もうすっかり初冬の景色が広がるみずがき湖、木々の葉は落ちたけど例年より気温が高く過ごしやすい日が続いている。
暖かい分晴れの天気はあまり続かず日替わりのような天気だ。そんな中昨夜は甲斐市から参加の若い女性の方が天体観察会に参加してくれた。いつになく張り切っている自分がそこにいた。
星といえば、少し前の15日夜に抜群の星空の元、二階テラスで朝方まで天体撮影をし、眠たい目をこすりながらも丁寧に枚数を重ねていた。
しかし繁忙期の疲れがたまり、画像処理はお預け、少しだけマイペースに戻し体調の回復を図っていた。
ようやく今夜画像を引っ張り出し重ねたり色調整したりといじくり始めたのだが、やはり30センチ1500ミリとなると、当然コンポジットが難しく、SIの自動ではお化けのような画像が上がり、仕方なく主導で16枚をコンポジットした。
天体は彫刻室座のNGC253、この銀河のいい画像はなかなか撮れていない。私はこれが苦手なのだろう。
でも時間も過ぎたし「載せちゃえ」と半端なままでアップすることにした。
あらは目立つがとても大きなこの銀河はM31、M33についで3番目とか4番目の大きさだという。中心を出すか周辺を出すか?なんていじくっているうちに分からなくなってしまったもの。
忙しかったビジターセンターの繁忙期ももうすぐ終わる、寒さも厳しくなるが、二回のホールにはストーブとコタツも用意した。なるべく暖かな環境でいろんな方に美しい星を見てもらおうと工夫している。
空気が澄み渡り賑やかな星座の見えるこの冬に、みずがき湖で天体観測を楽しんでみては如何だろうか。来月14日夜にはふたご座流星群もピークとなる。今観測会を開こうかと検討中だ。