何度も撮影してきたM51だが、形はうまく取れるものの淡い部分や細部、渦巻のディテールまでは程遠く、いつか凄いM51を撮るぞーと、機会をうかがっているところ。
この画像は3年前で、まだ私の望遠鏡に自動導入は付いていなかったころで、手動でとらえた天体をノータッチガイドで撮っていたころだ。この時は30センチF5ニュートンに一眼レフ、180秒を18コマ iso1600 にて撮影、SI7で処理したJPEG画像を今回LRccで再処理したもの。
周辺減光や色むら、ノイズといったネガティブなものは消せなかったが、銀河の渦巻が細部にわたり浮かび出てきたようで、前より引き締まった感じもするがどうだろう?
いずれ何処かにしまっているダークとフラットを見つけ出して合わせ仕上げたいと思った。
こうして、少し前に購入したフォトショとLRなどだが、まだまだ殆ど?わかっていない私で、出来る事なら愛好会のメンバーや、フォトショの得意な方に教えてほしいと思っている。
そうして少しずつ少しずつ前進していきたい。教えてもらえる方には肉厚シイタケのお礼をさせていただきます。
(美味しいよ)


by phyton_info | 2019-03-17 20:41 | 宇宙 | Comments(0)
何だか寒くてすっきりしない天気だった。もうすぐお彼岸の墓参り、その前に我が家の旧墓地の掃除をしようと山の上に行きせっせと木の葉を取り除きお石塔を掃除し・・と、寒風の中だが汗が出てきた。一時間ほどかけて、ようやくきれいな山の旧墓地となり、お茶を飲みながら辺りを見て歩いた。
b0100253_19561398.jpg
山の上の平らな場所に次の冬に使おうと玉ぎった奈良の太丸太が転がっている。ビジターセンターの冬の暖房は薪ストーブがメイン、それに我が家の風呂も薪風呂だ。数年前に我が家が代替わりすると、一人では色々な事がやりきれなくなり、近所の方や友人にお願いし、こうした仕事も頼んだりする。直径が50センチもあるこの丸太を運び出すのも大変だ。浅い春の山は腐葉土と樹木、常緑樹のにおいが入り交ざり私にはとても心地よいものだ。
それらのすぐわきには・・↓
b0100253_20040152.jpg
過去に何度かふれている倒れ地蔵 (勝手にネーミング) がいる。この地蔵はこの場所を訪れるたびに倒れていることがあり、それから我が家で倒れ地蔵と呼んでいる。イノシシやシカがぶつかるのだろうか?それとも自らの意思で倒れるのか?いつも不思議に思っていた。
ある日、ここを訪れると何と・・倒れ地蔵が倒れて、しかも首が折れていた! これは大変だとホームセンターでモルタルを買い山で練って首をつないだ。この地蔵は我が家とは関係などないのだろうけど、長い間見ているうちに気になる存在となっている。
訪れるたびに倒れているので、本来立っているときはどちらを向いているのだろうかと分からず、今は四角い台座に集落を見下ろす角度で立っている。
その昔、山仕事の人々を見守る地蔵だったのだろうと推測しながら手を合わせ、山を下りてくる、頭の中にセピア色の古民家と行き交う人がいくつも浮かんで消えた。

by phyton_info | 2019-03-16 20:14 | 暮らし | Comments(0)
暖冬になれていた体が、このところの冷え込みと気温の乱高下でカチカチになつてしまった。こんな時は熱い風呂。
さて、そろそろテレビや新聞で桜の開花予想や、早咲きの桜の様子が流れているが、私も早く桜が見たいと思い、正月にフィトンチッドの八重桜を選定し、その枝をキノコハウスに入れて暖かな環境を作っていた。
始めは固く閉じていた桜の冬芽が日に日に大きく膨らみ、2月中旬には花が咲いた。昨日にようやく外に出しスマホでパチリとしてみた。
b0100253_20214409.jpg
顔を近づけるといい匂いもして、半径1メートルくらいに春が来た。実際の桜ももう少しで開花となるだろうか?
私の住む地域や増富温泉では例年春の大型連休のころに盛りとなるが、果たして今年はどうか?この先の天気をいろんな方が予想していて、昨年以上の高温だとか、いやいや冷夏だとか・・・。私はこの暖冬があったから、夏場は気温低めになるのではないかと思っている。
今では私もコメやシイタケ、いろいろな野菜を栽培していて、気候はとても気になるところだが、いろんな場合に備えて対応し、成果も出していきたいと思うが、いかに?
もうすぐあらゆるものが芽吹き、植物の時代がやってくる。今年も雑草との戦いが幕を開ける…。

by phyton_info | 2019-03-14 20:31 | 山野草 | Comments(0)
夕方から天気は大荒れとなり吹雪や強風が吹き荒れ、外の気温もぐんと下がり明日の朝はきっと氷点下だ。激しい気象のこの頃、でもついに終わった。約一か月間のキノコの植菌作業はまだ暗いうちから始まり、終わるとビジターセンターの営業をし、夕方にはキノコの収穫をするという怠け者の私にはつらい一か月だった。でもそれが終わり、何だか解放された気分。
ひどい疲れは残るものの、開放感に誘われ今夜も銀河祭りとなっている。天体の中で何が好き?なんて質問を受けることがあるが、もちろん銀河好きだ。
少し前にフォトショccやLrccなどを購入し、少しだけかじったら楽しくなって、今日まで天体の再処理を続けている。
そんな簡易再処理だが、いい感じに仕上がったいくつかをこれまでに紹介し、今夜は系外銀河NGC253を紹介したい。
b0100253_22273193.jpg
この銀河はスターバースト銀河と呼ばれ、彫刻室座に位置する。8等級と割と明るめで、しかも北天でアンドロメダ、M33、に次ぎ三番目に大きな銀河だという。それなのにメシエ天体でないのは何故だろうと思ってしまう。南に低くメシエさんも見落としたのだろうか?
撮影にはBKP250+EOS7dを使って、当時ノータッチガイドで撮影しコンポジットしたもの。まだしっかりとフラットも撮っていなくて、フラットエイドを使い平らにしたのだが、上手くできず銀河の周りが暗く陥没してしまっている。でもとても見やすく仕上がった画像ですっきりした感じが秋の銀河らしかった。それを今回おもにRrccにて再処理を試み、PSccでカラーなどの調整をした。
棒渦巻銀河だというNGC253だが、前には細かな模様やディテールは表現できなかったが、今回はどうだろうか・・。なかなか細かなところまで浮かんできて、カラフルにもなった。BKP250は私が30年以上前に使っていたタカハシイプシロン200と近い形状をしていて、同じように黄色くしたらそっくりだと思った。同じようにBKP250は写真鏡として素晴らしい性能を出してくれる。ミラーの精度もそうだが、とても大きな斜鏡を持ち、接眼部もしっかりしている。250ミリ F4と明るく広視野、イメージサークルも大きくフルサイズセンサーをカバーでき、とてもシャープだ。ビジターセンターの観測所にBKP300の隣に設置していて、主に大きな天体を撮影している。私のところに実機が有るので興味のある方は見に来てほしい。
一応宣伝として、これら鏡筒もどこよりも安く販売している。みずがき湖に来たときは、そんな天文機材についてのお話で盛り上がりたい。
さて、大仕事はひとまず区切り、次の新月期に向け機材の整備を進めたい。

by phyton_info | 2019-03-13 22:27 | 宇宙 | Comments(0)
少し早く目覚め、寝たままの体制でカーテンを開けると「ぎょぎょっ」外は真っ白、雪が積もっているではないか。驚いて飛び起き慌てて車を温めフロントガラスを解かした。
今日は東日本大震災から8年目のその日、一日中テレビで特集をやっていた。それにしてももう8年もたったんだ。あの時の恐ろしい光景が思い出された。午後2時46分には手を合わせ黙とうをした。
・・・今朝は名残雪となったが、もう春なのだ、それを知らせるのがカラス座だ。春の大曲線をぐるりと南下するとそこにカラス座はある。3から4等級の星が台形を作り、それがなんともカラスだというが星座絵を見ないとなかなか想像しがたい。それに南に低くみずがき湖からは甲府の方角で、低空の光害も少しあり、そのあたりの星は少なく感じる。
しかしそこには魅惑の天体、魅惑の銀河が多数存在し、その中でも有名なのがソンブレロ銀河と呼ばれるM104だ。昔から何度となく撮影しているM104だが、しつこくもまた過去データをいじり出してしまった。いつものLrに加え、フォトショCCにもっていき調整した。(あまり変化はなかったか)↓
b0100253_20483935.jpg
M104は、カラス座の少し北東に位置し、手動でも捜しやすい星の並びがあり、小さい天体ながらも人気があるし、その姿は正しく宇宙の神秘だ。いわゆるエッジオン銀河で、真ん中を横切る暗黒体が素晴らしい。この画像はBKP300にEOS7Dを取り付け撮影したもので、3年くらい前の画像だ。二つの銀河が組み合わさっているというようなことを聞いたので、ハロのような部分を明るくふっくらと出るようにした。そのハロ?の上下に透かして恒星が見えるのも宇宙観がたっぷりではないか。画面左上には「三銃士」と呼ばれる三つ子星があり、その色が美しく表現できるようカラーも調整した。
始め背景が黒く締まりすぎているのではと思い、明るくもしたが、適当ではなく元の黒く締まった背景に戻した。
このあたりの領域には無数ともいえる小さな系外銀河が浮かび、画像を拡大していくとそれが現れ、まるでボイド宇宙の図を見ているような素晴らしい感覚を味わうことができる宙間でもある。
・・・確か8年前の今夜は、あらゆる明かりが消えていて、驚くほどの暗い空に星が光っていた。そして音もなくそして静まり返ったここは宇宙の一角だと天に知らされた夜だった。
震災に合われた地域の復興を願い、犠牲者を悼み、、次に来る災害に備えるためにも忘れてはならない今日なのだ。

by phyton_info | 2019-03-11 21:04 | 宇宙 | Comments(0)